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プロフィール
コメント数 159
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 泉州・堺で生まれ育ち、その後広島へ移り住み、横浜で3年過ごしたあと再び広島へ。
コロンボ(『新』は除く)を制覇して以来、意欲を失っておりました。
一年半ほどサボっておりますが、そろそろ復活します。
レミさん、ようこそ!←私信です。すいません。

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1.  バイオハザードII アポカリプス
この作品は、ゲームをやってるか、やってないかで評価の対象が違ってくるでしょうね。私は前者。だからこの作品には、アクションではなくて恐怖を求めたい。アリスが素手でネメシスに勝つなんざぁ、苦労してゲームをクリアしたモンの立場がおまへんがな。大体やね、ネメシスを倒すのに何回『You are Dead』を見たと思ってんねん。怒るでホンマ。まぁ、そんな『ゲーム組』でもジルには、まいったね。多くの人が評価しているようにゲームのまんまでした。あとリッカーの登場にも拍手。ゾンビ、ケルベロス、リッカー、ネメシスと出たから、あとはハンターと、なんと言ってもタイラント。それにクリス、クレア、レオン、レベッカ、おっと忘れるとこやったウェスカー。あれ誰か忘れてる、そうそうエイダ。おいおい、ちょっと待たんかい。こんだけ出そう思たら、3どころ違うがな。少なく見積もっても7までいかなあかんやん。先は長い。(ゲームやってない人には訳分からんコメントになって申し訳ない)
6点(2005-02-26 23:20:02)
2.  第三の男
影の使い方が見事です。オーソン・ウェルズの顔が光に照らされて浮かび上がるところは実にインパクトがある。映画としての完成度は極めて高い。映画の教科書と呼ばれているようだが、正直言って面白味には欠けた。まぁ教科書って、面白味に欠けるのがあたりまえか。有名なラストは印象的でした。アンナ女に振られてみたい。なんてね、お粗末でした。
6点(2004-04-29 23:29:09)
3.  ニューヨーク1997
カーペンター節が炸裂!彼の素晴らしいのは、無駄な虚飾が一切無い所である。ともすれば、この手の作品には、主人公の要らざるロマンスが登場したるするのであるが、それを良しとしないカーペンターの潔さ! 正にカーペンターワールド!私はこの単純明快なワールドが大好きなのであります!
7点(2004-04-11 13:55:17)
4.  オデッサ・ファイル 《ネタバレ》 
『全ての報道記者に捧ぐ』原作の巻頭に記されたフォーサイスの言葉である。フォーサイスの作品を読み漁ってた当時大学3年の私は柄にも無く新聞記者になろうと思った。残念ながら理系だった私の学校に新聞社からの求人はほとんど無く、それは夢に終わった。つまり原作はそれほどの名作であった。本作は原作ほどのリアリズムは無いものの時間の制約のある映画では止む無しか。確かに万事うまく行き過ぎているが、ミラーの執念と、オデッサの不気味さはそこそこに表現されていたように思う。尚、原作発表時には、ロシュマンは発見されていなかったが、その後アルゼンチンで逮捕された。その足の指は原作で書かれていた通り凍傷で何本か落ちていたそうである。
7点(2004-01-11 19:38:40)
5.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
映画そのものよりクワイ河マーチが有名。大阪ではサル、エ○公、チンパンジーでした。戦争が如何に残酷で、無意味で、愚かであるかを見事に表現している。イギリス軍と日本軍の橋工事に関する会議を境に、両者は主客転倒するが、そのとき咽び泣く斎藤大佐が哀れである。ニコルソン大佐が、偶然爆破スイッチを押す結果になっているが、彼はあの時迫撃砲の爆風でやられなければ、果たしてスイッチを押したのだろうか?
