81. ストレート・トゥ・ヘル
《ネタバレ》 ジョー・ストラマーにポーグス、コステロ、コートニーおまけにジム・ジャームッシュまで出演していて、メンバーは本当に最高です。 まあ、内容は超B級で、これを「パンクだぜ!ロックだぜ!サイコー!」と感じるか、「何だこのしょうもない映画は・・・時間の無駄」ととるかは価値観次第って感じですね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-22 19:39:07) |
82. あの胸にもういちど
《ネタバレ》 60年代のサイケな映像や音楽に合わせオートバイとマリアンヌ・フェイスフルの妄想が虚無的に疾走(というか暴走?)する1時間半、今なお斬新な60年代カルチャーを堪能させていただきました。ラストも衝撃的でしたね・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-12 22:01:33) |
83. フォロー・ミー
《ネタバレ》 「探偵さん、何してはるんですかw」と突っ込みながら観ていましたが、観終わった後は人間関係について考えさせられましたね。 何というか、キュートなミア・ファローと美しいロンドンの町並みの魅力が満載で非常に印象深い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-12-28 12:34:24) |
84. ミスター・ロンリー
《ネタバレ》 人生は神の奇跡や他人に頼るのではなく自分で切り開いていくものだというメッセージを感じましたね。特に、マリリン・モンロー(のそっくりさん)とスカイダイビングを成功させた尼僧たちの運命がそれを象徴しているように感じました。 モノマネ芸人だけの集団生活というのも中々シュールで面白かったです。 [DVD(吹替)] 7点(2008-11-19 17:57:49) |
85. コントロール(2007)
《ネタバレ》 自殺という結末はわかっているだけに、そこに至るまでの道程を見ていくのは辛いものがありました。ただ、好きなバンドの話だけに、知ることができてよかったですが・・・・。 しかしこの映画、ジョイ・ディビジョンやニュー・オーダーを知らない人が見ても重苦しさを感じるだけではないでしょうかね。伝説のロッカーであるイアン・カーティスを一人の悩める若者として等身大に描いているところに意味があるわけですから。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 18:36:37) |
86. やわらかい手
《ネタバレ》 何というか、切ない物語でしたね・・・。まあ、コメディなので楽しく見ることはできましたけど、「金がどうしてもすぐに必要、でも雇ってくれるところなんてどこにもない」という状況は何ともやりきれませんね。結構地味な作品ではありますが、マリアンヌ・フェイスフルにミキ・マノイロヴィッチというなかなか凄いキャスティングが光ってました。 しかしまあ、日本の某分野での技術開発力(?)は大したものですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-11 17:56:46) |
87. キャリア・ガールズ
《ネタバレ》 普通の女性(多少問題や悩みは抱えていますが)二人が学生時代を回想していくだけの極めてシンプルな映画なのですが、これだけ魅力的なものに仕上がっているのはマイク・リーの演出力と主人公二人の演技によるものでしょうね。特に、カトリン・カートリッジが演じるハンナのキャラクターには惹かれるものがありました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-11-08 19:22:11) |
88. ヴェラ・ドレイク
《ネタバレ》 軽妙なテンポで喜劇的な要素すら感じさせる前半(喩えとしては不適切かもしれませんが「必殺仕事人」を思い出してしまいました)とひたすらシリアスな後半のギャップが非常に印象に残りました。 しかしまあ、この重いテーマをここまで上手く料理してしまうマイク・リー監督の手腕はお見事としかいいようが無いですね。余計なナレーションや説明書きが無くても、ストーリーを追っていくだけでほぼ理解できるようになっているのですから。ラストのまとめ方も巧かったです。 [DVD(吹替)] 8点(2008-11-06 16:18:09) |
89. 秘密と嘘
《ネタバレ》 「お見事」と拍手を送りたくなるような、設定・キャスティング・台詞・テンポ等々全てが上手く融合した大傑作ドラマですね。 私も含めて何かしらの「秘密と嘘」を抱えて生きている人間にとって、このビターではあるけれども暖かいこの物語は非常に救いになりますね。 まあ、ちょっと理想的すぎるかなとも思いますが、非常に観終わった後清々しい気持ちにさせてくれる素晴らしい映画でした。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-10-30 18:38:14) |
90. ファーストフード・ネイション
《ネタバレ》 最近では偽装やら薬物混入やら次から次へ出てくるもんで、それほど衝撃を感じなかったのはちょっと悲しかったです・・・・。 結局のところブルース・ウィルスが言うように「牛の糞がハンバーガーに混入してたって焼いてしまえば問題ない」的ないい加減さが金儲けと結びついてしまうのが問題なんですよね。そして、この作品はそういう問題をわかっていながら目先の金や生活のために見て見ぬふりをしてしまう我々現代社会に生きる人間の姿も風刺的に描いています。檻が壊され逃げることもできるのに全く動こうとしない食用牛たちの姿は非常に考えさせられました。 しかし、キャスティングが豪華でちょっとびっくりしました。 [DVD(吹替)] 7点(2008-10-18 20:30:26) |
