1. バルカン超特急(1938)
ヒッチコック作品をどれか一つ選べと言われて本作を推すことはないけど、3本の指には入る作品だと思います。 ヒロインの記憶が真実なのかわからなくなる展開からスケールが広がっていき、生きるか死ぬかの境に入ると、ドキドキハラハラします。 ラストまで息つく暇もありません。 1938年の作品とは思えない傑作でした。 そういえばヒロインの相手役の男性がゲイリー・オールドマンに似ているなぁと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-12-25 18:58:37) |
2. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
初めて見たのは30年前。 当時見たときは斬新だったが、今見ると、やはりコメディは時代とともに廃れる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-12-16 22:30:11) |
3. パンドラム
「通称:ダメな方のポール・アンダーソン」ね。(笑) もうバイオハザードの匂いがプンプン。 っていうか「エイリアンvsプレデター」に近い出来だったと思います。 オリジナルってものが何一つ感じられない。 宇宙船に金かけるより脚本に金かけろって。 もう、こういう映画しか作れないクリエイターは生涯、名作という映画は作れないんでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-02-18 17:08:30) |
4. バトル・オブ・ザ・セクシーズ
まず吹き替えで見たのが間違いでした。 ボビー・リッグスの声、最悪…。 正直、始め見たときは、ただのギャンブル好きのおっさんかと思いました。 まるでコメディアンみたいです。 実話物とはいいますが、シナリオはロッキー、もしくはロッキー4の焼き直しです。 今は男尊女卑を批判する題材がタイムリーなんでしょうね。 #metoo、同性愛、ロケットマン、そして、エマ・ストーン…。 もうウンザリです。 私も性差別反対運動は同意はします。 ですが、こんな薄っぺらいシナリオでは説得力がないと思います。 心に残るものが全くありませんでした。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2020-01-22 03:44:14) |
5. ハンガー(1983)
《ネタバレ》 冒頭から全く意味不明。 他のレビュー読むまで、これがヴァンパイア映画だともわからなかった。 デヴィッド・ボウイなんてほとんど出ていないし~。 老けメイクしていないシーンは正味3分くらいだし~。 こういうの詐欺っていうんだよ~。 それに何だよ。 脚本の段階で「なんで私たちがレズプレイなんかしなきゃなんないのよ」とか思わなかったの? カトリーヌ・ドヌーヴも顔にシワが目立って腐りかけてるし。 スーザン・サランドンも何だかな~って感じ。 トニー・スコットなんて監督、よくこんなの作った後「トップガン」なんか作ったよな。 まあ「トップガン」も大した映画じゃないし。 訳わかんないもん作って「これが芸術だ~」とか言ってる奴いるんだよね。 頼むから俺のいないところでやってくれよって感じ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-07-01 14:12:11) |
6. ハイジ(2005)
《ネタバレ》 アニメの「ハイジ」は地元スイスに加えて、英語圏でも放送されてなかったはず。 でも、やっぱり製作者たちはアニメと検討しながら作ったのでしょう。 よく出来てますよ。CGを極力抑えて大自然を舞台に、さぞかし大変だったと思います。 でも、やはり自然には勝てません。 天候がよくなったと思ったら急に霧状態になったり…雪も本物でしょう。 村人の住居もアニメのまんまです。というか、アニメ版の製作者たちは、よくここまで再現したものだと、え?、どっちが本物に近いのでしょう? 実は今日テレビ東京で放送されたのですが、偶然と言うか皮肉にも一週間前にDVDを借りて観たんです。 なんなんでしょう。この吹き替えは?! 韓国ドラマの吹き替えみたいで不自然でなりません。 ペーターの声優、これ、まさか実際の子供を使ったのでは? DVD借りた時も途中から字幕音声で観ました。 ハイジはジャケット以上に可愛かったのですが、クララ役はどういう経緯で採用されたのか…。せめて前髪を下ろし、寝ている時も後頭部にリボンをつけている心構えがあれば、他のレビュアーのヒンシュクも少なかっただろうに。 山へ連れて行かれたハイジ、30分で山を好きになり、30分でフランクフルトでノイローゼ、残り30分でクララがバレーボールが出来るようになり…。 観ている私は疲れませんでしたが、登場人物たちが疲れたのではないかと心配になりました。 改めて驚いたのは、一番の悪人がゲーテおばさん。人身売買ですからね。もうビックリ(笑) [DVD(字幕)] 7点(2011-08-12 01:07:01) |
7. バイオハザードII アポカリプス
どこを切り取っても退屈させない展開は上手く作ってあるなぁと思う。でも観終わって時間を無駄にしたような気分になったのは何故? 一作目で最高に可愛かったミラ・ジョヴォビッチ、本作ではウイルスと共にゴリラも入り始めている。 [地上波(吹替)] 5点(2009-04-25 21:05:39) |
8. ハムレット(1990)
公開当時とても面白かった記憶があったのですが、未だにDVD化されていないことがわかって余計観たくなってしまいました。 ようやくレーザーディスクを手に入れて約20年ぶりに鑑賞……ウン、やはり面白いぞ! ウン!!! とりあえず内容に関しては映画そのものをはみ出してしまいそうなので省略。 この映画は、メル・ギブソン=マッドマックス・リーサル・ウェポン、ハムレット=ローレンス・オリビエという狭間に置かれてしまっているので、その先入観が抜けないと偏見が生まれてくると思います。 私にはそういった先入観が全くないので十分満足して鑑賞することができました。 何しろ字幕スーパーが「よくこれだけ省略出来たな……」と思わせるほど簡潔! ある意味、字幕作った人の勝利ってことかな? 私の文章をここまで読んでくれた人にはお勧めしますが、今もDVD化されてないなら、内心はそっと秘密にしておきたい気分です(笑) [レーザーディスク(字幕)] 9点(2009-03-21 00:38:11) |