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1.  Re:プレイ 《ネタバレ》 
マイケル・クーニーって誰?って感じだったけど、あの『アイデンティティー』の脚本を担当した人なんですね、『アイデンティティー』と同じ年にこの『Re:プレイ』も作られていたとは全く知りませんでした。この作品も『アイデンティティー』と似た“これは一体何がどうなっているんだろう”というミステリーサスペンスですが、このマイケル・クーニーという人、やはり非凡な才能を持っていますね、この人の名前は覚えておこうと思います。本作の出来は『アイデンティティー』ほどではありませんが開始40分ぐらいまでは次から次へと謎をばらまいて話が進むので画面に釘付けでした、ただそのテンポの良さが逆にアダになってしまったというか、サクサク展開しすぎたために中盤以降はややクドくなってしまったような気がするんですね、肝心のオチも観る側の予想の範囲内に着地してしまった感じだし、作りようによっては『アイデンティティー』と同等の評価をされていてもおかしくなかったと少し残念に思いました。あとこれはどうでもいい事ですが、観ている最中、サラ・ポーリーが出て来る度に“その髪型はジョディー・フォスターを意識してるの?”とずっと気になっていました・・・本当どうでもいい事でしたね(汗)。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-02 22:32:33)
2.  マインドハンター 《ネタバレ》 
個人的にレニー・ハーリンの作品はあまり相性が良くないので、いつも物足りない感じがしてしまうのですがこの『マインドハンター』は最後まで飽きずに楽しめて良かったです。なんとなく『金田一少年の事件簿』っぽいような気もしますが、犯人を探すという興味が集中力を最後まで維持してくれました。欲を言わせてもらえばもう少しトリックが絶妙であれば7点を付けても良かったのですが・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-27 23:37:43)
3.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 
弓を射るのはやっぱりお前かよ!(笑)、以上。
[地上波(吹替)] 5点(2007-04-29 23:22:58)
4.  ギャザリング 《ネタバレ》 
オカルト好きはかなり惹き付けられる作品だと思います。ただ好奇心であの有名な現場を見ていただけの罪、悪意はないのかもしれませんがこれはかなり厳しいです。火事の野次馬とか完全にアウトですね、気を付けましょう(笑)。出し尽くされた感のあるオカルトものの映画としてはかなり健闘した方じゃないでしょうか、『オーメン』『シックスセンス』『アザーズ』『ファイナルデスティネーション』などが好みの方にはお薦めです。
[DVD(字幕)] 5点(2007-04-14 23:55:31)(良:1票)
5.  28日後... 《ネタバレ》 
もうちょっと話のスケールが大きくてもいいかな?と思ったりもしますが、ゾンビ映画としては十分満足出来る完成度です。無人のスーパーでお支払いなしのお買い物、ゾンビを殺さずに生態観察、ゾンビの生みの親=G・A・ロメロへのリスペクトを感じます。ゾンビの感染力は数あるゾンビ映画の中でも最強かもしれませんね、粘膜に一滴でもアウトだなんて・・・恐ろしい。エンディング(DVD版)はとても爽快感があって良かった、ただDVD特典に入ってる劇場版のエンディングで観ていたら評価が下がっていたかもしれませんね(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-04 20:56:26)
6.  フード 《ネタバレ》 
もう理屈じゃないですね~、これは。短編なので時間こそ短いけどこの作品に詰め込まれた斬新な発想は素晴らしい、素晴らしすぎる!、この監督の頭の中は一体どうなっているのか、一度覗いてみたくなりました(笑)。文字こそ使っているがセリフが一切ない、ここあたりも意識してのことでしょうね。ランチ編の○○られちゃう若い方の男がなんとなくブラピ似(笑)、ディナー編はあれがチラッと映るのでお子様にはご注意を。
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-31 01:10:03)
7.  フラッド
