1. マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
《ネタバレ》 マーガレット・サッチャーの政治人生を2時間弱の時間で上手くまとめています。認知症を患うサッチャーが過去を回顧するという形式を取ることで、賛否両論ある政治家としてのサッチャーのを、批判するわけでもなく賛美するわけでもなく客観的に描いているのは評価できます。 [地上波(吹替)] 7点(2015-01-25 23:59:29) |
2. マチュカ~僕らと革命~
《ネタバレ》 チリ・クーデターとはどのようなものであったのか子供たちの視点で鋭くエネルギッシュに描いています。.格差社会における階級対立の哀しさ・醜さ、軍事独裁政権の過酷な反体制派粛清の様子などが生々しく映し出されていて非常に興味深かったですね(非常に哀しいストーリーではありましたけれど)。 コンデンスミルクの口うつしのシーンは、何というか「Love&Peace」という感じで非常に印象に残りました。 [映画館(字幕)] 9点(2009-09-28 09:13:34) |
3. まぼろしの市街戦
《ネタバレ》 小春日和の休日の昼間にウトウトしながら見ていたい感じの作品ですね。非常に幻想的で、まるで夢の中にいるかのような印象を受けました。大人のための童話と言っても良いかもしれません。 ただ、患者たちも楽しそうに見えますけど、街から出ようとする場面や最後病院に戻る場面など時折出てくる素の部分は非常に冷静なんですよね。もしかしたら、彼らは決して狂っているわけではなく、この狂った世の中から距離を置いているだけなのではないでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-11-24 19:30:27) |
4. マッチポイント
途中までは、ウディアレン作品につきもののユダヤネタが無く、神経を病んだ登場人物も出てこないし、正直ありきたりな展開で物足りなさを感じてたんですが、さすがウディ・アレンです、この平凡な物語を、ラスト15分で見事なほど素晴らしい作品に変え、軽い高揚感を与えてくれました。(予備知識なしで観たほうが良いです。) [DVD(吹替)] 8点(2007-06-26 18:14:13) |
5. マイ・ネーム・イズ・ジョー
《ネタバレ》 ろくでもないスラムから抜け出したくても抜け出せない哀しいロクデナシたちの物語です。もう後半のジョーがブチ切れてからの展開は目を背けたくなるようなものでした。断酒した筈のジョーが酒を飲みながら仲間を淡々と罵るシーンの恐ろしさが非常に印象に残りました。(ピーター・ミュランの熱演が光ります。) [映画館(字幕)] 7点(2007-02-04 15:37:56) |
6. マイケル・コリンズ
この作品を見て、初めてイギリスとアイルランドの関係を知りました。しかし、死んだときは32歳だったんですね・・・・・。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-06 17:58:09) |