1. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
《ネタバレ》 ディカプリオ、この役最高に似合ってました。おじさんたちもなかなかかっこよく、見ていておもしろかったです。ダルタニアンがまさか最後にあんな秘密を告白するとは思っていなかったので、テレビの前で深夜にもかかわらず「ひえ~」と一人で言ってしまいました。よかったんだけど、「?」と思うところもあったので7点です。 7点(2005-03-07 19:58:33) |
2. ドクトル・ジバゴ(2002)<TVM>
予告ではすごくよさそうだったので期待していましたが、主役2人が役不足かなぁ。なにかとても薄っぺらい感じがする。出演者や描き方が違えばもっといい映画になったと思う。これではジバゴはただの優柔不断な男に思えてしまう。 4点(2004-04-04 21:58:20) |
3. ヘヴン
《ネタバレ》 すごく感情移入したわけではないけど(実際にはあり得ないに等しいと思うので)、とにかくとても切ない話で、主演二人の表情と映像の美しさで見せてくれました。最後のヘリコプターが吸い込まれていく青い空の色が悲しかった。ケイト・ブランシェットもよかったけど、ジョバンニ・リビシの表情がすごくよかったです。 7点(2004-03-22 15:25:36) |
4. ことの終わり
題名とあらすじに期待しすぎたみたいです。途中から神様がらみになってきちゃって。設定などは興味深かったので、もっと違う方向に進んでいったらよかったのに・・・と思います。 4点(2004-03-19 18:38:38) |
5. マイ・レフトフット
《ネタバレ》 ダニエル・デイ・ルイス、すごすぎてイヤになるくらい(笑)。ちょっと過剰かなぁとも少し思ったけど。将来の結婚相手になる女性の気持ち、なんかわかるなぁ。しかも「自分が恐いんだ」って核心をつかれたら、私も先約キャンセルするかもしれない。クリスティーの感じる嫉妬や怒り、そして彼のマイナス的な部分も隠さずに描いていて、ヘンに美化していないところがこの映画のよさだと思う。あのお母さんの育て方は素晴らしい。 7点(2004-03-18 19:21:28)(良:1票) |
6. めぐりあう時間たち
かなり難解でした。これを観る前に「ダロウェイ夫人」を読もうとしたんですが、20ページくらい読んで挫折してしまいました。独特の文体でした。映画もそんな感じでした。でも、決して「わけわかんない!」と怒る気にはなりません。なんとなくおぼろげにわかる気がするんです。あと何回か観たら感じたことを言葉にできそうです。3人の女優たちの演技はやっぱり素晴らしかったので、感じたことを言葉にできたらもっと点数上がると思います。 6点(2004-03-17 17:35:52) |
7. エリザベス
《ネタバレ》 重厚な雰囲気と豪華な衣装がすばらしかったです。これだけでも観る価値ありです。退屈しないで観ることができましたが、誰が誰なのか途中でちょっとわからなくなるので、人物相関図がほしいと思ってしまうのが難点です(私だけ?)。ケイト・ブランシェットの演技にみとれてしまいました。白塗りの顔の下に、すべての感情を封印してしまったかのようなラストが心に残ります。 7点(2004-02-20 16:41:55) |
8. 父の祈りを
《ネタバレ》 ほんとにひどい話だなぁ~というのが観ながら感じたことです。実話と知らずに観たので驚きました。ダニエル・デイ・ルイス、すごくいいです。ピート・ポスルスウェイトも優しく強く慈悲深い父親役がとてもよかったです。欲を言えば、再審で無罪を勝ち取る法廷シーンをもう少し長く観たかったです。 8点(2004-02-05 16:57:15) |
9. イングリッシュ・ペイシェント
《ネタバレ》 途中ちょっと長いなとも思ったけど、怪我をしたキャサリンを洞窟へ運ぶあたりから(ほんとにラスト近くですよね)自分の気持ちが一気に集中していきました。砂漠上空での飛行シーンがせつなさを増しています。ラストの音楽がなんとも言えない余韻を残してくれます。「愛人/ラマン」と同じ人が音楽担当だったんですね。あの映画も同じ感じで余韻が残ったので妙に納得しました。ジュリエット・ビノシュってたくましさもあり、不思議な色香もありですてきです。 8点(2004-01-31 17:12:02) |
10. ダンサー・イン・ザ・ダーク
《ネタバレ》 ずーっと観ようか迷っていて、一大決心して観ました。観終わった今、やっぱりかなり重い気分になっています。「どうしてこうなるのぉ~?」という理不尽さ、「なんですべて話して死刑を免れようとしないのぉ~?」という怒りにも似たイライラ。息子を思う気持ちはものすごくわかるけど。どうして子供を産んだのかという問いに「この腕に赤ちゃんを抱きたかったから」というのは泣きました。自分勝手な選択かもしれないけど、女の本能だものね。列車のミュージカルシーンは思わず涙出るくらいよかった。裁判と死刑直前のはどうかと思うけど、ああいう想像の世界がなければ彼女はほんとに不幸すぎる。内容が内容なだけに誰にでも簡単にはすすめられないけど、撮り方も凝っていたりと出来はいいと思います。 6点(2003-12-22 16:47:22) |
11. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 長い映画でしたがそれを感じさせない映画でした。内容は重くて、目を背けたくなる場面もたくさんありましたが、実際にあったことなのですから目を背けてはいけないと思いました。主人公が生き延びられたのはもちろん運がよかったのでしょうが、過酷な状況でも生き延びられる強さを持っていたからでしょうね。ドイツの将校のつま先からずっとカメラが上がっていき、顔が映る場面は忘れられません。将校役の人は出番はあまりなかったけど、役柄にピッタリでとてもインパクトのある人だと思いました。 8点(2003-11-24 09:25:06) |
12. ブラス!
