41. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
《ネタバレ》 徹頭徹尾、無駄な虚飾を廃した真面目な作風は好感度高し。 主演のデブ・パテル(線の細いお坊ちゃんのイメージを覆す渾身の演技!)や、 アカデミー候補も納得の印象的な演技を見せるニコール・キッドマンも素晴らしいが、 私が一番の拾い物と思ったのは、出番は少ないながらも真摯な演技を見せる主人公幼少期のお兄ちゃん役の俳優さん。 この人、これから来るかも。 それにしても、IT関連技術の進歩は誇張抜きで現在の魔法だと思う。 本作鑑賞がきっかけとなり、GWに幼い頃過ごした田舎の某都市に約20年振りに来訪する事となった。 旅のプランを練る時、本作よろしく某地図アプリで昔の記憶を辿りながらバーチャルシュミレーションをしたのは、 何とも言えない不思議な感覚だった。 [映画館(字幕)] 8点(2017-05-09 00:20:57)(良:1票) |
42. 独裁者と小さな孫
《ネタバレ》 寓話である事は鑑賞する前から判っているのだが、 映画を真面目に観すぎる性分が災いし、 観終わってから何とも表現し難い嫌な気分になった。 映画の中の話とは言え、数々の描写(軍人が名もなき一般 市民からなけなしの財を搾取したり、 新婚の新婦を新郎の前で陵辱する等々)は目では無く心を背けてしまった。 これらはまず間違い無く、今世界の何処か、 紛争の絶えない国で実際に行われている事実でも有るのだ。 全く、酷い話だ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-08 22:31:33) |
43. アドレナリン(2006)
《ネタバレ》 単純明快疾走エログロ満載18禁映画。 大好きです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-12 18:14:38) |
44. キングスマン
《ネタバレ》 面白いんだけどな... この手の作品では仕方ないけど、人が死に過ぎ。 主演のあんちゃんは今後に期待大。 6点はラストの王女様とのエピソードに対して。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-02 18:02:40)(良:1票) |
45. イントゥ・ザ・ウッズ
《ネタバレ》 火に油を注いでしまい申し訳ないのですが、本当ににつまらないです。 まとまりが無く、皆ただ騒いでいるだけ(歌は上手いが)。 無駄に豪華な出演陣もつまらなさに拍車を掛けるだけ。 エミリー・ブラント贔屓の私としてはマイナス100点にしたい位。 あんな中途半端な死なせ方させるな。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2016-08-02 17:59:29) |
46. シャドー・ダンサー
《ネタバレ》 アンドレア・ライズブロー目当てで鑑賞。 想定以上の硬派な作品。 情報屋の正体とその結末に戦慄。 英国EU離脱が決まった今、改めてアイルランドの近代史を勉強したくなった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-07 12:57:05) |
47. エクソダス:神と王
《ネタバレ》 真面目な映画。 西洋古代史や神話に興味の有る人は、今まで想像や古い映画の中でしか観る事が出来なかった世界を最新の映像で実体験できるので意義深いのでは。 クリスチャン・ベイルはカメレオン俳優だけれど、良くも悪くもブルース・ウェイン役がハマリ役過ぎたので、どんな役を演じていても、 「家にバットスーツを隠しているのでは?」と思えてしまう。 多分本人も少なからずイメージ固定化に苦慮しているのではないかと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-05 13:09:49) |
48. ジャッジ・ドレッド(2012)
《ネタバレ》 予算不足を逆手に取り、シチュエーションをビルの中だけに限定したアイディアに拍手。 スタローン版と比較すると地味なのは致し方ないが、要所で見応えのあるシーンも有り飽きさせない。 新ドレッドを演じるカール・アーバン、全てを行動で語る、文字通り口数の少ない完璧な「教官」をクールに演じていてカッコいい。 残酷描写が多く観る人を選ぶが、是非お試しを。(求む続編作成!!) [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-07 13:19:35) |
49. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 終始淡々とした描写で物語が進行するので、これ本当にリドリー・スコット作品か? と思ってしまった程。 肩の力が抜けたかの様な飄々とした語り口が心地よく、磐石な映像の緻密さと相まって娯楽作として素晴らしい出来。 冒頭のマーズ・ローバーを使用した地球とのコミュニケーションの取り方は宇宙開発マニアならばニヤリとさせられる事必至。 マット・デイモンが途中で変な事をしだすのではないかと要らぬ心配をしてしまったのはご愛嬌。 どうせ見るなら大画面の映画館で観た方が絶対に良いと思います。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 8点(2016-03-07 18:51:33) |
50. アバウト・タイム 愛おしい時間について
《ネタバレ》 とても地味でご都合主義な作品だけれど、この「小物感」が何とも心地よい。 鑑賞した後に身の回りの人々に感謝したくなる。 庶民派の女王(勝手に命名)、レイチェル・マクアダムスもとても魅力的に撮られている。 個人的には妹:キットカット役の女優さんを見つけたのが嬉しい発見。 主人公は悪役面だけれどひ弱な見かけが上手く効果を発揮していて、はまり役だと思います。 (某SF超大作の将軍役で再びお顔を拝見出来るとは思ってもいませんでしたが・・・) [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-20 13:13:32) |
51. マレフィセント
