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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
結局、あらゆる手段を使って、「ダニエル・クレイグ、そんなに悪くなかったじゃん」という一言を引き出すことに成功した映画。確かに悪くなかった。いや、かなり好き。当初、散々ボロクソに言われていたダニエル兄さん、「やってられっか!」って思ったこともあったはず・・・劇中の「ボンド辞めます」シーンで、微妙にダニエル兄さんの進退問題が頭をよぎり、「もう少し、もう少し、がんばれー」と脳内声援を送ったのは私だけ?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-07 10:17:47)
2.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
イギリスが世界に誇る名女優、ジュディ・デンチが、ちょっとサイコ入っているブラックなおばさん役をやるというところが、話題その1。ケート・ブランシェットが、そりゃこんな先生がいたら惚れちゃうよ、と思える程度に麗しく撮られているところが、話題その2。でも、ストーリーの組立方や映像が、BBCの二時間スペシャルドラマでもコレくらいできるんじゃないかなぁと思えるあたり、ややマイナス。誰にも感情移入出来ないけれど、逆に感情移入出来たら怖いかも。イギリスで生活したことのある人には、会話のアクセントや皮肉がひんやりと耳に心地よいことでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2007-04-07 10:01:53)
3.  ラストキング・オブ・スコットランド
自分で「王様」を名乗る輩に、ろくな奴はいない。自分で「名医」を気取る輩に、ろくな医者はいない。こんな困った数人のお陰で、何万人もの運命が狂ってしまう・・・。硬派社会派ストーリーに、サスペンスのスパイスを少し加えて、ちょっとだけ青年海外協○隊のイメージビデオちっくに撮ってみた、そんな感じの作品です。
[映画館(字幕)] 8点(2007-04-07 08:53:41)
4.  リトル・ヴォイス 《ネタバレ》 
イギリスのソープオペラ(連ドラ)ですね、これ。みじめな人々が、サクセスストーリーを夢見ながらも、結局みじめなまま(?)で終わる。ま、ハリウッド並みのサクセス人生なんて、そうは転がってないんだよ、と。主人公に、自分の才能に過剰な自信を持ち、目をキラキラさせて「今は苦しくったって、夢は叶うわ!!」と叫ぶ可愛い子を据えるパターンが多いなか、正直、ルックスも性格もイマイチ・・・というか描き方が微妙すぎてどっちもよく分からん、というこの映画は新鮮ではありました。最後、幸せそうに笑う主人公に勝手な未来を描いてあげることが、見た者に許される最大の遊びかな。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-27 07:49:38)
5.  アルフィー(2004)
「この映画の一番の失敗は、よりによってあの名作『アルフィー』をリメイクしようなんて考えたこと」……という酷評を読んだ瞬間、なんだか悲しい運命を背負わされた映画だな、と同情。そりゃ、前作は名作で。今やサーの称号ももらった、名優マイケル・ケインの出世作なわけで。それと比べちゃ、一人で看板背負わされてるジュード・ロー、ちょっとカワイソー(でも、前髪の毛量はupしてた気がする。本人的にはオイシイ)。で、実際には、そんなに悪くなかった。ジュード、がんばってた。今や手垢がついた「60年代風」、その計算された「いまさら感」が秀逸。スタイリッシュな映像と、古さと新しさが絶妙に同居した音楽のコラボ。次々登場する女優陣に、「あ、この人、***の映画に出てた○○○だ……(でも名前なんだっけ)」と微妙に混乱させられる瞬間さえも、アルフィー・マジックか?
6点(2005-02-27 08:14:37)
6.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
劇場で鑑賞。リバイバル上映でした。正直、スクリーンで見ないと良さがわからない映画かも。感慨がまったく違ってきます。例えば、あの堅牢な建物が目の前のそびえ立つ圧迫感。あの羽をつけて空中を浮遊する高揚感。あの音楽の思わず救いを求めたくなってしまうような浮世離れしたノリ。あの鎧を着た武者の前に相対する主人公のあまりの小ささ。……こういったものが全部ドーンと目の前に迫ってきて初めて、主人公があの「夢」に逃げ込む理由がわかる気がするのです。現代社会の閉塞感に疲れた自分が、尻叩かれてそこに追いやられるような感覚を体感できるのです。「テロリスト」という言葉を聞かない日はない今日この頃、この比較的新しい言葉が、1985年の時点であそこまで日常化されていることに驚きました。正にアナロジー。
8点(2004-12-16 21:25:32)
7.  007/ダイ・アナザー・デイ
なんか、ボンド、必死。必死すぎ。もう少しこう、なんていうのかなー、赤面しそうにキザなフレーズの入った会話とか、思わずハロッズにスーツ見に行きたくなってしまうような紳士的な着こなしとか、苦境に陥ると冴えまくる超絶的な頭の良さとか、そういう余裕をチラリと見せてくれるのが、女王陛下の諜報員さんたちではなかったか、と。無精ひげで髪振り乱して破かれたシャツから体毛がはみ出ているボンドっていうのは、うーん、どうなんだろ。そんなことを考えていたら、敵の麻呂眉オトコが、歌舞伎役者の中○獅童に見えてきてしょうがなかったです。
5点(2004-10-28 09:48:44)
8.  穴(2001)
まだ10代だった原作者が巧みに描いた、英国の名門パブリック・スクールの表と裏・光と影といった部分が、劇中にぜーんぜん生かされておらずガッカリ。この内容なら、B級ティーンホラーのシリーズ物に出てくる頭の弱そうな高校生達に主役が変わっても、何ら不都合なし!
