1. ハリー・ポッターと賢者の石
原作がつまらんのだから,映画が面白い訳ねえよなーと思ってずっと見なかったのだが,テレビでやってたから暇つぶしに。想像以上につまらんかった。敢えて褒めるなら,以下の2点を挙げたい。ハグリットがえらくでっかくて良かった。組分け帽子が不気味で良かった。ウーギー・ブーギーみたいでナイス。後の奴らはキャラが薄すぎて忘れた。っつーか、大したことしてないのに特別扱いされるハリーは嫌な野郎だ。先生も贔屓しすぎだろ。こういうのはどうかと思うぞ。 3点(2004-06-28 20:44:14) |
2. ターミネーター3
続編っつーかパロディ臭い。男性ストリップの所で☆サングラスをかけるところはバカ映画のノリだし、警官に止められたTXがおっぱいを大きくするところはパクリポルノみたいだし。にしても、TX弱いなぁ。ヘリ如きにやられんな。それでも最新型か?メカニックがヘボだったのか?シュワルツネッガー知事が車を殴るシーンはストⅢ3rdのQが車ぶっ壊してるみたいで可愛い。でも、昔に比べると大分しぼんだねぇ、知事。空気が抜けたようですね。先生は風船ですか?ラストは色々あるけどまあ好きにしてちょーだいって感じだったなぁ。まだ続編あるの? 5点(2003-12-06 22:33:18) |
3. 風が吹くとき
小さい頃、父親に連れられて市民会館で観たのをかなりはっきり憶えている。アンパンみたいにまん丸な二人が、放射能の影響で痩せ衰えていくのは本当に恐ろしかった。政府の垂れ流す放送を信じ、愚かしくも見える準備を進める老夫婦の悲惨さを理解したのは、何年経ってからだったろうか。この映画を今こそ、世界中でリヴァイバルしてほしい。戦争が何をもたらすのか、その時自分達はどうなるのか。 8点(2003-11-18 21:25:59) |
4. ビーン
テレビ版のいい所が驚くほど活かされていない。ローワン・アトキンソン本人がMr.ビーンの面白さを理解していなかったのかと疑いたくなる。この作品で芸人として死んだと思っていたアトキンソンが「アクシデンタルスパイ」で復活した時は嬉しかった。もう喋るなよ。 2点(2003-11-17 19:41:10) |
5. アイズ ワイド シャット
この作品でキューブリックに初めて触れた。正直、何が言いたいのかさっぱり分からん。パンフレットも別の作品の解説ばっかり書いてあって参考にならん。ただ、映像がやたらかっこよかった。エロい所がどうでも良くなってしまうってのは、やっぱ凄い作品だってことなのかなぁ。それだけを目的に観に行ったのに・・・。 8点(2003-11-09 19:51:04) |
6. ラビリンス/魔王の迷宮
変な生き物がたくさん出てくるだけで、なんか「ボロ儲け!」気分。パペットってんですか、いやぁCG以前のファンタジーはどれもいいなあ。一番好きな変な生き物は指で顔を作る気持ち悪い奴ら。あれ、考えた人偉い。さらにミュージカルシーンもあって「お徳さ2倍!」な感じ。格好いいんだか悪いんだか微妙なデビット・ボウイも聴かせてくれます。変な生き物もちゃんと歌ってるし。愉快愉快。 8点(2003-11-04 21:37:22) |
7. リトル・ヴォイス
LVの歌がいいのは当然ながら、マイケル・ケインの「It's over」も忘れがたい。ヤケクソな歌声が哀しくも可笑しい。 7点(2003-11-03 20:15:01) |
8. ウェイクアップ!ネッド
コメディとしては、ほぼ完全無欠と言ってもいいのではないかと思える面白さ。裸でバイクに跨るバカシーンから、感動的な葬式まで見所は尽きない。ラストシーンの空撮が特に好き。同時に流れる歌も映画の内容を凝縮していて好印象。 9点(2003-10-29 20:36:33) |
9. 永遠のマリア・カラス
マリア・カラスの事はな~んも知らなかった。CDすら聞いたことがなかった。だいいち、オペラを観た事が1度もない。で、まあ、観たわけですが。物凄く綺麗な声だと言う事は分かる。でも、私にはそこまで。よっぽど音楽のセンスがあるか、マリア・カラスのファンでないと一番良いところが楽しめないかも。でも、マリア・カラスを知らない世代でも十分楽しめる。感動できる。監督はじめ製作者と出演者に愛があるからでしょうね、マリア・カラスに。 8点(2003-10-18 17:41:42) |
10. えびボクサー
異色のボクシングコメディー、なのか?はたまた巨大海洋生物パニックものか?どうにも分類しがたいヘンテコ映画。なかなか肝心の試合にまで行き着かないのでやきもきするが、いざ試合開始となると・・・。ラスト近くえびが走り出すシーンは必見。爆笑! 6点(2003-10-13 16:30:57) |
