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プロフィール
コメント数 105
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自己紹介 お久し振りの方、初めましての方、
こんにちは。

只今、写真家として水面下より目立たない所にいます。
新聞に載っても名が売れない写真家…最早、自力で行きます。
新レビューはまだ未定。

ハリポタ見るくらいなら、B級を選ぶ偏屈です!
新作は5年は寝かせます!!

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1.  キリング・フィールド
この作品を当時の関係者からの視点を踏まえて 描いたら…そのクメール・ルージュの残忍さと 他国の優しさと偽善と言う残酷性がもっと浮き彫りに なっていたであろう。 リアルでショッキングな映像は、そのままを『非現実』として しか映さなかった、とても残念。 どうしても“プロパガンダ”としか私の目には 写り得ない…そこまで保身をしたいのか……? 『真実』を映す事を何故拒むのか…
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-12 02:35:50)
2.  時計じかけのオレンジ
人は欲望の奴隷であると共に、 理性の生き物である事を再確認した 灰汁の強い作品。 自分の性癖を否定されている様で 恐怖さえ感じた。それ程完成度の 高い一作。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-12 02:25:17)
3.  耳に残るは君の歌声
歌声の流れに乗って、静かに沈むような…それは、大きな川の氾濫に惑わされた1人の少女の歩んだ道程。昂揚はない、ただ流れる。それは時代<河>の一部、少女はその奔流の一筋に過ぎないのだ。 流れ着く場所が、劇的でなくとも。華やかでなくとも、少女の歩んだ道程は確かで、語られる事全てが早足であっても、其れは時代の一片を切り取って観せたもの。彼女の感じたものを、流れながら共に感じ、過ぎて行く。彼女が求めていたものへ辿りついた…歌声が物語るもの…。 私には其れで十分。説明的でなくて...叙情的な流れに身を任せられる美しい作品だった。
8点(2004-12-24 02:27:33)(良:1票)
4.  イングリッシュ・ペイシェント
延々と広がる、光と陰のコントラスト。まるで抽象画を眺めている様な、どこか浮遊感を憶える導入部。 ゆらゆらとパラノイアの様に移ってゆく『イギリス人患者』の記憶。それを、ひとつ一つ縫い合わせ、繋ぎ、 一つの“真実”へと作り上げてゆく過程は、何ともミステリアスで美しく、引き込まれてゆく。 悲愴の色で塗り込めた大人のファンタジーは、安楽の最期を迎えることで終焉を成す。 男の不自由な指が差し出したモルヒネは、完成した“愛の記憶”から突き出た棘の苦痛を和らげる 麻酔の様に感じられて胸を締め付けられる。  素晴らしく美しい作品。どんな形でも、愛である事に変わりなく。不浄だとしても、誰も責める権利はない のかも知れない。愛である限り...。  但し私はこの作品...大ッ嫌いだ!!!…す、すっきりした…(冷汗)
7点(2004-09-12 12:29:53)
5.  アンダーワールド(2003)
ヴァンパイアと聞いて見ずにいられるか!なノリで借りてきた本作。私の中ではなかなか秀逸な部類に振り分けられた作品です。 「パールハーバー」出演時の生身なK・ベッキンセールにダークブルーの影を纏わせて、立ち回らせたところは、個人的に評価してしまう。明るい陽射しの中で見る血の気の快活さを払拭した、硬質で無機質な冷たさは美麗。吸血鬼の高貴な雰囲気をたっぷり味わうことが出来た。 不明瞭な所も多々あるが、設定も魅力的で特に登場人物の背景は悲哀に満ちていてそれだけで、続編なんかを作ることが出来そうな程しっかり設定されている。ダーク・ファンタジーとしての出来はなかなかの物でしょう。但し、類似すると言われる作品と比べる様な観方は、本作の魅力を半減させる要因になりうるので意識しない事を推奨。
7点(2004-07-28 01:46:30)
6.  ハノーバー・ストリート/哀愁の街かど
昼メロ+戦争+サスペンス…まるでお子さまランチの様な、欲張りワンディッシュ映画。そして、私のBest紅茶映画。何と言っても、さり気ないセリフが素敵です。甘過ぎてかなわん…と思い始めると、戦闘場面の緊張感はなかなかのスリルで○。「紅茶って水っぽくて渋いから嫌い」なんて言ってるそこの貴方!コーヒーも良いけど、この作品で紅茶の楽しみ方勉強しましょう!
