1. ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
《ネタバレ》 ハリー・ポッターシリーズよりもちょっと複雑?1作目まではなんとなくもう少し能天気な作風かと思えば2さくめからどんどん後期ポッターシリーズのような暗ーい展開になってきて、さて3作目、ということで、完全初見お断りとなっています。 というかあの魔法フィールドでの戦いみたいなやつ説明されなきゃどういう状況なのかわからないって、、、 と、思いながら、ストーリーに関してはあんまりあんまり面白くないんじゃね?と思ってしまうのですが、とにかくマッツ・ミケルセンのイケオジグリンデルバルドの存在感抜群でそれだけで十分です!と思えてしまうほど、。終盤のダンブルドア対グリンデルバルドの戦いは時間こそ短いけどある意味至高の時間でした。 はじまりは唐突ですが終わりは一応(事態は収拾してないけど)キリ良く終わる感じなので、昨今の@終わったと見せかけてまだ続く気満々!」という歯切れの悪いものでなかったのもよかったです。 このシリーズもちゃんとラストまで完走してくれることを楽しみにしています。 [映画館(吹替)] 7点(2022-04-11 01:09:23) |
2. フロッグ
《ネタバレ》 これは当たりでした、冒頭というか前半はヘレディタリーなどのホラー映画か?と思えるようなテイストで怖いし、中盤以降の「実は家に人が潜んでいました〜!」で二重の驚き、そして普通に怖い。 色々な不可解な現象が実は、、、という伏線もうまく回収されていましたし。 と思っていると最後のオチで「なるほどそれであそこまで固執してたのか!」となる展開。そういうの考えて観直すと色々と「あそこはこういうことか」という2度発見があるとても面白い作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-23 20:25:05) |
3. プロミシング・ヤング・ウーマン
《ネタバレ》 簡単にいえばリベンジものなのですが、血生臭い描写だったり過激な描写で押し通す作品ではなく、ストーリーと演出で見せてくれる作品でした。 お持ち帰り男に精彩を加える場面と、主人公がだんだん前を無効とする場面の対比や、制裁を加える場面では、実際に何をしたか、というのを明確に描写していない分恐怖心を煽るものでとても良かったです。 せっかくできた恋人が実は、な展開はだいたい予想ができますが、自身が始めた弔い合戦が元で、結局破滅してしまう不毛さ、そして加害者側はのうのうと生きている非常さはなかなか恐ろしいものがありました。 結局、実際に何があったのか、などは明言されていないので、どこまで彼らがひどいことをしたのかはこちらの解釈に委ねられるのですが、若気の至りで許されるのか、命をかけるまでのことだったのか、復習は果たして最善の策だったのか、などなど、色々と考えさせられる作品でした。 そんな悶々とした考えをふっ飛ばしてくれる痛快のラストは、一件の価値ありだと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2021-07-17 12:20:50) |
4. ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男
《ネタバレ》 ストーンズの創始者にして最も音楽的才能に溢れていたといわれるブライアン・ジョーンズ。 実際、悪魔に足を引っ張られてそのまま逝ってしまったってのが通説とうよりある種の定番ネタだったので、実際に他殺だった、といわれると、まあなんだかなぁと言う感じです。 せめて「ベガーズ・バンケット」の収録風景とかも交えてほしかったっすねぇというのが個人的な意見(まあ、そっちは別にあるんだけど)。 「幸せは退屈なんだよ」、と云うように、実際悪魔に魂を売っちゃったのはロバート・ジョンソンじゃなくて、ブライアンだったのかもしれませんね。 …それにしても、キースが似てねぇ似てねぇ(苦笑) [DVD(字幕)] 6点(2007-04-15 08:26:20) |
5. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