8点(2004-01-11 15:30:18)
6.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
猛烈な反戦映画。人が人を平然と殺すには、何がしかの狂気が必要である。しかし人は、実に簡単に狂気を手に入れる。たった数週間の訓練で、殺してくれと頼むものを殺すことで、普通の人が、たやすく手に入れる狂気。この狂気を描くことで逆に、戦争はもとより、軍隊の存在さえ否定しているように思える。ラストの『ミッキーマウスマーチ』を歌いながら行進する『狂気の群れ』と、狂気に支配された自殺する直前のデブの顔(シャイニングのニコルソンそっくり)が印象的であった。
8点(2004-01-11 15:08:34)
7.  時計じかけのオレンジ
キューブリックの作品を評価するのは難しい。でも彼の作品は嫌いじゃない。この作品には嫌悪感を感じるが、その反面人間の本質を突いているようにも思える。要するに、人間は実に残酷で身勝手な生物である。そして世界は不条理に満ちている。この不条理こそ本作を構築する基本だと感じた。
5点(2004-01-11 14:54:02)
8.  ターミネーター3
1および2とは違う路線である。1の得体の知れない恐怖、2の面白さは影を潜めている。はっきり言って4への繋ぎという印象は拭い切れない。だが、それほど捨てたものでもない。審判の日を回避したと考えることによって、自分自身の存在意義を見失った主人公が自暴自棄になるのは自然な流れともいえる。あそこまでしてしまうのはどうかと思うが。しかし、ターミネーターは作品毎に進化し、強くなっているが、はっきり言って知能は全然進化していない。そろそろショートキルではなく、ロングキルに切り替えた方が、良いと思うのだが・・・。パート4では『T-何とか』型ではなく『G-13』型を開発してはどうだろうか。
5点(2004-01-05 23:30:53)
9.  ターミネーター
得体の知れない圧倒的パワーを持つものに、理由も分からず追いまわされる主人公。ただ逃げ惑い、絶望の淵に追い込まれる。だがやがて、意を決し、捨て身の反撃に出て相手を倒す。考えてみれば、スピルバーグの出世作『激突』と同じストーリーである。スピルバーグは追跡者を敢えて露出しないことで恐怖感を演出してくれた。逆にキャメロンは、ターミネーターの強さを徹底的に見せることで『激突』とは、異質の恐怖を観客に与えることに成功している。どちらが、より恐怖感を増幅しているかについては、甲乙つけがたいが、思い比べてみると、初見においては、『激突』のそれが、若干優っているように思える。だがそれは、決して『ターミネーター』を否定するものではない。『激突』には『激突』の、『ターミネーター』には『ターミネーター』の恐怖がそこにある。
7点(2004-01-05 22:16:17)(良:2票)
10.  コレクター(1965)
育ってきた環境、考え方の違い、現在の状況から決して受け入れあうことの無い男と女。男は一方的な愛で女にも自分を愛するように求める。でも、絶対に男の想いが成就することは無い。男は、心のどこかで気づいていながらも、それを認められない。救いようの無い、絶望と恐怖、そして狂気がそこにある。彼の館には棺だけが増えることだろう。
7点(2003-12-21 13:29:14)(良:1票)
11.  ジャッカル
原作や映画のオリジナルと比肩するのも失礼な駄作。劇中ジャッカルは一流のプロらしいが、一流の条件を知っているのだろうか?『10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さ・・・、残る40%は運だろう・・・な・・』二十世紀最大の謎、モンスターと呼ばれるデューク・東郷先生は、こう仰っていますが、このジャッカルには微塵も無い。とりあえず賛美歌13番でも斉唱して出直してらっしゃい。←ウソ。二度と出てこなくていいよ。
2点(2003-11-30 16:30:59)(笑:1票)
12.  バイオハザード(2001)
ゲームを原作とする映画の中では良く出来たほうでしょう。ただゲームの世界観は余り表現できていない。ゲームでは扉を開ける恐怖、角を曲がる緊張等、ただ歩くだけでも怖かった。タイラントが出てこないのもダメ。元々ゲームには映画的手法が使われているので、そのあたりが残念である。でも、あんだけゾンビが出てきたら、とてもじゃないがクリア出来んなぁ。
6点(2003-11-30 13:04:44)
13.  シャイニング(1980)
さすがキューブリック!これでもか、これでもかと恐怖心を煽ってくる。血のエレベーター、突如現れる双子、ニコルソンの目・・・。無邪気な少年が家の中で三輪車に乗るのはオーメンを彷彿とさせる。少年を起用して恐怖感を盛り上げるのは、いつの時代も常套手段か。でも一番ギョッとしたのは、熊のぬいぐるみとジジイのツーショットか!ベッドで何してたの?あんたら。
8点(2003-11-03 21:56:21)(笑:1票)
14.  オーメン(1976)
6月6日に生まれた人の肩身を思いっきり狭くした作品。キリスト教社会のアメリカにおいて反キリストをアンチテーゼにおいた作品は数あれど、成功した数少ない作品のひとつ。聖書を見ると例の666を探したことを思い出す。
7点(2003-10-26 21:32:24)
15.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
観るものは皆知っている、ジャッカルが暗殺に失敗することを!でも引き込まれずにはいられない。ジャッカルに声援を送らずにはいられない。淡々と進むストーリーには、ある種ドキュメンタッチで観るものをグイグイと引っ張っていくパワーがある。ラストシーン、ルベル警視がジャッカルの棺の埋葬に一人立会うところ所に哀愁を覚える。
9点(2003-10-26 17:55:20)(良:2票)
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