91. ノッティングヒルの恋人
《ネタバレ》 名作とは言い難いし、観ていてなんかこそばゆくなってくるくらいベタなラブコメディですが、どこかもっさりとした雰囲気は結構好きです。 主人公の周辺人物が非常に魅力的で、ジュリア・ロバーツとヒュー・グラントの恋愛の動向よりも観ていて面白かったです。スピンオフ企画があれば観てみたいですね(今更やらないでしょうけど)。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-10-08 17:12:24) |
92. リフ・ラフ
《ネタバレ》 ノー・フューチャーというか閉塞感に満ち溢れている作品でしたね・・・・。何というか、将来日本でもこうなってしまうような気がして不安になってしまいました。 ただ、イギリスの建設現場の様子なんて滅多に見る機会はないので興味深かったですけど。(まあ、凄い現場ではありましたが・・・・日本では考えられません) あと、スーザンの歌う「Always On My Mind」「 With a Little Help from My Friends」が下手なんだけど、凄く良かったです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-11 14:09:38) |
93. この自由な世界で
《ネタバレ》 この映画で取り上げられている、移民労働者・派遣労働者の問題は英国だけではなく日本においても問題となっているテーマですので、非常に興味深く観ることができました。とてもストーリーが良く出来ていますので、この手の問題に興味のある方は是非観てもらいたいですね。 自由は素晴らしいものであることは間違いないのですが、それ故に自由を悪用する輩が多いのも事実なんですよね・・・・・。 [映画館(字幕)] 8点(2008-09-11 14:01:13) |
94. ジョン・レノンを撃った男
《ネタバレ》 ちょっとチャップマンを格好良く描きすぎですね(まるで、「タクシー・ドライバー」のデ・ニーロみたいですね・・・・)。正直、彼の心情なんかは結構わかる部分もあったりするのですが、その思いを実行に移した時点でもう同情の余地なしでしょう・・・・・。 まあ、ジョン・レノンの死の状況がリアルに描かれていて、ビートルズやジョンの音楽を愛する者としては非常に複雑な気持ちでした・・・・・。 [DVD(吹替)] 7点(2008-07-24 14:15:39) |
95. ペレを買った男
《ネタバレ》 「サッカー不毛の地」にサッカーブームを巻き起こしたニューヨーク・コスモスのドキュメンタリーです。結構ドロドロとした内幕も描かれていますが、とにかく殆ど0からのスタートから、ペレやベッケンバウアーを擁してNYを熱狂の渦に巻き込んでいくまでのサクセス・ストーリーは躍動感があって非常に楽しめました。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-22 15:12:05) |
96. サルバドールの朝
《ネタバレ》 重苦しいストーリーを淡々と描いておりやや地味な映画ではありますが、独裁政権により「合法的に」残酷な手法で殺された青年がいたという事実を映像作品として後世に残す事は非常に意義のあることだと思います。 [DVD(吹替)] 7点(2008-06-21 23:00:10) |
97. キャル
《ネタバレ》 北アイルランドの民族・宗教的対立の根深さに改めて愕然とさせられますね。ヘレン・ミレンも、プロテスタント系の夫と結婚したカトリック系女性の複雑な心情を上手く表現できていたと思います。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-06-19 19:44:09) |
98. ビクター/ビクトリア
《ネタバレ》 ジュリー・アンドリュースがまるで宝塚の男役スターのようですね。とにかく、深く考えずに極上のエンターテイメントと馬鹿馬鹿しい位の笑い(結構細かいギャグがちりばめられています)を楽しみましょう!という感じですかね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-21 18:35:58) |
99. LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー
《ネタバレ》 死ぬまで、ジョー・ストラマーは「ジョー・ストラマー」であり続けた。それがこうやって映像記録として残っただけでも価値があると思います。 [DVD(字幕)] 10点(2008-05-19 19:24:04) |
100. 転々
《ネタバレ》 笑いも感動が何かこうじわじわと来る良い映画でした。 三木監督にオダギリジョー、岩松・ふせコンビと「時効警察」メンバーが勢揃い(麻生久美子も三日月としてチラッと出ています。)しているので、まあ安心して見ていられましたね。それと三浦友和が良かったですね。ここまで役柄の幅が広がっていたとは・・・・。 何というか、東京散歩に出かけたくなってきますね(まあ、東京の思い出の半分はコインパーキングになっているそうですけど・・・)。 エンドロールで流れる鈴木慶一とムーンライダーズ「髭と口紅とバルコニー」が最高にハマってましたね。 [映画館(邦画)] 8点(2008-03-22 18:26:22) |