11. ストレイト・ストーリー
ほぼ全篇、爺さんオンリー。これで飽きさせずに引っ張りつづけるこの存在感。年輪、です。 6点(2003-10-09 21:39:11) |
12. バットマン リターンズ
悪くて醜くて素敵な悪役、ペンギン。ラスト近くで開き直った彼の「俺は人間じゃない!」という叫びは心に刺さる。哀しい、哀しいぞペンギン!彼の計画は是非成功して欲しかった。悪くて美しくて素敵な悪役、キャットウーマン。鞭で縄跳び。「ミャーオ」ドカーン!部屋中引っ掻き回して衣装作るのも、実にブチ切れてていい。この二人に尽きるので、バットマンについては省略。 9点(2003-10-08 21:58:17) |
13. 人生は、時々晴れ
生活苦を絵に描いたような風貌、言動。嗚呼、ティモシー・スポール。彼の持つ「おっさんのリアリティ」はあまりにも見事すぎる。名台詞も多い。地味で陰気だけど、そんなどん底でも挫けそうで挫けない辺りがイギリスなのかな。アメリカだったら2人や3人自殺してそうだ。 7点(2003-07-14 21:58:45)(良:1票) |
14. 戦場のピアニスト
逃げ隠れするしかしょうがない。人にすがるしか生きる術がない。ドラマティックではないが、それが本当のところなんだろう。「ライフ・イズ・ビューティフル」の方が好きだし面白いけれど、あれは言ってみれば“お話”でこっちはほとんど実話だから。余談ながら、銃声がするたびに体がビクッとなるので戦争映画を観に行くといつも明かりがつく瞬間が恥ずかしい。 7点(2003-06-28 21:50:20) |
15. ラッキー・ブレイク
数ある刑務所モノの中でも飛び抜けて“ユルい”刑務所を舞台にしている。イギリスの刑務所はアメリカのソレに比べて自由というか、杜撰というか。囚人が結構好き勝手に行動するのは少々不自然だが、それもまた愉快。悲劇と喜劇を上手に貼り合わせたコラージュにふんだんに笑いを織り込んだ脚本は見事。ティモシー・スポールやビル・ナイといった渋い俳優が渋い役回りで見せてくれる。 7点(2002-08-05 22:56:42) |
16. ノー・マンズ・ランド(2001)
「敵味方をこえて兵士同士が仲良くなる」などという設定は掃いて捨てるほど観てきたが、この映画はさらに踏み込んでいる。ラスト近くの銃撃は全く予想していなかったのでかなりビビッた。最初は時々ウケていた場内も後半はクスリとも笑わず、クレジットでは重苦しい雰囲気の中誰一人席を立たなかった。救いのないラストなので、オチに笑いがあった方が助かるのだが。 7点(2002-07-06 23:35:41) |
17. 真夏の夜の夢(1999)
色々と納得のいかない点もあるけれど、それをも含めて面白かった。妖精や魔法のつくりが安っぽくてナイス。最後の芝居も笑えるのでグッド。 7点(2002-06-30 22:26:09) |
18. オテサーネク 妄想の子供
怖い怖い怖い怖い怖い。寒気がするほど怖い。人喰いオテサーネクよりも母親の狂いっぷりが怖い。人が死んだのに化物かばうか?少女の行動が怖い。実の親も含めて占いで餌決めるのはやめてくれ。間の持たせ方が怖い。襲ってくるのが分かっててもそれまでの“間”がキツイ。馬鹿でかいオテサーネクの声が赤ん坊のままなのも怖い。これ絶対トラウマになるぞ。ラストで婆様が力強く地下室へ突き進んでくれなかったら、きっと悪夢に見たに違いないほど怖い。映画館から出たら暖かい陽射しがいっぱいで暖かいのに、悪寒が家に帰るまで無くならなかった。怖い。グロテスクで恐ろしくて、正直で寓話的で、不気味で暗くて、正真正銘の力がある作品。ほとんどCGを使ってない故の迫力、説得力。本当は何点つけたらいいのか分からない。見る価値充分。でも怖い。本当に怖い。 7点(2002-04-14 22:39:22)(良:1票) |
19. トゥームレイダー
犬の糞ほどの値打ちもない。 1点(2002-02-17 20:58:13) |
20. 耳に残るは君の歌声
何を置いてもまずは音楽。全篇に溢れる歌と楽曲はじつに良い。それに引っ張られて良い印象を持つが、ストーリー自体はさほど面白くない。特にナチ侵攻以降は展開が早すぎて「あれ?あれ?」と思ってるうちにラストへなだれ込んでしまう。もうちょっとゆっくり長尺でやってくれればいいのに。劇中のタトゥーロの台詞ではないが「歌を聴きに行く」映画かも。 7点(2002-01-19 21:37:08) |