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プロフィール
コメント数 491
性別 男性
年齢 60歳
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1.  キック・アス
 ここでの評価の高さにビックリ。w どっからどう見てもB級映画なんだけどなぁ……。w   モラル規制の厳しいハリウッドに於いて、撮影当時12歳のクロエ・グレース・モレッツが猥語を連発し、バッタバッタと人を殺していくというのが話題になって口コミで人気の出た本作。  確かに弱者が強面の悪人をなぎ倒すというのは胸が空くが、実のところなぎ倒してるのは元警官のビッグ・ダディと格闘エリートの娘ヒット・ガールの二人。しかも銃や刃物で殺しまくる。う~ん、でもそれって犯罪だよね。正義じゃないよね。途中、ニコラス・ケイジを止めに来る元相棒の黒人警官がとってもまともで、そこだけが「ああ、制作側も一応分かってるんだな」と良心の残滓を感じる。w  んでもって一方、肝心のキック・アスはやられっ放し。  これがまず1番大きな問題点。デイブ=キック・アスの物語として始まったこのストーリーが、途中からミンディ父娘の話にすり替わり、デイブはいつの間にか主役から準主役へと脇に追いやられていく。つまり、当初の主人公のデイブに感情移入して観ている観客は、途中でいったん放り出され、ミンディへとシフトチェンジを強いられる。  そして紆余曲折あってクライマックス。どうにも間が悪い。いや、テンポは良いんだ。サクサクと展開して話は進むのだが、間が悪い。焦らし方が下手。  追い込まれたヒット・ガールを助けにキック・アスが出てくるまでの、緊張感とは違う、何とも言えない間の悪さ。   いずれにせよ、思いがけず一流扱いされてしまったが、結局は散りばめられた小ネタや下ネタを楽しむB級映画。  バットマンやスパイダーマン、スーパーマンなどの映画へのオマージュは数知れず。そもそもこの映画の作り自体がスパイダーマンをなぞってるし、悪者の息子が同級生で組織を継いで復讐を誓うなんて、まんまスパイダーマン。作り手も、そういったマニアックな楽しみ方をする映画として作ったんじゃないのかなぁ。
[DVD(字幕)] 4点(2018-05-12 12:45:20)(良:1票)
2.  バンデットQ
 良くも悪くもテリー・ギリアムの作品。私はロードショー公開で観に行ってポカーン状態で観終わった覚えがある。  1981年の作品ながら、チケットの半券のスタンプを見ると日本公開は83年(昭和58年)だったようで。チケットやパンフにも、ギリアムの名前よりも『制作・音楽/ジョージ・ハリスン』の名前の方が大きく踊っている。  当時、観終わって一番印象に残ったのは、創造主たる神が三つ揃えをピシッと着こなした、如何にもビジネスマン風の出で立ちで登場し、ビジネスライクに後始末を指示してそそくさと消え去ったシーンのみ。配給会社の“冒険ファンタジー”という触れ込みを見て劇場に出向いたガキには、ただ一言「なんのこっちゃ?」と置いてけ堀を喰うしかなかった。   そして約35年ほどの月日が経ち、再見してみると…………。  なんかね、小劇団のアングラ芝居を観ている様な気分になった。同じ役者が衣装を取っ替え引っ替えして、シチュエーション・コントの寄せ集めと言うか……。  壮大なバカをいとも真面目にヤルというのは如何にもギリアムらしいが、この人のセンスは万人に受け入れられるモノではないな、と改めて感じた。  『バロン』や『未来世紀ブラジル』に見られる想像力の高さや、手作り感満載のファンタジックな特撮は認めるが……。  基本的にこの人は、人様が良いというモノには何かしら文句をつけたがる傾向がある。『ホーリー・グレイル』や『ブラザー・グリム』等などは、目の付け所は面白いが内容的には明らかに空回り。それはこの『バンデッドQ』でも然りで、ナポレオンやロビン・フッド、タイタニック沈没のシークエンスなどは悪ふざけにしか見えない。そもそもギリアムの皮肉屋な部分は、子供をメインにした家族向けファンタジーには絶対に合わないだろ? ラストに家を火事で失い、さらに親が消えてなくなるってどうなの? 子供を主人公に据えた冒険ファンタジーにあるまじき後味の悪さは、ちょっと容認できないな。  ここでの評価の高さに、ただただビックリです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-11-25 15:53:58)
