81. GOAL! ゴール!
《ネタバレ》 はっきり言って、ストーリーはありきたりなスポーツ物なんですが、とにかく試合だけでなくイングランドのフットボールの雰囲気が味わえるのが素晴らしいです。正直、ベッカム、ラウル、ジダンの登場は何か客寄せぽくて余計だと感じました(まあ、2ではレアルに移籍するようなのでその伏線なのかもしれませんが)。セント・ジェームスパークの映像も実際 の試合時に撮られただけあって非常に臨場感を感じました。 まあ、サッカーが好きな人にはオススメです。 でも、イギリスってサッカー選手の就労ビザ取るの大変なんじゃなかったでしたっけ・・・?(確か代表にある程度入ってないと駄目かなんかで。三都主もそれでチャールトン移籍が無くなったような記憶が・・・) [DVD(字幕)] 8点(2006-11-22 13:55:36) |
82. 嵐の中の青春
《ネタバレ》 「キャバレー」は素晴らしい作品で大好きですが、そのベースとなったこの「嵐の中の青春」も中々のものです。 とにかく、ジュリー・ハリス演じるサリーの奔放さがとても魅力的です(身近にいたら疲れそうですが・・・・・)、そして、それに振り回される主人公のクリスのうろたえぶりを軽妙なタッチで描いていて とても楽しい作品でした。(特に病気の治療のシーンのドタバタ振りは見事でした。) ラストシーンも本当に上手く作られていて、観終わった後非常に清々しい気分にさせてもらいました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-25 09:16:10) |
83. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 民族対立の恐ろしさをつくづく感じました。こういう大虐殺の状況下、自分達だけでも逃げ出せる事ができたはずなのに、あえて命を賭けて人々を助けた主人公の姿に心から敬意を表したいです [DVD(吹替)] 8点(2006-09-05 12:01:40) |
84. 奇蹟のイレブン-1966年北朝鮮VSイタリア戦の真実-
《ネタバレ》 衝撃的なドキュメンタリーでした。確かに、昔、北朝鮮がワールドカップでベスト8に進出したという話は聞いたことはありましたが、ただ「ふーん」という感じで終わってしまっていました。 しかし、実際の映像を見ると、スタジアムが完全に北朝鮮のホームと化して熱狂的な雰囲気になっていて凄い「事件」だったんだなと思いました。(もちろんスタジアムに北朝鮮から遠征してきたサポーターはいません。イギリス人が北朝鮮の国旗振り回してる映像は、ある意味凄いです。) これは、本当に貴重なドキュメンタリーでしたね。正直、まあ、イギリス人にとっては未知の国だからしょうがないですけど、北朝鮮の紹介の部分は個人的にはあまりいらなかったですね。(時期が時期だけに) [DVD(字幕)] 8点(2006-07-12 16:43:04)(良:1票) |
85. シーズンチケット
《ネタバレ》 ラストにはやられましたね。「こう来たか!」という感じです。 プレミアリーグに興味のある、無し関わらず楽しめる作品ですが、ちょっと予習をすると更に楽しめますよ。(ニューカッスルとサンダーランドが、不倶戴天のライバル関係にあることとか・・・・) しかし、イングランドのスタジアム名は、スタジアム・オブ・ライトとかセントジェームスパークとか格好いいですね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-07-09 17:00:53) |
86. 戦場のアリア
《ネタバレ》 やはり音楽の力というのは凄いなと感じました。本当に素晴らしい光景が音楽によって一時ではありますが戦場に生み出された事に感動しました。(例えこの話が事実と大きく違っていたとしても、素晴らしい話であることには変わりありません。) ただ、やはりこういった交流は実際の戦争の中では許されるものでは無く、厳しい現実が彼らに待ち受けているのが非常に悲しかったですが・・・・・。 「ドイツ兵を殺せといっているあんた達より、ドイツ兵の方がよっぽど人間的だ!」という台詞が非常に印象に残りました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-05-01 23:50:42) |
87. レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
《ネタバレ》 学生の頃、今は無き五反田の川沿いにある小さな映画館で最初に見て以来繰り返し楽しんでいます。(ストーンズのライブ映画の2本立てでした。) とにかく、全てが格好いいです。(「ロックンロール」なんかはこちらのバージョンの方が好きです。)ダブル・ネックで「天国への階段」を奏でるジミー・ペイジにはしびれました。ZEP好きは必見の作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-17 10:44:48)(良:1票) |
88. トレインスポッティング
この作品はちょうどブリット・ポップ全盛時の作品で、まずはサントラから入った作品です。イギリスというと上品なイメージを持っていたのですが、この作品はその思い込みを一気に壊してくれました(笑)もう、最初のイギー・ポップの曲が流れた時点でこの作品の世界にはまってしまいました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 23:09:40) |
89. さらば青春の光
《ネタバレ》 本当に好きで好きでたまらないWHOの名作ロックオペラ「四重人格」の映画版です。私の青春時代に大きな影響を与えてくれました スティングが、プライベートは格好いいんだが、仕事はホテルのベルボーイという役柄で出ています。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 23:03:07) |
90. ビューティフル・ピープル
