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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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21.  ウィズネイルと僕 《ネタバレ》 
見終わった後、自分の過去の様々なシーン(良いものも悪いものも)が洪水のようにフラッシュバックしてくるような・・・そんな映画でした。 人が大人になっていく上で、遅かれ早かれ訪れる幼い理想との訣別、現実との対峙。その普遍的なテーマとストーリーが奇跡的にシンクロしていて、心を打ちます。   子供がそのまま大人になったようなウイズネルは「幼い理想」の象徴で、モンティはその「幼い理想」を捨て切れなかった大人の「現実」を象徴しているように感じましたね。   古い建物が解体されていくシーンも印象的でした。   この作品とは、もう少し早く出会いたかったですね。今見てもノスタルジーを感じる度合いが大きくなってしまいますから・・・。彼らを等身大で感じたかったですね。  
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-03 21:48:39)(良:2票)
22.  バタフライ・キス 《ネタバレ》 
神を畏れるが故に、神に触れようと挑発を続けるユーと彼女を愛し、救おうとするミー。ユーを救おうとしたが故に、ミーはユーにとっての神(の代理)となり、ユーを裁くことになってしまう。ユーは神に触れた幸福の中でこの世を去ったが、残されたミーには愛の記憶と罪だけが残った・・・・。   愛の不条理を感じさせる作品でした。   
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-12-30 14:47:48)
23.  堕天使のパスポート 《ネタバレ》 
不法滞在移民の問題は非常にデリケートで、正直「不法滞在を受け入れる度量を持て」と簡単には言えません。が・・・・・不法滞在者の足元を見て、自分の利益のために上手く利用しようとする輩は許せません。しかし、だからと言って主人公達の行動に爽快感を得たかというと、そこまでではなく・・・という感じで、これこそがこの作品の伝えたい事なのかなと思いました。  
[地上波(字幕)] 8点(2014-12-24 23:25:09)
24.  HUNGER/ハンガー(2008) 《ネタバレ》 
激しい獄中闘争、命を賭けたハンガーストライキ・・・・これらを激しくも冷徹に、そして芸術的に映像化し、なおかつエンターテイメントとしても成立させてしまうとは、この監督は只者ではありません。この政治的な重い題材を、北アイルランド問題の1エピソードとしてでは無く、IRA、英国のどちらにも与せず、あくまでも第三者的な立場からあくまで「人間の信念・意地の通し方」という普遍的な面から描いている点が興味深いです。   当時の北アイルランドに関する状況を予習しておくと面白さがかなり増すと思います。   
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-16 23:35:16)
25.  ヒトラーの審判 アイヒマン、最期の告白
アイヒマンが戦中何をしてきたか、そして捕らえられ尋問で何を話していたかに興味のある人でないと、ちょっと退屈な作品
[DVD(字幕)] 6点(2014-08-27 00:09:05)
26.  わらの犬(1971) 《ネタバレ》 
「暴力に対しては力ずくで対抗する(他人の力に頼ることも含めて)か徹底的に逃げるしかない」という、誰もが認めたくない事実を見せつけられました。  この作品では、ダスティン・ホフマンが力づくで対抗することによって事はひとまず収束(?)しましたが、これが中途半端になるとミヒャエル・ハネケ監督の「ファニ-・ゲーム」みたいなことになってしまいます。   しかしまあ、不快なテーマを扱った作品なのですが、クライマックスのアクション・シーンではスカッとしてしまったのが、我ながら・・・・  
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-01 23:59:01)
27.  ラストエンペラー 《ネタバレ》 
ベルトルッチの作り出す華やかな映像美は、やや西洋から見た東洋のような印象もあるものの、素晴らしいの一言です。ただ、人間としての薄儀の姿を一貫して描いてるため、ある程度の歴史的な流れを事前に知って無いと彼の立場の変遷や心情を理解しづらいでしょうね。 
[地上波(字幕)] 7点(2014-02-09 20:04:19)
28.  天使の分け前 《ネタバレ》 
 表面的なストーリーはハートフルなんですけど、結局は主人公たちのような労働者階級の人間は、人並み外れた才能と宝くじに当たるくらいの運がなければ「負の連鎖」が渦巻くコミュニティから中々抜け出せないというイギリス社会の問題点が背景に隠されていて、さすがケン・ローチだなと思いましたね。    この作品の本当の主役は、実は主人公のロビーではなく彼を取り巻く人々の方ではないですかね。で、ロビーのサクセスストーリーもどこか違和感を伴うものとなっていて、その違和感が何なのかを我々に考えさせることがケン・ローチ監督がこの作品を作った狙いなんじゃないかと思ってしまいました。    まあ、やり切れないラストよりも一応ハッピーなラストの方が好きですけどね。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-12-23 23:59:29)(良:1票)
29.  シュガーマン 奇跡に愛された男 《ネタバレ》 
音楽で生計を立てることができなかったけれども、誇り高く生きてきたロドリゲスの姿にロック魂の真髄を見ましたね。ドキュメンタリーとして決して出来が良いとは言えませんが、それだからこそ、彼の音楽、歌詞、生き方そして作品の終盤に訪れる素晴らしい奇跡が引き立って見えました。    何度も見返したくなる作品です。 
[DVD(字幕)] 9点(2013-12-03 23:08:52)
30.  トリシュナ 《ネタバレ》 
とにかく、フリーダ・ピントの美しさとインドの猥雑な力強さ、勢いが非常に印象的な作品でした。特にムンバイの光景は圧倒的でしたね。その中で、古風な主人公が翻弄されていく様が物悲しく感じました。    しかしまあ、途中から若干下種な内容になってきて、そのままラストまで薄っぺらな感じになってしまったのがやや残念でしたね。 
[映画館(字幕)] 7点(2013-11-09 08:08:53)