4点(2004-07-20 07:49:05)
9.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
1.あんまりな姿に涙、の図――「芸達者ゲイリー・オールドマン、いつ出てくるんだろう(わくわく)。」判別がついた時には豚に喰われてた。2.激しく納得、の図―――「ごめんなさい、明日の予定だったローストビーフ・ディナー、都合により延期します。」テレビ放映の直後、友人からメールが来た。
5点(2004-06-06 10:56:34)
10.  マン・オン・ザ・ムーン 《ネタバレ》 
「カウフマンを面白いと思うか」と「この映画を面白いと思うか」は、全くの別モノなのかもしれない。自分の場合、前者はNo、後者はYes。素材はイマイチだけれど上手く味付けしたなぁというのが感想(逆の事を思う人の方が多数かも?)。特に後半部分が秀逸だ。自分の孤独や苦しみを他人に理解・共感してもらえないことほど辛いことはない、と考える人は多い。特に癌なんかに侵された日には。でも、それで笑いを取ろうと考える人は、少ない。そして、取った笑いで自分も笑っちゃおうとする癌患者なんて、ほぼ皆無。こんな稀有な人間を演じるのって不可能に近いとも思えるのだけれど、キャリーの熱演の中にその光と影が見事に宿っていた。正直、カウフマンというコメディアンに対しては何の評価も出来ない。ただこの作品、他人から笑いや怒りを引き出すことを生きる糧にしている人間の、死を直視してなおそれに貪欲に突き進む姿と、その「死に方」こそが結局その人の「生き方」なのかな、と思わせる人生の幕引きの見せ方は上手い。これは殆どキャリーの好演のなせる技。それを確信させられるのが、インチキ療法中の吹っ切れ笑顔と葬儀中のミュージカル調フィルムということで、どうもこの映画、カウフマンが笑えるか笑えないかでは評価出来ない気がする。
8点(2004-03-29 09:09:47)(良:2票)
11.  アバウト・ア・ボーイ
涙の押し売り。恐怖の押し売り。ビックリの押し売り。共感の押し売り。最近の映画は、妙に「押し売り」が増えている。これでもか、これでもか、と見る側の何らかのリアクションを誘う映画の数々。……ちょっと辟易した時、これを見た。イイ!だってこの映画、無理に感情移入を引き出そうとしない(それくらい主人公に現実味がない)。泣けない(あっさり味)。ストーリーには華麗な起承転結もなければジェットコースター的怒涛の展開もない(まったり)。ちょっとだけ社会からずれたり、一般に「かわいそう」と認識されているような人々を見て、ま、彼らのも私のも、人生そんなに悪くないわな、と思ったりするくらい。で、後味はなぜか抜群に良い。思えば私たちの日常は物凄いドラマに彩られている。テレビの中とはいえ、凄惨な事件や信じられない出来事や感動のドラマが日々垂れ流し。だからこそ、時には自省のスパイスが効いたモノローグで、押し売られ続けるモノをブロックしてみるのがいいのかも。
8点(2004-03-27 08:13:28)(良:2票)
12.  スライディング・ドア
好きな女優さんではないので悔しいけれど、パルトロー、上手い!ロンドンのミドルクラス出身のお洒落なワーキング・ガールの話し方(アクセントは勿論、イントネーション、言葉を選ぶ時の間の空け方、単語を区切るペース)が完璧……セリフだけ聴くと、ブリジット・ジョーンズの数段上をいってる。ストーリーは、ブリジットの荒唐無稽ぶりに敵わないものの、「幸せな結末」に猪突猛進して「自分探し」に勤しむ独身女性の姿に、偶然性や、動かしがたい運命の影をプラスすることで、リアリティーを持たせている。想像上の「ありえない話」なのに「よくある話」と思わせちゃうところが秀逸。
8点(2004-02-16 07:34:51)
13.  フォー・ウェディング
この映画は、様々な人生の機知を語りかけてくれます。イギリスで披露宴におけるゲストの席順を熟考することは、日本でメニューに「伊勢海老のテルミドール」を入れるくらい重要なんだ、とか。結婚式とお葬式に立て続けに出る場合には、ネクタイの使いまわしは勿論のこと、牧師(僧侶?)の使いまわしにも注意しておかなきゃいけないぞ、とか。世界的ヒットをいくつも持っている超人気美形男優でも、バミューダ・パンツ姿はあまりに(以下自粛)、とか。4つの結婚式と1つのお葬式があれば、そりゃ人間、色々モノを知るわけです。
7点(2004-02-16 06:40:23)
14.  ジョニー・イングリッシュ
「喋ったらオシマイ」?いやぁ一応、肩書きは「俳優」なんでねー。喋ってナンボ、のはずなんですよ、ほんとは(遠い目)。ビーン一本で食ってくの、正直苦しいんでね、この路線でもうひと頑張りさせてもらいますよ。あ、私の名前、「アトキンソン」ですからね「アトキンソン」。「アトキンス」?それはダイエット法。「アトキン」?カテキンじゃないんで。勘弁して下さい(泣)。