《ネタバレ》 見た後、非常に爽快な気分になりました。ただ、移民の問題、戦争という極限状態がいかに人に傷跡を残すものであるのかを考えさせる作品でもありました。 ストーリーは、ロンドンのボスニア移民の5つの物語が交錯するように展開していきます。どのストーリーもシリアスな問題を取り扱っているのですが、ユーモアを交えて描かれているため、重くなりすぎてないので非常に入り込みやすい作品です。基本的には、日常の様子を描いているため、あまり見る機会のないイギリス人の日常が垣間見ることができ、非常に面白かったです(まあ誇張している部分はあるのでしょうが)。 「ほんのちょっと運が味方すれば、人生は美しくなる」というセリフが物語っている通り、全ての物語が良い感じで終わっているので、とても見ていて楽しかったです [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:39:09) |
91. コーリャ 愛のプラハ
《ネタバレ》 基本的には、55歳の独身中年と偽装結婚後逃げた妻の連れ子コーリャが心を通じ合わせるストーリーで、それだけでも非常に心温まるのですが、それ以上に、チェコスロバキアが1989年, 民主革命(「ビロード革命」)により共産主義体制が終結し、新しい体制に移行する時代の空気が、旧体制時の宗主国であるソ連から来たコーリャを置くことで凄くわかりやすく描かれていて、面白いです。(たとえば、ソ連に対するチェコ人の嫌悪感等)。 全体的に重いテーマも扱っているのですが、テンポも良くユーモアにあふれ、子役の演技もとても良いです。主人公が奏でる音楽も非常に素晴らしく、最後には名指揮者ラファエル・クーベリック本人が出てきます。 ストーリー自体はシンプルですので、予備知識無しでも楽しめますが、ちょっとチェコの歴史を事前に知っておくと、この話をより深く理解することができると思います。見た後、幸せな気持ちにさせてくれる映画です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:33:50)(良:1票) |
92. ビフォア・ザ・レイン
《ネタバレ》 非常に美しい作品です。そして、民族対立の恐ろしさを静かに淡々と伝えてくれます。マケドニアにおけるマケドニア人とアルバニア人の対立は、マケドニア人が「500年の恨みを晴らす」というセリフがあるように非常に根深いものを感じました。 3つの物語が、とても上手くつながっていて非常に良く出来た作品だと思います。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:23:14) |
93. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 非常に辛辣な作品です。かつて同じ国の中で共存していた民族同士が殺しあうことがいかに愚かで馬鹿馬鹿しい事であるかを描いています。また、ボスニア紛争に欧米諸国がいかに身勝手かつ無責任に関与していたか、そしてマスコミもいかにこの殺し合いを、一つのソフトとして無責任かつ興味本位で取り扱っていたかを皮肉っています。 見終わった後非常に苦々しい感情が残る作品です。ただ、ストーリーは非常に面白いですし、いろいろな事を考えさせてくれる良い映画だと思いました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 21:50:45) |
94. クロムウェル
《ネタバレ》 清教徒革命の複雑に対立が絡み合う状況を細かく説明することなく、リチャード・ハリスとアレック・ギネスの演技力で一気に押し切った感じです。国王処刑という衝撃的な題材でしたが、チャールズ1世の誇り高さと悲哀をアレック・ギネスが見事に演じていて惹きこまれました。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-08 23:23:37) |
95. 白い暴動
《ネタバレ》 ザ・クラッシュは出演していますが、メインテーマは不況の中レイシズムの波がイギリスで広がる中、ロックを通じてレイシズムに立ち向かおうとしていった人たちのドキュメンタリーです。 「白い暴動」の歌詞の真の意味を今さらながら知ることができ、ザ・クラッシュの姿勢に改めて感銘を受けました。 [映画館(字幕)] 7点(2021-04-10 09:29:39) |
96. 未来を花束にして
《ネタバレ》 サフラジェットの活動、そしてその背景を知ることができ大変興味深かったです。そして、人類全体の問題である性差別の根深さを改めて感じましたね。 [DVD(字幕)] 7点(2020-08-01 12:18:57) |
97. コレクター(1965)
《ネタバレ》 ザ・スミスのシングルジャケットにこの作品のテレンス・スタンプが使われていますが、実際に作品を観て、この映画の写真をセレクトした意味が良くわかりました。 まあ、おそらく多くの人が「ドン引き」してしまうような怪しく下種な内容の映画なのですが、とにかくテレンス・スタンプが醸し出す圧倒的な孤独感(ひきこもり感)と怪しさ全開の変態演技がすさまじく、半世紀以上経った今でも引き込まれてしまいます。 [地上波(吹替)] 7点(2018-08-31 00:42:31)(良:1票) |
98. レ・ミゼラブル(1998)
《ネタバレ》 レ・ミゼラブルの世界を2時間で表現するのはさすがに無理がありますが、ストーリーをほぼジャン・ヴァルジャンの逃走劇に絞ったことで緊張感あふれる作品に仕上がっていて、原作や当時のフランスの状況を知らなくても楽しめる作品に仕上がっています。 [地上波(字幕)] 7点(2017-03-29 23:59:25) |
99. ブリジット・ジョーンズの日記
レニー・ゼルウィガーが絶妙な存在感を示していて楽しめました。 [地上波(吹替)] 7点(2016-11-06 09:19:44) |
100. ベルファスト71
《ネタバレ》 憎悪の連鎖。その連鎖を利用する人間と翻弄される人間。 そして、誰も得をしない、虚しいだけの物語。これは、人間の業なのか・・・・いろいろと考えさせられます。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-12 11:50:29) |