《ネタバレ》 予想以上に面白かった。 とにかくアンジーがはまり役。この方、本当に楽しそうに演じていますね。観ていて気分がいいです。 鉄板の展開ばかりながら、チャラい若造王子のキスでは目覚めず、心からオーロラ姫を案ずるマレフィセント自身の「真実の愛を込めたキス」で 眠りから覚める展開はベタだけど感動してしまいました。 また、是否は別としてアニメと実写はCGと言う魔法のおかげでもはや垣根が無くなった事を痛感した次第。 絵には絵の、実写には実写の良さがあり、簡単に結論付けられる事では有りませんが、 今後の作品の幅は正に無限大だなと感慨深くなりました。 追伸:贔屓のシャーロット・コプリーもはまり役です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-19 13:18:08) |
52. フューリー(2014)
《ネタバレ》 閉塞感ばかりの描写の中、途中で一服の清涼剤の如く登場するドイツ人女性の存在が効いている。 主人公ご一行に弾がなかなか当らないお約束は有れど、米独双方の戦車が轟音と共に動き回る様は一見の価値有り。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-19 12:56:09) |
53. ゴーストワールド
性別は違えど、私もイーニドと同じ17〜18才の頃は所謂ヲタク全快で、 イーニド同様に言葉では表現するのが難しい、何ども言い難い不満・不安・世の中に対する畏れを抱いていた。 若かったなぁ… 私の様な凡庸な人間は、良くも悪くも世の中との折り合いを付ける方法を覚え、 妥協する事でソツなく過ごす事が出来る様になる。 それを「成長」と言うのかも知れないけれど、確実につまらない人間になっているのかな とも思えてしまう。 いかん、青臭い言葉のオンパレードになってしまった。 本作を観た理由は、若い頃のスカヨハを観たかったから と言う不埒なもの。 でも、鑑賞して行く内に私の気持は完全にイーニド寄りに。 中盤からラストシーンに掛けて、どんどんイーニドが可愛く思えてくる。 複雑な余韻を残すラストシーン含め、とにかく切ないです。 もっと若い時に観ていたら、人生違っていたかも… [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-04 22:25:47) |
54. アンダー・ザ・スキン 種の捕食
《ネタバレ》 ジ、ジェ、ジェレミー・マクウィリアムズが出てるぞ!? 何故!? 一体何が有ったの!? まさか伝説のGPライダーをこんな(失礼!)作品で観られるとは!! 私的にはスカヨハのヌ◯ドより、こっちの方が驚きだった。 [DVD(字幕)] 5点(2015-07-02 19:41:40) |
55. インターステラー
《ネタバレ》 久々の投稿。 何処かで観た事が有る様なシーンが多かったが、これはクリストファー・ノーラン監督の数多の偉大なSF映画へのオマージュと理解させて貰った。 中盤から後半に掛けて拡げた大風呂敷をどうやって回収して行くのか心配でならなかったが、 主人公の出自で有る「元宇宙飛行士」と言う設定を上手く活かした、清々しい幕の引き方に感動。 あの主人公には、記念碑の様な家に住み安穏とした生活を送るのは似合わない。 振り返れば、物語の初めから主人公はベンチに座りビールを飲みながら、その意思はずっと宇宙に向いていたのだ。 [映画館(字幕)] 8点(2014-12-17 09:53:17)(良:1票) |
56. ラッシュ/プライドと友情
《ネタバレ》 文句無しの10点。 胸熱くなるシーン多々有れど、私の一番はオンボロ車を妻となる女性の一言で別物の様に速く走らせるシーン。実話なのかどうか判らないけど、車好きの男として好きにならずにはいられない。 [映画館(字幕)] 10点(2014-04-05 22:21:57) |
57. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 作品そのものについては、既に多くのレビュアー諸氏が投稿されているので敢えて多くは触れない。 本作に興味をお持ちの方は、是非ともIMAX3D限定にて劇場で観賞頂きたい。 敢えてここで私が書くとすれば、それはサンドラ・ブロックへの賛辞。 演技は勿論だが、鍛えすぎでは無いシェイプアップされた身体のカッコ良さに痺れた。 まさに「サンドラ、大地に立つ!」と表現すべきラストシーンの力強さ! それにしても、「パシフィック・リム」しかり、本作しかり、IMAXは映画館復権の寵児的存在だ。 他レビュアー諸氏も書いておられるが、本作の様にIMAX(3D)で観賞出来ないならばむしろ観ない方が良いと言える作品がこれからも増えるだろうけれど、個人的には歓迎したい事だ。 [映画館(字幕)] 9点(2013-12-23 09:27:26) |
58. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
《ネタバレ》 評価の前に一言。 この作品を登録してくれた本サイトに感謝。 紛う事無き戦争映画の傑作。 過度な演出は皆無、淡々とした中にも決して戦争賛美では無く純粋に「事実」を伝えんとする抑えた作風はもっと評価されても良いと思う。素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-11-19 09:02:57) |
59. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 ゾンビ映画なのにお約束の人体損壊関連シーンが皆無、それなのに最後まで飽きさせない。前半の怒涛の様なパニック描写、後半の隠れんぼの様な抑えた展開は狙っての事かと。事態を安易に解決させない締め方も良い。 個人的にはエルサレムの兵士役の女優さんと出会えた事が◎。今後要注目。 [映画館(字幕)] 7点(2013-09-09 13:42:18) |
60. ミッドナイト・ミート・トレイン
《ネタバレ》 今や超売れっ子となったブラッドリー・クーパーは、本作主演をどう思っているのか物凄く気になる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-07-30 18:47:55) |