3.  トランスポーター3 アンリミテッド
『トランスポーター』シリーズも3作めを迎え、ジェイソン・ステイサム版の終章となるワケですが。  いや、もうコレは何やカンや酷すぎちゃって……。  まず、アクションがダメダメ。監督が変わって一番ダメになったのが、このシリーズのキモとも言える格闘アクション。寄りのシーンが多く、短いカットを矢継ぎ早に繋いでいく見せ方は、スピーディではあるが何をやっているのか判り難くドタバタしているだけ。動きの美しさもなければ、せっかくのアクションの全体像と大きさも判らない。  次に、なんじゃ、あの如何にもベッソン好みのぶっさいくなヒロインは?! “2”の悪役女とタメ張ってるぜ。アレがウクライナの外交大使の娘? 彼女自身がうなじに看板背負ってるように「安」い娼婦にしか見えないんですけど? しかも間延びした会話の遣り取りと無駄な濡れ場が緊張感を削ぎまくる。  そして、終盤のご都合主義の雨霰がダメ。もう話の破綻っぷりが半端無い。例えば犯人がフランクをダムの有る場所に呼び出すのだが、フランクが到着するとボスを含めたグループご一行様が既にご到着あそばして待ち受けている。何、その機動力? しかもそこでフランクを殺そうとする。だったらお前らフランク必要無いじゃん?! お前らが女連れて動けよ。  さらに犯人グループが主人公の腕に付けるブレスレット型爆弾は、ペンタゴンの機密コードでしか外せない代物だったはず。ところがクライマックス。犯人のボスを追い詰めた我等がフランクは、いとも簡単にブレスを外しボスの腕にカチリと嵌め直したではないか! その他にも、ダムに水没した車が引き上げた途端にエンジン音も快調に走り出したり……。今時マンガでももう少しリアリティに気を遣うぜ?  他にも、ツッコミだしたらキリがない。もう、これだけ酷い出来に成り下ってくるとね、ここで降りておいたステイサムは賢かったな、と。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-11-22 19:25:01)
4.  ザ・キープ
 観終わったあと、思わず「酷いな……」と声に出してつぶやいてしまった。   原作はF.P.ウィルソンの“ナイトワールド・サイクル”の幕開けを飾るベストセラー小説。吸血鬼伝説をモチーフに古代より続く悪と善の戦いを描くこの『ザ・キープ』は、確かにウィルソンの初期の作品だけにシリーズ中でも作風が垢抜けないと言うか、キレが無いと言うか、判りにくいと言うか……。正直、手放しに「面白い!」と言える小説ではない。   そしてこの映画である。テンポの悪い演出、繋がりの悪いシークエンス、暗くて観にくい画面、そこに差し挟まれる唐突な濡れ場……等などのおかげで、観ていても引き込まれる要素が全くない。いや百歩譲って、ホラーなのだから画面が暗いのは許したとしても、そこに被さるタンジェリン・ドリームのヤケに軽やかな音楽が雰囲気を台無しにしている。これはタンジェリン・ドリームが悪いのではないだろう、彼らに曲を依頼、採用した製作者のセンスの無さだ。   よく判らないキャラクター設定もそのままに、半ば強引に映画は進み、なんやかんやとドタバタし、唐突に終わるラストに至ってはもう絶句しかない。   いや、それより何が驚いたって、ここでの評価の高さ。原作を読んでいる自分でさえ「なんじゃ、こりゃ?」状態で観終わったのに……。むしろ読んで無い方が良かったのか?w
[CS・衛星(字幕)] 1点(2017-11-01 17:35:33)
5.  PUSH 光と闇の能力者
 ダコタ・ファニングが安達祐実にしか見えねぇ~。www ま、それはともかく。ここでの評価を先に見ていたせいか、思ったより結構面白く観られた。この手の映画は、超能力合戦なんていうそもそもの設定からして無理があるわけで、そこに細かい文句を言っても始まらない。勢いで観て、勢いで騙されときましょう、くらいのつもりで観るのがイイと思ってますんで。  で、映像にしろ編集にしろ、何とかスタイリッシュに観せようとする気持ちは感じられる。まあ、あまり功を奏しているとは思えないけれど、気持ちは、ね。  何でもできるスーパースターが居るワケじゃなく、能力者一人一人の役割分担が決まっているため、パーティを組んでチーム戦だ! ってところもゲームっぽくて面白い。  