5点(2004-02-04 07:06:25)
15.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
この映画、本国イギリスではきっかりクリスマスシーズンに登場、実際にブッシュが訪英していたためヒュー・グラント首相のアメリカに対する皮肉が更にチクりと聞こえるなど、公開の時期にある程度の強みが。さて日本では?・・・・内容は、イギリス人をして「イギリス人っぽさの押し売り」と言わしめる程の「英国人による英国人的人物描写」の独壇場。だからストーリーはちょっと弱め……まるで、あのビル・ナイと無気力ガールズ(勝手に命名)のミュージックビデオが最初から最後まで流れているかのように、または車窓に延々と果てしないイギリスの田園風景が続いているかのように、日常的な人間ドラマが激しい相互の交錯やインパクトを欠いたまま淡々と進行。でも、それが群像劇に欠かせない「引き」で良い味出してもいる。「愛が溢れている」、そんな情熱的で楽観的な愛の賛歌風キャッチコピーよりも、皮肉やバカバカしさに埋もれた日常にさりげない無くさざ波が立つ様に、私はactualityを見出す。映画としてはちょっと冗長度が高くて散漫な気がするけれど、登場人物が「みんな適度に一生懸命」な脚本を書いた監督の作品ということで、少し甘めのこの点数。
8点(2004-01-30 10:58:27)
16.  ザ・ビーチ(2000)
「若気の至り」とか「若さとは馬鹿さ」といった常套句がぴったりハマる内容。それ以前に映画としてどうよ?と問われると、ちょっと沈黙。
5点(2003-12-07 01:17:14)
17.  アイズ ワイド シャット
映画館を出た後の連れとの会話に困った度マックスだった映画。
5点(2003-12-04 15:28:36)
18.  ミッション
小学校の担任が「帰りの会」の時間、当時のこの映画のポスターを片手に「本当に滝に人が落ちて死んだんだって!」と勝手な撮影秘話?をまくし立てたため、どうしても見たくなってしまい、父に連れて行ってもらって劇場で見た初めての字幕洋画。当時は、恥ずかしながら冒険活劇と認識していた。大人になってから見直すと、西洋人による現住民=他者のカリカチュアが、劇中だけではなく作り手の視線の端々にも目に付き辟易したが、この時代のこの話をこのスケールで描いたことには、純粋に感嘆した。ところであの滝壺への「どんぶりこ」シーン、先生の言ってた事は本当なのだろーか??今更ながら気になって気になって……
8点(2003-12-04 10:24:33)
19.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
これを映画館の巨大スクリーン(前から2列目)で見ていた時に、私を襲った各種症状(時系列順)→(1)ひどい車酔い(2)ひどいミュージカル酔い(3)ひどい不幸酔い。教訓。このどれにも免疫の無い方にはお薦め出来ません。充実した気力・体力のある方で、不思議ワールドに足元をすくわれ過ぎない自信のある方、また他人の幸・不幸への共感を惜しまない方が、なるべく遠目(首を括った人間が等身大以上には見えない距離)にて鑑賞することをお勧めします。(なお、症状は複合的に現われ数日間持続する可能性がありますので、鑑賞後の社会活動には十分な注意が必要です。)
6点(2003-12-04 09:52:41)
20.  ノッティングヒルの恋人
ヒュー・グラント主演のイギリスを舞台とした映画(「フォー・ウェディング」とか「ウェールズの山」とか)を見ていつも思うこと。それは、彼を取り巻く「仲間たち」、いわゆる「脇役」の人々の表情が抜群に良く、魅力的に描かれているということ。彼らの存在感が重すぎると、ありきたりのズブズブした友情物語に陥ってしまうのだけど、ヒューの周りでは、どこか空気感さえ漂う友人達が、友人でありながら時には主人公を突き放したり、客観的に分析したりして、さり気ない存在感を光らせている。そして、彼らにも主人公とは別の時間軸で、別の価値観で、それぞれの人生が流れていることが、これまたさり気なくストーリーに織り込まれていて独自の味わいを生んでいる。この映画だと、車椅子の彼女とか、くよくよ悩んでる彼とかが、一瞬垣間見せるそれぞれの人生の断片が、古典的とも言える甘いラブ・ストーリーに、少しほろ苦いスパイスを効かせているんじゃないかな。というわけで、ヒューの「仲間たち」に敬意を込めて点数献上。……はっ。これって、主役の二人を全然誉めてないことになる??
8点(2003-12-03 13:02:05)(良:4票)
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