《ネタバレ》 レニー・ゼルウィガー…この人のことを思うといつもすげぇなぁと思うのですよ。前作「ブリジット・ジョーンズの日記」から知った人とかは意外に思われるかもしれないですが、「悪魔のいけにえ4」の頃を知ってる者としては、あんなパッとしなくて(少なくとも俺の中では印象薄かった・笑)ギャーギャー騒いでただけの人が今じゃオスカー女優ですからね。人生判んないもんですよ。まあ彼女の話は別に良いんですが、前作を見て「面白いと言えば面白いけど…」と思っていたので、今回も期待しないで行ったんですが(と言うよりただ他の映画の時間が会わなかったからこれにしただけなんですが)、前作よりも数段面白い出来でした。大体、こういう感じの作品はラストの予想が出来て、如何にそこに行くまで観客を飽きさせないでいられるかがポイントだと思うんですが、今回はなかなか良く出来ていたと思います。冒頭の「サウンド・オブ・ミュージック」のパロディでは、前日に丁度サウンド~を見返していたので一段と面白く感じられましたし、クラゲの針ブスブスのシーンや、前作同様コリン・ファーズ対ヒュー・グラントの喧嘩シーン、そしてラストの間違い告白等々。ところどころ笑わせてくれるシーンが満載でした。でもやっぱり一番印象に残ったのは恋敵の意外な正体でした。普通にあれは違うなぁとは思ってましたが、まさかああいう風に落としてくるとは思いませんでした(笑)。楽曲の選曲もなかなか良かったと思いますし、見る前に心配していた「きれそうな俺の120分」にならずにすみました。いつもは「オリジナルありき」がモットーなんですが、これは素直に2の方が面白かったですね。 7点(2005-03-25 23:37:32) |
6. ファングルフ/月と心臓
《ネタバレ》 大学の卒業旅行(早いっつーの!)にフランスに行こうと計画してる俺にとってはやはり見ておかなければならない気がしました。だって旅先で狼人間に襲われたらたまったもんじゃありませんから(笑)それはさておき、映画のほうなんですが、可もなく不可もなくといった感じです。ストーリー的にはブラックユーモアが散りばめられてたり、なかなか面白い構成をしてると思うんですが、狼人間がCGになってしまったのは少しマイナス。やはり、ハウリングのようなメイクによって表されたほうがより恐怖感が増して良いと思います。なので、映画の出来としては5点、プラス、“アメリカで流行のガム”を食べるシーンと最後のバンジージャンプに1点の合計6点献上。 6点(2004-05-22 00:42:34) |
7. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 いたって普通の映画だった。もう少しドラマがあると思ったがそうでもなく、少しメリハリが足りなかった。というのも、中盤でコリン・ファース演じるマークがヒュー・グラント演ずるダニエルのフィアンセを奪ったってところで、大方こいつは事実を捻じ曲げて語ってんだろうなぁ、ってことが予想できたから大体結末が読めてしまったから。あえて「はぁ、結局今年も彼氏が出来なかった…ふぅ」なんてオチにしてくれたほうが面白かったと思うな。それか後半のマークとダニエルの喧嘩で2人がカンフー使って闘うとか(笑)ま、そんなことしたらまた別の映画になっちゃうけどね。 5点(2004-03-26 20:52:02) |
8. フルメタル・ジャケット
さすがキューブリック!前編に渡って流れる狂気と、痛烈な皮肉の効いた台詞の数々、戦争の無情さ等等、ここまで引き込まれる戦争映画というのも珍しい。作品通してF言葉などの乱暴な言葉が非常に多いが、それがかえって狂気を上手く表現している。そしてエンド・クレジットの(ちょっとテンポの速い)ストーンズの【黒くぬれ!】も作品にマッチしまくってること!何度も言うけどさすがキューブリック!一味違うぜ! 8点(2004-01-05 01:48:45) |
9. 普通じゃない
天国警察の所長は大天使ガブリエルですか…。まあ、確かに普通じゃないな。展開といい設定といい。しかし後半に行くにつれてどんどん無茶苦茶になっていくし、何よりストーリーが…タイトル通り“普通じゃない!”ものじゃなかったな…。 4点(2003-10-29 03:22:48) |
10. プラトーン
回りくどいこと無しでダイレクトに戦争というものを考えさせられる作品だった。ベトナム戦争と言わずに戦争映画の傑作でしょう。 8点(2003-08-08 03:42:03) |
11. フィフス・エレメント
《ネタバレ》 ※2021年更新 真面目なSF(という表現が正しいのかは分かりませんが)という感じではなく、どこかコミック的なキャラクター、ガジェット、世界観なのでなかなか人を選ぶ感じもしますが、変に真面目なノリでない部分や、激しい銃撃戦などのアクションなどは個人的に観ていてとても楽しいです。 そして何よりも、今ではすっかり「戦う姐(あね)さん」と化しているミラ・ジョヴォヴィッチ扮するリールーの挙動がとにかくキュート。 なぜか年に一度くらいのペースで観返したくなる作品です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-06-03 18:28:21) |
12. フランケンシュタイン(1994)
自分は何もしていないのに、周囲の人から虐げられる、そして、自分の生まれた理由を知り、愕然とする。そして、浮かんできたのは、創造主への復讐心。しかし、最後は、自分を作った主と、この世から消えることを選ぶ………なんとも悲しい話だった。特に、自分の正体に気づくシーンは印象に残っている 7点(2003-04-29 23:27:43) |