モーガン・フリーマンが公開当時に『自分が役者として駆け出しの頃は悪役ばかりやっていた、だから悪役の演技が特に上手くなったよ、役者にとって悪役には悪役の魅力があるんだよ』と言っていたのを思い出しました。ただ確かに昔は悪役のスペシャリストだったかもしれないけど『ドライビング・ミス・デイジー』や『ショーシャンクの空に』以降はモーガン・フリーマンを見ると良い人のイメージがぬぐい切れません、優れた演技力以上に俳優にとってイメージはとても大事なんだなと改めて実感しました。この映画の主人公を演じたクリスチャン・スレーターだって幅広いジャンルをこなせる優れた演技力を持ちながら個性というか華というものが不足していたのか、もう一回り大きく成長出来なかった気がします。『トゥルー・ロマンス』しかり、『ブロークン・アロー』しかり、作品としては観ればソコソコ面白いんだけどね。
[地上波(吹替)] 5点(2006-11-02 22:49:45)
8.  0:34 レイジ 34 フン 《ネタバレ》 
あれ?、レビューがこんなに・・・、CUBEやSAWなど低予算のB級映画だからこそ生まれた斬新なアイデアに期待といったところでしょうか、自分も掘り出し物探しの気分で気軽に観てみました。孤立感のある地下鉄が舞台という設定や地下鉄独特の雰囲気作りとか序盤の掴みは決して悪くはないと思うんですが、いろいろ分かって来れば来るほどどんどんつまらなくなってしまうという典型的な失速パターンだと思いますね。あの怪物の正体が最後まで不明なのは謎を残した感じで良かったけどちょっと頑張れば素手でも倒せそうなほど激弱なのは失敗だったんじゃないのかな。とても惜しい余韻を残しつつ、序盤6点、中盤5点、終盤4点でトータル5点です。次回のB級映画は1.0(ワン・ポイント・オー)に期待です(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2006-09-26 17:53:35)
9.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 
今では兄弟から姉弟となってしまった(汗)ウォシャウスキーの名前があるのでどうしても『マトリックス』っぽいアクションの要素を期待してしまいますが、あまりアクションの要素を期待しないで観た方が良いのかもしれませんね。CMや予告編に使われているVの華麗なナイフ捌きを満喫出来るのも実質的には終盤の部分だけで過度の期待は禁物だと思いますよ。あと個人的にあれ~?っと思ったシーンなのですが、ナタリー・ポートマンが列車もろとも議事堂に突っ込んで行くのかと思ったら、発車レバーを倒して、列車から降りて、Vの亡骸を乗せた列車だけ、いってらっしゃい・・・自分だけかな、このシーンで妙に拍子抜けしてしまったのは(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-22 12:04:52)
10.  ブラック・ドッグ
個人的に1997年の『ブレーキ・ダウン』とほぼ同時期だったという印象がありますね。如何にもアメリカが作った映画って感じです、『激突』『ヒッチャー』『ロードキラー』これらの映画同様、道幅が広く呆れるほど長い直線道路がなければ成立しませんからね。主要のキャスト4人が地味というか、渋すぎです(笑)、パトリック・スウェイジ、ミート・ローフ、スティーブン・トボロウスキー、チャールズ・S・ダットン、いぶし銀?、いや、いぶした銅って感じでしょうか。 
[地上波(吹替)] 5点(2006-08-24 22:01:52)
11.  スーパーマン(1978)
リメイクされたということで久々の地上波ではないでしょうか。おそらく30才以上の人は今日の吹替版を観て少し違和感を感じたかもしれません、自分の知ってるスーパーマンの声はずっと佐々木功さんだったから(笑)、確かレックス・ルーサーはコロンボでお馴染みだった故・小池朝雄さんだったかな。それにしても最近のハリウッド映画はアメコミ全盛だね、バットマン、スパイダーマン、そしてスーパーマン復活、XーMENだってアメコミなんだよね、原作は全然知らないけど。今回地上波の放映で久々に観れたわけですが144分もの作品を2時間枠(実質1時間40分弱)に無理矢理短縮しているのでちゃんとした評価は出来ないかもしれませんね。あと今まで名前も知らなかったんだけどアメコミのヒロインとしては理想的なんじゃないかな、この女優さん、ソコソコの美人なのに気さくで明るい感じに好感が持てました、スパイダーマンのMJも少しは見習って欲しいですね(そういうオチかい!!)。
[地上波(吹替)] 6点(2006-08-20 23:53:19)
12.  日の名残り 《ネタバレ》 
今まで観た映画の中で最も大人向けの映画は?と訊かれたら、迷わずこの『日の名残り』を挙げると思います。何度か観ていますが、この作品のアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンは演技の領域を越えてるんじゃないでしょうか、もちろんジェームズ・アイヴォリー監督の上手い演出も影響しているとは思いますが・・この2人の役者としての自負が激しく闘ってる気がするんですよね。あと出番としてはあまり多くはないのですが張りつめた雰囲気を緩めるクリストファー・リーブの起用も的確だったと思います。