6点(2004-06-14 00:22:48)
7.  リトル・ダンサー
サクセス・ストーリーと云う物を観て素直に感動できるのは、苦難を打破して成功を掴む主人公に自分を感情移入させ、己の『夢』を劇中の主人公に乗せて昇華させるからだろうか?だとすると、この作品は個人的にかなり自分好みか…(そんな観方しかしてないのでご了承下さいな)自分の将来云々と云う確実な道筋よりも、ちょっと学術的な道に身を置きたがった(失礼な表現だ)時期がある方ならば、この作品へ感じるものがあるでしょう。  取り巻く状況が厳しければ厳しい程、少年の思いはくすむ事がないばかりか、更に強く真っ直ぐになってゆく。その気持ちが家族を、頑固な父親を変える。暖かい、家族と親友の思いはとても暖かい。父親が仲間を裏切ってバスに乗る場面、息子が父の姿に気付く…とても心を掴んで、そしてその悲哀に胸が痛かった。家族が一つになる瞬間、彼は期待と云う重荷を背負ったはず。其れは、自身になり実力へと変化し、舞台上の白鳥に姿を変えたのだろう。頑固でも、息子を心から思う親父の姿、家族のあり方と亡き母の手紙が忘れられない..。
8点(2004-05-23 20:51:10)(良:1票)
8.  サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出
緊迫感と「得体の知れないモノへの恐怖」もしっかり描かれていて好感。粒子の粗い映像は、漂う緊張感を倍増させる効果大。仲間の中に必ずいる「バカ」の所為で余計な災難が罹ってくると云う件は、ありがちな設定だが、この作品に関しては危惧もなく最後まで「生死を掛けたサバイバル」を堪能でき満足。
7点(2004-05-22 18:01:16)
9.  シェフと素顔と、おいしい時間
色を落とした背景に、精神的に疲れ痛んだ2人は、型抜きされた様に浮き上がる。やがて、ゆっくり溶け合うさまは、まるで弾き合うオイルと酢が混じり合うようで、心に美味しい82分でした。 少し強めのジャスミン・ベースの香水…オリーヴ油とヴィネガーの香、そしてパセリをきざんだ時の青く広がる香。最後は“夢の家”に吹くフランスの風と、メキシコの眩しい陽射しを感じた。エリック・セラの音楽も耳に心地よく、少し軽めのディナーを堪能した気分。ゆったりと満たされた時間でした。  歳を取るなら、J・レノみたいに取りたいな(私じゃムリか) 今度、出張先のホテルで「厨房貸して」と云ってみようか(丁重にお断りされるだろうね(笑)) J'ai bien mange! Merci!
8点(2004-05-22 17:58:34)
10.  レコニング・デイ
英国製ハード・バイオレンス・アクション? インディペンデントの、低予算(100万円)でギリギリ詰めて製作した意欲作だと思い込み、この得体の知れぬ“珍品”を棚に並ぶや早速レンタル。  感想は――騙された!!  ストーリーは良くある『復讐モノ』だが、演出が曲者!兎に角、あり得ない量の血糊が飛び散る。否、吹き出る…!ココまでムダに血糊を使った作品を始めて観ました。   あまりにも有り触れた粗筋なので、ポカ~ンと観ていると繰り広げられるトンデモナイ映像に主人公が何の目的で行動しているのかすら、すっかり忘れます。  開口一発目に出た言葉「バカ映画だ…」  鑑賞中「一体、コイツは何をしたいんだ?」と我に返り考えることもしばしば…ここまで来るとひたすら笑えます。ちょっと、個人的に魅力的な設定があったので、ざんねんです。 アクション映画にちょっとうるさい方、おバカ過ぎて開いた口が塞がりませんよ! (最低)B級映画ファンの方、掘り出し物です♪ 監督は英国出身の新人、ジュリアン・ギルビー。エンドクレジットも注意深くご覧下さい。“ギルビー”と云う名前が繰り返し出てきます。実は親類縁者総出の御出演だとか(笑) 
1点(2004-05-22 17:32:32)
11.  ショコラ(2000)
北風吹き荒ぶある村に、春を待たずにやって来た一陣の風<親子>。まるで、強張る氷雪を内から融かす、芽吹き始めた草花のよう。 次第に、寒さに形を保っていた雪は解け始める。それは村にとって、春が訪れるよりずっと劇的な革命なのでした。  ― カソリックの厳格な規律と因習に縁取られた排他的な村が舞台。そんな頑ななコミュニティから見て、ヴィアンヌの様な存在は「はみだし者」「異端」であり、心理の奥底では新鮮で尚かつ、魅力的な「異文化」。魔女と揶揄されても、かえって相応しくも聞こえる。その象徴が「断食月」と「チョコレート」。  主演のJ・ビノシュはとても柔らかく魅力的。娘役のV・ティヴィソルも子供らしさと静けさの中に“影”を帯びた演技が印象的。   名料理長ハルストレムは、カカオ<人>元来の渋味と苦味を人情や愛情などのエッセンスでくるみ、芳醇な『ショコラ』に仕上げている。口当たりが良くて、ほんのりビター..感が心地よい。食べて不味いハズがありません。 観賞後、少々奇妙な出来事が....チョコ嫌いの私がコンビニのお菓子売り場で無意識にチョコレートを手に取っている!(笑)こ、コレは正に「ショコラ」の魔力? 劇中のチリペッパー入りホットチョコレート再現してみました。アルマンドが心解されたあの味は、甘やかだが唐辛子の刺激と薫りがとても良かった。 
