1. 2001年宇宙の旅
究極の独りよがり映画。チンプンカンプン。映画って何のために作るんですか。楽しんでもらうため。メッセージを受取ってもらうためでしょ。ことさら説明を省き、分らなくすることでかえって話題を作り、注目を集めようとする高等戦術だったのか。序盤、猿のシーンが30分も流れ、ウィンナワルツのBGMに宇宙船が延々と映し出される。イライラしっぱなし。最後は最後で超高速で画像がこれも延々15分も流れた後、訳の分らないシーンがチョコチョコっと出て、ハイ終り。いい加減にしろ! 1点(2003-10-02 14:04:44)(良:2票) |
2. ターミネーター3
始めから最後までアクションシーン全開で突っ走った感じ。メリハリが今一で映画に厚みが出なかった。どんな新しいロボットが出るかと楽しみだったが、二作目と同じだったし、胴体がちぎれたり、機械につぶされるところなど1,2作のアイデアを焼き直しただけで期待はずれ。準主役だったサラ・コナーが登場しなかったのもがっかり。やっぱり、ジェームズ・キャメロンにやらせられなかったのが一番痛い。 8点(2003-07-23 18:43:10) |
3. レ・ミゼラブル(1998)
小説は長すぎて読めないので映画で楽しむことにしました。貧しさ故に盗んだわずかパン一個のために19年も刑務所にいたという不条理、銀の食器を盗んで見つかったが、それはあげたものだと神父の証言で助かり、人の真心に打たれ改心するジャン・バルジャン。その辺のこの小説の最大のテーマが十分描かれていなかった。しかし、執拗なまでのジャベール警部の追求、革命家マリウスとコゼットの恋等々盛り沢山の素材をうまくまとめたと思います。 8点(2003-07-23 10:45:52) |
4. ザ・ビーチ(2000)
たいして面白い映画ではなかったですね。普通の人は知らない世にも美しい海岸があって、なんとかかんとか。結局何を言いたいのか分りません。超人気俳優のディカプリオを使って一儲けしたいというだけ?最後はロシアンルーレットというディアハンターのアイディアをいただいたりして…・。 4点(2003-07-08 19:15:13) |
5. シャイニング(1980)
それなりの恐怖感がありそこそこ楽しめた。 ただ、未来の予知能力があるとか別の人間が体内に住んでいるとか現実離れした設定を言われると 今一乗り切れない。 結局、二人の子供と奥さんを殺し、自分は自殺したという男の怨念がホテルに住み着いていてそれが この家族をこんな目に遭わせたというスリラー映画だったのか。 ラストでホテルに飾ってある写真をだんだん拡大していったところ中央にジャック・トーランスとおぼしき男が写っている。これは何なんだ。殺人男の生き返りがジャック・トーランスだったというのか。それはそうと、途中、妙齢の婦人の全裸をぼかしも入れずに真正面から撮っている画面が出てきたのには驚いた。こんな物、映倫でパスするんですね。 7点(2003-05-23 11:57:06) |
6. 戦場にかける橋
捕虜といえども将校は、労役に服する義務はないという国際条約を盾に、銃口を突きつけられても応じないイギリス人将校。捕虜になっている部下の志気を鼓舞するため橋の建設に協力するイギリス人。実話かどうか知りませんが、この辺がテーマでしょう。建設が予定通り進まないため夜一人で号泣したり、いざというときはいつでも切腹する用意をしている日本人部隊長の斉藤大佐。少々滑稽と思われるところもあってやや緊迫感の欠けた画面もありました。ラストシーンはいささか不可解でした。橋建設を指揮したニコルソン大佐が本当は日本軍に協力したのではないかと気づきあわてて、爆破スイッチの所に駆け寄ろうとしたとき爆弾が近くで破裂。倒れたものの、のんびりと帽子をとりチリを払ってかぶります。そこで改めて気を失うかのようによろめき、倒れたら、そこは丁度爆破装置のスイッチの上であり、列車もろとも橋が爆破されます。爆破しようとしたのなら、帽子を取るなんてせず必死でスイッチに近づくはず、この大佐はいったい何をしようとしたのか、たまたま偶然スイッチの上に倒れたから爆破できただけなのか。今一分りません。 6点(2003-04-04 17:36:24) |
7. 第三の男
DVDの付録に淀川長治の解説が付いていて、映画の教科書のような見事な作品ですと。やっぱり音楽が印象的ですね。アントン・カラスのチター。下水道の地面への出口、鉄格子の下からオーソン・ウェルズ演ずるライム・テイラーの指がむなしく空を掴む。遠近法の見本のような三角形の構図がずっと向うまで続く道を、マーチンスを無視してテイラーの恋人アンナが通り過ぎていく。有名な画面ですね。 8点(2003-03-27 12:54:09) |