細かいことを言い出したら、ストーリー上の粗なんて山ほどある(例えば、どなたかも書いておられるが、何十人、何百人に試してキラ一人にしか成功しなかったワクチンがそんなに大切か? それって失敗作なんじゃないの? とか)のだが、そこは先にも言った通りこの手の映画でそんな粗を突くのは野暮ってモノ。ただ、レビュワーの皆さん仰るように、敵味方含めて人物のキャラが描けていないため、誰にも感情移入できないのが痛い。最低限、観客がしっかりと視点を据えられる程度のキャラ設定は欲しい。それがあるだけで見終わった印象はまったく変わるハズだから。  ところでこの映画、『PUSH』ってタイトルな割には主人公が使うのはただのPKなんだよね。なんで『PUSH』なんだろ? それと、コレって全編香港ロケの意味あるのかな?w
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-04 11:47:48)
6.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
ここでの高評価に、かなり期待して観たんだが……。前半3分の2は退屈な映画だなぁ、と。カードゲームで大きく負けた辺りでは、イカサマでハメられた負けをイカサマで取り返すコンゲームものなのか? と思ってみていたが、なんだ、ただのスラップスティックだったのか。後半3分の1で話が大きく動いてから、やっと少し面白く観られるようになってきた。が、各悪者グループの円環状の関係は容易に予想がつく。まあ、後半のまとめ方は面白くないワケではないが、褒めるほどのモンでもない。アンティークの銃を巡ってのラストシーンが、ちょっと楽しくはあるが。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-30 23:56:41)
7.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
スティフン・キングが大絶賛したという原作は、10年以上前に買ったきり積ん読の山に埋もれてしまっている……。ということで、原作未読で映画を観たが、正直私ゃダメだ。受け付けない。なるほど、皮肉屋のキングなら絶賛しそうな内容だわ。が、大の大人が何人もの人まで殺して得るモノ無しってのはちょっとねぇ。カタルシスの欠片も無い。これならいっそ捕まった方が諦めもつく。話自体も大して目新しい展開ではなかったし、見るべきものは無かったと言うか……。まあ、見終わって残るモノと言えば、腹決めた女が一番怖い、みたいな感じ?www
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-05-22 21:04:01)
8.  恋におちたシェイクスピア
 まあ、まさかコレを実際の『ロミオとジュリエット』の制作秘話だなんて思う人はいないだろうけれど、それくらい上手く嘘が生きている。  作中に歴史上の人物を使うときは、史実と嘘の絡み具合がポイントになるのだけれど、この作品は少々ベタながらその点はバッチリで安心して観ていられるし、コメディとしてのギャグも洒落ている。  ただ、あまりに有名な作家と作品が題材のため、先の先まで読めてしまう展開を“映画”として楽しめるかどうかで、評価は大きく分かれるとは思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-21 14:40:55)
9.  Vフォー・ヴェンデッタ
 正直、「またか……」と言うのが素直な感想。この手の映画はもう見飽きたよ……。欧米人は、よっぽど封建社会がお嫌いらしい。そして欧米人の考える封建社会とは、政府による情報操作、言論統制、行動規制とお決まりの社会主義スタイル。封建主義と上手く付き合ってきた歴史を持つ日本人には、根底の部分で理解はし難いね。  また、この映画の失敗は、主人公がVなのかイヴィーなのか中途半端なこと。登場では、奇抜な格好と圧倒的な強さ、そして頓珍漢にも思える饒舌さで魅力たっぷりだったVが、先へ行くにしたがって尻すぼみ。背負った過去の暗さもイマイチ伝わりにくい。一方、イヴィーの成長物語にしては彼女が大して何するワケでもない。  さらに、政府側があまりに無策すぎて、復讐がとんとん拍子に進み、スリルもドキドキ感も無いし、市民の悪政に対するストレスも伝わってこない。  2時間以上の長尺の割には描ききれていない部分が多すぎて、だからナンなんだよ? 的な宙ぶらりんな感覚だけが残る。