8点(2004-03-22 01:06:04)(良:1票)
12.  レ・ミゼラブル(1998)
この作品は実に強く宗教観(キリスト教的な)が反映されています。聖書を読んでいても、私の様な俗物的な人間には不条理とまで思ってしまう様な“教え”が詰め込まれています。  キリスト教で教え説かれる無償の大きな愛<アガペー>が、作中では一人の人間を変えてゆく。罪を犯していながらも、与えられた「愛」と「許し」によって真人間になったジャン・バルジャンはやがて、人々が尊敬する人物になります。それは、かつて受けた温情をその人に返すのではなく、助けを必要とする人々へ奉仕する事で…。    ただ「無償の愛」に忠実に生き抜く主人公と、職務と自身の正義に忠実に生きるジャベールとの対比に於いても“追う者・追われる者”以上の象徴的表現を感じます。            この作品に触れ『感動』する事が出来ても、果たして自分は人にそう出来るか…?と考えさせられました。何故か、私に聖書の物語を話して下さった牧師夫妻を思い出します。
9点(2004-02-11 16:52:14)
13.  ストレイト・ストーリー
涙・涙・涙の感動作!ではなく、『ジン』と心に響く作品。老人の言葉や表情などにイチイチ感動している自分に可笑しくなってしまった。心労の多い方、最近忙しい方、是非オススメです。     D・リンチ監督作品-と云う観方ではなく、ただ観て下さい。それだけです。
10点(2004-02-01 14:57:01)(良:2票)
14.  クラッシュ(1996)
まるで、体温を感じない作品。 生々しい臭気漂うエログロなのだろうと、かなり覚悟の上鑑賞したが、分厚いガラスの板を宛われて観ている様な不思議な感覚に襲われた(ある意味疎外感)  終始、金属を触れている様な無機質な冷たさを感じる印象。それはSEX描写にしても然り、ギリシャの彫刻の様で美しいが、人肌の温もりすら現されてはいない。  万人の感情移入など当然のと云った感じで望んでいない、(監督の)自己満足抒情詩なのだと。 既に壁を作って観客を遠ざけているが、更に個人(正常な感覚の持ち主)の価値観や生理的・精神的な嫌悪で観る側との距離を置いてしまっている。だが、入り込む隙が皆無ではなく絶えずそれは口を穿たれている。  映像の更に奥に隠れたモノに触れる事が出来た方は、作品を(楽しんで)観る上でとても幸運なのでしょう。事故経験者としては、あの体験で快楽に結び付く糸口すら理解できない。それも、またある意味幸運なことでしょう。 ただ、この作品を嫌いになれないのはクローネンバーグ監督が描く精神的なグロテスクさとカタルシスを垣間見る事が出来たからかも知れない。
5点(2004-02-01 03:08:06)
15.  イグジステンズ
『eXistenZ』と云うバーチャル・リアリティー・ゲームを巡って起こる物語には、もっと新鮮な響きを感じていたが、実際作品を観てみると何ともステレオタイプな、どこかで観たことあるな~と思わせる作品になっていました。 鑑賞する前に「グロいから覚悟して観るように」と忠告を受けいたので、かなり身構え気味にだったのが功を奏し?ラストまで何とか鑑賞。独特の倒錯世界には入り込むのが、正直難しい..ゲームに関心のない人(私を含)にはひたすらツマラナイでしょう。怠いプロットと、それに挿入される気色悪い映像、そしてネットリした雰囲気に拒否反応さえ憶えてしまうかも知れませんね。現実と仮想現実の狭間で、境界線を見失ってしまうと云う主人公の恐怖めいた不安感に何とか感情移入させて中盤近くからは割と楽しめました。  登場する気色悪いことこの上ないギミックの数々(有機体で出来た武器やゲームポッドetc)に妙に目を奪われてしまった。クライマックスは詰めが甘くて残念。ただ、クローネンバーグ監督作品のディティールに触れられた意味で、冷笑しつつ4点献上。
4点(2004-02-01 02:57:26)
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