8. 戦場のピアニスト
同じナチのユダヤ人虐殺をテーマにした「シンドラーのリスト」は、もっと暗く、凄惨であったがこの映画は、家族、友人、抵抗組織により重点を置き、その視点からのナチとユダヤ人問題を取り上げました。その分わかりやすかったし、この問題の恐ろしさがより一層身近に感じられた。ピアノという芸術を味付けにして、見る映画としても面白くしていたと思います。テレビCMでおすぎが、感動しました、感動しましたとわめいているので、そういうのに限って、案外つまらないものだったりしますが、この映画に限ってはそんなことはありませんでした。 9点(2003-02-24 12:07:18) |
9. エイリアン
思わずギャーと叫びたくなる恐怖の連続。こういうホラーというかサスペンスというかこの手の映画作りの教科書のような運び方。理屈なしに面白い。 9点(2002-10-29 17:36:10) |
10. アラビアのロレンス
広大な砂漠、第一次世界大戦を背景にした西欧とアラブ社会とのぶつかり。確かに大作です。こういう映画ってやっぱり大画面で見ないと本当の面白さは伝わらないですね。大体、なんでイギリスがエジプトなんかにいるのか。当時は別に不思議ではないんでしょうが、現代から見るとやっぱり違和感があります。この辺の歴史的背景に不慣れな日本人ではなかなか理解しがたいですよね。個人的な好みですが、ピーター・オトゥールが良くありません。たれ目でまつげが長く、猫背で痩せていて、ちょっとなよなよっとしていて、アラブの英雄といったイメージが全然わきません。 6点(2002-10-29 17:35:27) |
11. ターミネーター
何度も見ていますがまた見ました。ホント面白い。ストーリー、構成、映像技術、どれをとっても凄い。娯楽映画の決定版。 10点(2002-10-25 16:40:06) |
12. イングリッシュ・ペイシェント
アカデミー賞受賞作品と言うことで見てみましたが、こういう恋愛物は、経験が少ないせいかピンと来ませんでした。好きでたまらないのに、近寄ってくる男のほおを思い切りたたく。この辺凄いですね。 5点(2002-10-25 16:39:14) |
13. ラストエンペラー
確かに激動の時代に翻弄された清朝最後の皇帝ですが、自らの意志で主体的に生きた人物とは思えませんね。常に周囲に流されて受け身的な生き方です。皇帝なら皇帝らしく、旧時代の代表として敢然として敵にぶつかっていくという気概が全くありません。膨大な金と時間、エネルギーを注ぎ込んだ映画ですが、主役に魅力がないので感動は出来ません。 6点(2002-10-25 16:35:08) |
14. ハリー・ポッターと賢者の石
童話ということで、子供は喜べたかも知れませんが、私はどうも……後半スネイプという名前が良く出てきましたが、最後まで顔と名前が一致せず、もどかしい思いでした。二度見たらストーリーがよく分り結構楽しめました。それにしても、DVDで日本語の吹き替えをやっている子役の声優、棒読みで興ざめでした。 7点(2002-10-25 16:34:15) |
15. わが命つきるとも
重厚な作品です/・阿里燭瓩覆蕁¬燭鮗里討襪海箸發い箸錣覆ぁ」「生きるに値しない世ならば、生きたいとも思わぬ」という言葉が印象的でした。 7点(2002-09-26 17:34:58) |
16. 恋におちたシェイクスピア
俳優が好きじゃないです。いかにも好色そのものといった感じのジョセフ・ファインズ。えらが張っていて全然美人とも思えないグウィネス・バルトロー。 3点(2002-09-26 17:15:54) |
17. 炎のランナー
五輪の陸上予選が安息日である日曜日に行われるので、出場しません。ユダヤ人であるが為に色々不当な扱いをされてきました。いかにも西洋的なテーマで、日本人にはあまりピンと来ないですね。作りも地味ですし、退屈でした。 5点(2002-09-26 17:11:57) |
18. 愛と哀しみの果て
ハッキリ言って退屈な映画でした。ピンと来ません。ある富豪婦人の回想録。ロバート・レッドフォードとの浮気。大画面で見るとアフリカの雄大な大自然に感動もしたかも知れませんが、DVDで見たので特に印象に残りません。 4点(2002-09-26 17:06:07) |
19. ガンジー
ガンジーという偉大な人物の伝記映画。確かに立派な人物です。 6点(2002-09-26 16:55:47) |
20. プラトーン
戦争物の中ではやはり、五指に入ると思います。戦争とは言え、日常的に人を殺していると確かに仲間でも殺すことに抵抗がなくなっていくという恐ろしい心理状態になるのでしょうね。 8点(2002-09-26 16:54:58) |