[DVD(吹替)] 4点(2011-02-12 18:18:44)(良:1票)
10.  マインドハンター
 予備知識ゼロ、よって期待もゼロの状態で観たのだが、なかなかどうして面白かった。レニー・ハーリンにしちゃあ、かなり上位に入る面白さなんじゃないかな。クリスチャン・スレーターとヴァル・キルマーの意表を突く使い方もイイね。細かいことを言い出したらツッコミ処満載(例えば、最初のピタゴラスイッチのようなドミノ倒しは、いつ仕掛けたんだ? とかね……)ではあるのだが、各シークエンスそれなりに緊張感のある展開とテンポの良さで強引に持って行ってしまう。  まあ結末は仕掛けのための仕掛け、騙しのための騙し、みたいなところはあるけどね。犯人を分析し裏をかいて時計を進ませ、発光する粉を塗る、ってのはイイけど、誰が犯人かを確かめる前に消火器でぶん殴るかぁ? 映画だから「殴り方が弱いぜ」で済むけど普通は死ぬぜ。w ってか、何のための罠だよ。  でも、そんな詰めの甘さを差っ引いても、2時間弱十分に楽しめます。B級と言ってしまうには惜しい、A級半の作品。
[DVD(字幕)] 7点(2010-06-08 19:20:53)
11.  エラゴン/遺志を継ぐ者
いや、これは酷い…。子供向けとかそういう問題じゃない。序盤、複雑な状況設定は全て長いナレーションで説明し、主人公が出てくる辺りは、兄弟分とチャンバラして笑い転げて……と、あまりにもありきたりでしかも妙に力みの入った演出で空回り。後半に入って話はややまとまってくるが、薄っぺらい薄っぺらい。敵には全く魅力が無いし、味方にも無い。ファンタジー物がブームとなってずいぶんな後発にもかかわらずこの出来とは……。
[CS・衛星(吹替)] 2点(2010-02-12 00:42:02)
12.  ヘアスプレー(2007)
 ミュージカル好きな自分としては、ミュージカル映画としてなら8点ぐらいあげても良いほど楽しい映画。歌もダンスも、技術や美しさを見せるというよりは楽しさを全面に押し出したつくりで、観ていてワクワクしてくる。主要キャストの全員に、歌とダンスの見せ場がちゃんとあるのも好感が持てる。  しかし! ひとつの映画としては……今一つ素直に楽しめないところがある。まァ、リメイク映画に話の筋のことを言うのもなんだが、これって白人対黒人にする必要あるのか? クドいまでのマイノリティ賛歌が少々鬱陶しい。この手のご陽気な作りなら、いっそ『ヘアスプレー2』とでもして、チビデブっ娘が運と頑張りで逆境を撥ね退けてサクセスしちゃいました! ってな脳天気なストーリーの方が素直に楽しめただろう。  ただ、若手を支える役者陣は豪華で、しかもみんな楽し気なのは良い。トラボルタの悪乗りと言い、ファイファーが嬉々としてやっている(ようにしか見えない)憎まれ役と言い、ウォーケン(女装まで披露w)の怪演と言い、脇は磐石。その上で若手が歌い踊る。やっぱり脇役って大切だねぇ。  最後にもう一点。トラボルタとウォーケンのデュエットダンスは、違う意味で心惹かれた。w
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-31 19:29:55)
13.  エイリアンVS. プレデター
 これ、3年位前にDVDで観た時は、まァ取り立ててどうという事も無い映画だと思ったんですが……。テレビで飯食いながら片手間に観てると結構面白い。w  まあ真剣に観ちゃうと、期待ハズレ感は否めない。エイリアンは『エイリアン』ほど怖くないし、プレデターに到っては、なんかイイ奴じゃん! みたいな描き方で、それはどうなの?! と言いたくなるんですが。w で、最後は結局『プレデター2』に似てないか? みたいなね。ダニー・グローバーがサナ・レイサンになっただけと言うか、今回は「勇者よ」って言わないんだ?! みたいな。w  でもテレビで観てると、CMから次のCMくらいまでの長さの間に、小さいながらも一応ちゃんと起伏があるんだな。まさにTVでやるために作ったような映画。w TVで観た時の方が印象の良かった映画なんて、コレと『ハリ・ポタ』の1くらいです。でも、公開から1年もすればすぐにTVに流れる最近のご時勢では、それは褒めても良い所かと。  ただ、一つ。前回、今回共に思ったのがラストです。そんな槍いらんから、どっか近くの国まで乗せてったれや~。あのオネェちゃん、南極から1人でどうやって帰るんだろう???