31.  サブマリン(2010) 《ネタバレ》 
一昔前のイギリス映画の雰囲気が懐かしさを感じさせ、ところどころに散りばめられたセンスの良さとユーモアが非常に心地よい作品でした。なんと言うか、主人公とほぼ育った時代が同じなので、自分の15歳の頃の考えとか行動と相通じるものもあってとても共感できる内容でしたね。あの80年代の胡散臭い部分も映し出されているのも良かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2013-11-02 09:22:09)
32.  GO NOW 《ネタバレ》 
 難病ものではあるが、綺麗ごとだけでないリアルな情景も描かれていて考えさせられますね。正解のない、何をすれば良いのかも見えない状況に置かれた中での、家族や恋人、仲間達の支えが心を打ちました。   ロバート・カーライルはやはり見事な演技でした。   
[ビデオ(吹替)] 7点(2013-09-28 09:34:12)
33.  オレンジと太陽 《ネタバレ》 
 非常に衝撃的な内容でした。国家の施策によって弱き者が利用され放置された現実、そしてその事実を隠蔽し過ちを認めることを渋り、逆にその事実の追求を妨害する(もしくは妨害させるような流れを作る)権力の姿を淡々としたタッチで、しかし力強く描き出しています。    「児童移民」が最後に行われたのが70年代という事実に衝撃を受けましたね。主人公の熱意と勇気に感服しました。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-06 08:45:28)
34.  アシッド・ハウス 《ネタバレ》 
いかにもメジャーな『トレインスポッティング』よりも、マイナーだけれども味がある佳作です。 この作品は、「トレインスポッティング」のアーヴィン・ウェルシュ作品の映画化で、何かに依存し頼ることによって、日々の閉塞感と退屈をやり過ごしている人々の姿をコミカルに描き出しています。 トレインスポッティングはそこに「未来を選べ!」というメッセージがこめられていて最後は爽快感が残りましたが、この作品は結局何にも変わりはしない現実が映し出されていて非常にシニカルですが、その悲哀こそが人生なのかなとも思いますね。    まあ、1作目のリアルな造型は、大型スクリーンでなくて良かったと思わせるものでした。面白かったですけど。2作目は成瀬 巳喜男の「浮雲」を思わせるというと失礼なくらい言い過ぎですがそんな感じ、3作目はバカバカしいコメディの形で、英国の階級社会の状況を戯画化した作品です。  
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-02 09:55:51)
35.  家族の庭 《ネタバレ》 
 非常に優しい雰囲気に包まれた作品でありながら、人生の厳しさを鋭く描いています。なんというか、日本で見ても何の違和感もない設定で、どの国でも皆抱える悩みとか問題はそんなに変わらないのだなと思いました。    しかしまあ、終盤の展開のシニカルさはちょっとハートに堪えましたね・・・・・。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-11 01:59:31)(良:1票)
36.  ルート・アイリッシュ 《ネタバレ》 
 コメディだった前作「エリックを探して」から一転して、本来のケン・ローチ監督らしく世の中の酷い現実を怒りをこめて告発する社会派ドラマに仕上がっています。    今回は戦争を商売にしている民間会社が取り上げられていて、かなり重苦しい内容ではあるのですが、途中からまるで必殺仕事人のような展開になり見応えがありました。ただし、決してスカッと溜飲が下がるようなヒーロー物ではなく登場人物の一人ひとりが人間としての弱さを抱えていて、やはりケン・ローチ作品だなと感じましたね。 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-11 00:47:53)
37.  思秋期 《ネタバレ》 
 題材がイギリスの庶民の生活の実情を描いていて、主演がピーター・ミュランということでなんと言うか「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のその後みたいな感じで観賞してました。    ケン・ローチが取り扱うイギリス社会の問題を、クリント・イーストウッドが撮ったらこうなるといったような作品というのが個人的な感想でした。日本も無縁ではない問題を取り扱ってるので非常に興味深かったです。    まあ、主人公達が日々感じている苛立ち、衝動的な怒りを理解できるか出来ないかでこの作品の評価はかなり違ってくるでしょうね。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-11 00:45:51)
38.  ドリーマーズ 《ネタバレ》 
夢を見ることができた時代に夢をみたいと願いながら不安定に揺れる日々を過ごしている若者たちの物語をジミヘンやジャニスといった60年代ロックとセンスの良い映像(特にオープニングは秀逸)で綴った作品でした。また、過去の名画のシーンをところどころに織り込んでいて非常に興味深かったです(観たことあるのは「フリークス」「勝手にしやがれ」「少女ムシェット」くらいですが・・・)。   
[DVD(吹替)] 7点(2012-02-11 11:24:43)
39.  英国王のスピーチ 《ネタバレ》 
国王の吃音克服の過程だけでなく、ナチスドイツが台頭していく状況に対するイギリス国内の空気の変化や「王冠を賭けた恋」など当時の出来事や状況も映し出されていて非常に興味深かったです。  
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-10 15:33:41)(良:1票)
40.  人生は、時々晴れ 《ネタバレ》 
 しかしまあ、徹底してリアルさを追及したキャスティング、どのような展開になるのか全く想像がつかない巧みな脚本・演出はさすがマイク・リーといったところですね。特に、No Futureな閉塞感の下で、日々を惰性で生きているような人々の描写は見事です。   まあ、厳しい現実から目を背けてばかりいないで、時には立ち向かうことも必要なんだよというマイク・リーのメッセージが良く伝わってきました。  
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-10-08 10:56:04)
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