[DVD(字幕)] 10点(2006-05-23 16:18:25)(良:1票)
13.  イン・ザ・カット 《ネタバレ》 
なんとなくJ・J・リーとケビン・ベーコンはメグ・ライアンつながりの友情出演っぽく感じますね、でも折角のこのキャスティングも作品自体にはあまりプラスになっていない印象です。結局この映画には“あのメグ・ライアンがヌードになった!”ぐらいの価値しかないんでしょうか。
[DVD(字幕)] 4点(2006-05-16 23:34:55)
14.  エイリアン
今のSF映画では普通に使われているエイリアンという言葉、この作品が登場するまでは宇宙人、異星人以外の呼び方は殆どなかったような気がします。SFのジャンルのみならず、この作品の発想が映画界に与えた影響は計り知れないんじゃないでしょうか。後にシリーズとして作られた映画が2=ジェームズ・キャメロン→3=デビッド・フィンチャー→4=ジャン・ピエール・ジュネというリレーもスゴイです、まあ最初のバトンタッチの1=リドリー・スコット→2=ジェームズ・キャメロンのリレーが今思うと豪華すぎであり得ない感じさえしてしまうのですが。あとH・R・ギーガーの奇抜なエイリアンのデザインなくしてはこの映画の成功はなかったとも思っています。
[DVD(字幕)] 8点(2006-05-15 23:31:34)
15.  フィフス・エレメント
何度か観ていると思いますがテレビ放映があったので久し振りに観ました。『世界を救う!!』という台詞がポンポン出てくる割には緊張感ゼロでお気軽な映画なんですよね、まあこのお気軽さがこの映画のウリなのでしょうが。印象に残るのはイカみたいなオペラ歌手とミラのカンフーだけですね、何度観ても。
[地上波(吹替)] 5点(2006-05-15 00:10:17)
16.  オテサーネク 妄想の子供
この作品に限らずこの監督の作品を絶賛して人に薦めると人によってはメチャメチャ退かれちゃいそうです(笑)、でも悪趣味と思われても面白いものは面白いのだから仕方がないですね。ところでこの監督の作品ってDVD化されてもすぐに製造中止になってしまうしやはりマニアックなのでしょうか、一作品観れば全作品観たくなるほど魅力的だと思うのですが・・・。これは余談ですがあの童話の絵のタッチ、どっちが先なのかわかりませんが浦沢直樹の『MONSTER』をちょっと思い出しましたよ。
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-09 18:01:40)
17.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 《ネタバレ》 
観る前から“これは地味だろうな”と思ってはいましたが予想以上に地味な映画でした。観る側の想像力を物足りなく刺激するだけで、実際にはなかなか話が進んで行きません。一応最後にオチがありますがオチと呼ぶのにはかなり弱いものでした。
[DVD(字幕)] 3点(2006-01-16 00:46:45)
18.  裸のランチ
原作そのものが難解というか、かなり意味不明らしいです。筆者自身が計算ではなく本当に訳がわからないみたいだし“まさかラリって書いたんじゃ・・・”まあクローネンバーグがこれを映画化したいと思ったのはなんとなくわかります。
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-16 00:20:26)
19.  ザ・コア 《ネタバレ》 
掘り出し物とはいきませんでしたw、マグマをナメてるな~、某番組の熱湯風呂じゃないんだから中に入らなきゃセーフみたいにはいかんでしょ。あんなに近づいたら耐熱スーツなんて何の役にも立たないだろうに・・・まあ観てる途中からこれはSFと解釈したので別の意味でウケっぱなしでした、おそらく2度目はないと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2006-01-14 17:07:58)
20.  処刑・ドット・コム 《ネタバレ》 
う~む、何か変だな~、じゃあ、これに参加してきたこの連中は一体何で募集しているのを知ったのかな?、まあネットが一般化した今時の映画ではありますね。暇つぶし程度に観るのには丁度いいんじゃないでしょうか。
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-06 22:18:14)
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