[地上波(吹替)] 6点(2009-10-17 00:33:17)
14.  ディテクティヴ(2006)
C級クズ映画量産マシーンのヴァン・ダムも、40を半ばにしてようやくそれなりに見応えのある作品を送り出してきた、と言うところか……。 今回は、お得意の武術アクションは一切封印して、ヤリ手だが道を踏み外した刑事を、地味ながら好演している。 作品としては、演出に少々冗長な部分や無駄があり、まあそこがB~C級たる所以であるが、観ていられないほどではなく、それなりに纏めてきたかな、という感じ。 そして、観ていてどうも腑に落ちないご都合主義やモヤモヤが、エンドロール途中に挟まるシークエンスで解決される展開は、C級なりに意地を見せたかな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-09-24 21:00:52)
15.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006)
これは……! 聞きしに勝るバカ映画ですなぁ。そもそも「抜け忍」の意味を全くはき違えてるし~。www でも、かなり愛すべきバカ映画です。 原案ゲームは存在すら知らなかったけど、全く関係なく楽しめる作りは好感が持てる。やはり、映画として一つの独立した作品である以上は、原作を知らなきゃ解からないというんじゃお話にならないよね。 格闘アクションとして真面目に観ちゃあ一昨日来やがれモンに馬鹿馬鹿しい限りだが、お色気アクションとしては及第点以上でしょう。後半の大バカ展開も、投げやりな大馬鹿ではなく、それなりに楽しませようと考えてはみたが空回りしてしまいました……、というようなバカ展開なので大目に見てあげましょう。w あと気になったのは、デヴォン・青木が『ワイルド・スピード』の時ほど美人に見えなかったのと、クリスティー役の女優さんが藤原紀香に見えてしょうがなかった。似てない?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-31 20:25:45)(良:1票)
16.  スペース・サタン
当時人気者だったファラを主役に据え、名優ダグラスをサポートに置いて、怪優カイテルを敵として絡ませる、と。登場人物は、ほぼこの3人だけ。 特撮は、スターウォーズとスタ・トレの影響がバリバリだけど、まあこの低予算ものにしちゃあ頑張ってる。だけどねぇ、話がここまで御粗末だと、やっぱりどうしようもないね。最初から最後まで、カイテルは結局何しに土星まで行ったのやらさっぱり分からん。まさかダグラスとおねぇちゃんの取り合いするために行ったわけではなかろう? 同僚を殺してまでさ……。 でもまあ、この映画の目的は『如何にファラを可愛く見せるか』であって、その他の枝葉末節はどうでもいい事だったんだろうな。B級SFのお約束「おっぱいチラリ」もあるしね。 映画としちゃ3点なんだが、ファラを可愛く見せるという点では成功しているので4点。さらに彼女の冥福を祈ってもう1点プラスしときます。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-20 13:51:00)
17.  タロットカード殺人事件
ウディ・アレンらしいソツの無い作りの佳作。べつに大爆笑というほどのコメディでも無いし、ハラハラドキドキのサスペンスでも無いけれど、決して退屈はさせないし、安心して観ていられる。まあ、観終わったあと何が残るってワケでも無いけれど、この手の映画はそれで良いんだろうな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-19 16:11:21)
18.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
はっきり言ってつまらない。現実味の無いバカバカしいトリックと後味の悪い結末。プリーストの原作だけに後味の悪さは覚悟していたが、ニコラ・テスラに瞬間移動、ダブルの瞬間製造と来たら流石にアホらしくなって興味も半減。2時間以上も掛けて観せるような話でもないだろうに……。原作は持っているだけで積読状態なのだが、この映画を観て一気に読む気が失せた。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-04-19 15:59:53)
19.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
つまらない。「笑える人だけ笑ってくれ」と言うような斜に構えた姿勢が、如何にもモンティ・パイソンの出だな、という感じ。何が面白いのか自分には理解不能。くだらない無い冗談が「コレでもか?!」とばかりに続いていくんだが、笑えないコメディを見ることくらいシンドイ事は無い。むしろこのサイトでの評価の高さに苦笑した。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-04-18 14:57:57)
20.  the EYE 【アイ】
角膜移植に源を発しての、幽霊、災害予知など、在り来たりな題材を寄せ集めたお話なんだけど、卒無くまとまっていて、あの低予算ホラーを観終わったあとによくある「はぅ~……」といった脱力感は無い。w ホラーらしい陰鬱な雰囲気もそれなりに良い感じ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-12-07 21:02:25)
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