《ネタバレ》 大会で優勝したときの挨拶には泣けました。ほのぼのした映画だと思いました。が、その後バスの上で「威風堂々」を演奏する場面でただのほのぼのした映画ではないと気付きました。そのときの指揮者の顔を見るとわかります。なにもものごとは前進してはいない。ただ大会で優勝したに過ぎない。この頃(炭坑閉鎖)ってすごく大変な時代だったんだなぁって思います。 7点(2003-11-15 15:23:06)(良:1票) |
13. フル・モンティ
《ネタバレ》 いやぁ~最高におもしろかったです!子供が昼寝してたので笑いこらえるのに必死になった場面が何ヵ所かあって。そして最後はもう泣けて泣けて。けして男前な人なんて一人もいないし滑稽なんだけど、いつしか裸で踊ることが金儲けから自分探しのようになっていく過程がとても心動かされました。あの踊り、素直に「私も見たい」と思いました。 9点(2003-11-11 17:39:25) |
14. 愛人/ラマン
《ネタバレ》 ラストが結構よかったです。少女を車の中からそっと見送る場面。遠くから車だけ映し、男の顔など一切映らない。映らないのがとてもよかった。あれがなければ私の中では「う~ん」という映画で終わってしまっていたと思います。ジェーン・マーチって綺麗なときとそうでないときの落差が激しい。歯が原因じゃないかと思うんですが・・・ 5点(2003-11-09 18:00:46)(良:1票) |
15. ギャング・オブ・ニューヨーク
長い映画でしたねぇ!夜中に観たので途中少し寝てしまいました。ごめんなさい。結構残虐なシーンが多かったですね。キャメロン・ディアスはよくなかったです。綺麗とも思わなかったし、あの役の意味がよくわからない。ディカプリオは好きなので、ちょっと甘いかもしれないけどよかったと思います。でもやっぱりダニエル・デイ・ルイス!あの役の異常な性格や考え方を見事に演じていてすばらしい。気分が悪くなるくらいハマッてました。 6点(2003-10-06 08:53:28) |
16. ザ・ビーチ(2000)
評判ではあまりいいこと言われてなかったけど、思った程悪くなかったです。原作を読んだ者としては、すべての登場人物が原作のイメージとピッタリで違和感なく入れました。ディカプリオが痩せてて若くてかわいい。音楽もよかった。ただ、現実逃避したい若者たちが自分たちで楽園(と思い込んでいる)を作り、無責任に自己満足の世界で遊んで暮らしているのは見ていてあまりいい気持ちがしない。ヘンな欲を出さなければ、あんなに恐い目にあわなくて済んだのにね~。それとも、ああいう目にあわなければわからない?お気楽な人たちですね。 6点(2003-10-06 08:42:16) |
17. アイリス(米英合作映画)
自分を理解し、すべてを受け入れて認めてくれる相手と出会えたアイリスはとても幸せだったと思う。そしてジョンも、妻でありながらも永遠の憧れの対象のようなアイリスと共に生きられて幸せだったと思う。この夫婦の愛の形に感動しました。出演者たちの演技もすばらしかった。ケイト・ウィンスレットはすごい。日本の有名女優だったらこんな度胸ないでしょうね。 7点(2003-09-26 08:51:00) |
18. ショコラ(2000)
メルヘンチックというか、実際にはあり得ない話ですが、なんだか後味がとてもよい映画でした。チョコレートがおいしそうで、観てる間中ずっと食べたかったです。でも、ジョニ-・デップの役はあまり重要ではないような。「耳に残るは君の歌声」とそっくりな役だし。なのに、私の知っているジョニ-・デップの中で一番かっこよかったです。 7点(2003-07-31 17:59:14) |
19. 耳に残るは君の歌声
まず、邦題の響きが美しいと思いました。でも、内容はちょっとわかりづらく、要約され過ぎている感じがして、物語に入っていけませんでした。ジョニー・デップとクリスティーナ・リッチより、ケイト・ブランシェットの方に興味が沸きました。鍵となる歌はとても綺麗な旋律でした。 5点(2003-06-23 16:49:33) |
20. 太陽と月に背いて
確かにディカプリオはほんとに美しいです。知り合いは「気持ち悪いから観ない方がいい」と言ったのですが、ここでみなさんが「ディカプリオが美しい」とか「すごい」と書かれてたので観ました。やっぱり美しいし演技もうまいです。でも、やっぱりあの相手の詩人は・・・私は生理的に受け付けませんでした。そのことが気になってしまい、映画に浸れなかったのが悔やまれます(涙) 6点(2003-06-18 17:38:02) |