1. モーガン プロトタイプ L-9
《ネタバレ》 人工生命体の暴走に、それを製作した会社の危機管理スタッフが対応に当たる。危機管理さんの酷薄な言動に話の先行きが見えました。 2人を一見華奢な女性にしたのはナイスかと。しかしながら、そして誰もいなくなる展開結末はちょっと雑だったかな。〆のブライアン・コックスの邪悪さに+1点 何気に豪華なキャストに釣られての鑑賞でしたが、リドリー・スコット次男さん監督デビュー作だそうで、皆さんご祝儀出演だったのでしょうか。 [DVD(吹替)] 5点(2025-06-08 16:40:49)★《新規》★ |
2. ミッシング・ポイント
《ネタバレ》 冷静沈着なパキスタン人と間抜けなCIA及びノータリンの馬鹿オンナ及び過剰な被害者意識からの下劣な振る舞いに及ぶアメリカンの対比が見応え有りました。逆境にあってもアメリカを憎んでいないパキスタン人もいる事をアメリカ人に知らしめるように見えました。 ただ、誘拐事件そのものの顛末が拍子抜けしたところであります。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-06-06 21:17:14)《新規》 |
3. スーパーマンIII/電子の要塞
リチャード・プライアーは有名なコメディアンだそうですが、立ち位置がはっきりしない役柄もあってか魅力薄でした。 小悪党ロバート・ヴォーンを押しのける形でのイケイケな妹がナイス。 クリプトンでスーパーマンを亡き者にしようとする展開でのやさぐれ悪辣スーパーマンを表現するクリストファー・リーブに拍手。 意外にも惹き付けられるところが多かった作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-03 00:45:35) |
4. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 映像、キャラクター、ストーリー共に突き抜けていて面食らいました。 4人の子供が実に嫌らしく制裁を受ける姿にはクスッとさせられましたが、その後の歌と踊りは蛇足だったかと。 そしてその親たちの個性も物足りない。(どこかで見た事あると思ったベルーカ父がダーリントン卿だったのに驚き) 最終的に抹殺ではなかったところに好感。 チャーリーとその家族、ウォンカ親子の対比はベタながらも単なる奇天烈作品ではない事を感じたところ。 ジョニー・デップ、御大クリストファー・リー、ヘレナ・ボナム=カーターの手堅い演技以上に、大量発生のウンパ・ルンパが印象に残ります。トータルで楽しめた良作です。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-04-26 17:38:55) |
5. ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
《ネタバレ》 エグゼクティブプロデューサーも兼ねてるだけあってレネー・ゼルウィガー出ずっぱり。 推しの方には嬉しいことでしょうが、顔芸に食傷気味。 お目当てコリン・ファースは3ショットのみで残念無念。今作では登場したヒュー・グラントはファース同様に24年の時の流れを感じる姿で感慨深い。 五十路ジョーンズが夫との死別4年後に職場復帰し若いツバメとのイチャイチャを経て同年代(何歳だったのだろう?)の子供の教師と結ばれるオハナシは、二人の子供の幼さに「いい気なもんだ」白けてしまいました。野暮ですみません。 [映画館(字幕)] 5点(2025-04-16 21:49:16) |
6. スーパーマン(1978)
ディレクターズカット版。 これまでクリストファー・リーブ出演以外の知識無く、ジーン・ハックマン繋がりでこの歳になっての初見。 クレジットにのっけからビックリ。マーロン・ブランド、スザンナ・ヨーク、トレヴァー・ハワード、ハリー・アンドリュース、グレン・フォード・・・って、どんな話になるのだろう、ワクワクでしたが。 皆さん早くにフェードアウトで残念ではありますが、スーパーマンの成り立ちを観れたのは意外であり良かったですね。 純粋で真っ直ぐなヒーローの活躍はクリストファー・リーブの澄んだ瞳も相まって素直に心地良かったです。 ハックマンのどこかの不動産屋が思い浮かんだのには苦笑でしたが、小憎たらしいキャラがグッドであります。 直接対決が観れなかった事と、冒頭の有罪3人組(一人はテレンス・スタンプだった!)が話に絡んで来なかったところが残念ではありますが、映画史に名を残す紛れも無い名作です。 [DVD(字幕)] 8点(2025-04-15 00:40:31)(良:1票) |
7. フェラーリ
エンツォ・フェラーリの1957年試練の年 華麗なイメージがあったので私生活のグダグダぶりに驚くやら呆れるやら。 事故の悲惨すぎる描写にドン引き。ドライバーのみならず見物人も命懸けの公道レースだったのですね。 [DVD(字幕)] 5点(2025-03-13 23:58:40) |
8. ウォンカとチョコレート工場のはじまり
予備知識ゼロ。 冒頭で歌いだしたのに、ヘンなの借りちゃったかなー。 ではありましたが、映像美に夢中になりっぱなし、美術・撮影関連スタッフさんに拍手喝采 通常二の次三の次なストーリーが小じっかりしており、カカオ30%~100%の味わいがありました。 「およよ!」びっくりしたキャストの面々の好演にも満足。 ご本人は「生活の為に・・・」不満だったらしいヒュー・グラントは美味しいところを掠っており、私的MIPのオリビア・コールマンに演技の幅広さを見せつけられました。 不安が杞憂に終わった快作であり「チャーリーとチョコレート工場」も観ることにします。 [DVD(字幕)] 7点(2025-03-08 18:06:05) |
9. ターミネーター
T-800の目の赤色が消える最期以外全て忘れています。 何十年振りかでの視聴でシュワちゃんの圧に圧倒され通し。 ストーリーはベタながらもラストショットの走り去る車に鳥肌が。 AIが人類を制圧する未来がやがて来たりして・・・思いがよぎるのは取り越し苦労でしょうかね。 映画史に名を残す名作というのは紛れも無いものでした。 [インターネット(字幕)] 8点(2025-02-26 22:35:22)(良:1票) |
10. 巌窟の野獣
ヒッチコック作品とは知りませんでしたが、納得出来る面白さでした。 モーリン・オハラ、デビュー作と言うことですが、19歳には見えない堂々とした演技に拍手。 彼女を見いだしたチャールズ・ロートン、領主・治安判事にして強欲極悪おまけにヒヒ爺という十八番な役柄を淡々とこなしています。 更に心を病んでたというのは、まともな神経は持ってないものの病的さは感じられなかったのが -1点。 それとあのヘンテコなメイクはどうにかならんかったのか -1点。 [インターネット(字幕)] 8点(2025-02-19 12:17:50) |
11. 関心領域
《ネタバレ》 ヘス宅が収容所の真隣にあるのが一番の驚きでした「ホントなのか、近すぎるよ」 これで子供達が湧いてくるであろう疑問「あそこから聞こえてくる声は? 何時も煙が出てるけど? 何をする建物?」にどう対応していたのか。これに対応するのは母親であってその存在が大きいかと。彼女の母親が一日で帰ってしまったのと併せてナチスが仕切るドイツ人でも価値観は一つじゃない事を思わせます。 庭の花々の煌びやかな色合いと収容所の茶色・灰色のくすんだ色。 壁一つ隔てた世界の対比が強烈な印象を残すのを見ると、やはり真隣なんでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2025-02-16 15:01:05) |
12. ファイナル・オプション
《ネタバレ》 黒幕面して思わせぶりなマリクとリチャード卿の情報不足にモヤモヤが募る。 結局彼等の手下にして使い捨て要員だったテロ集団。 超ワキ甘な反面、お歴々を前に堂々としているフランキーは女性ボスとしての貫禄を示します。 その彼女との論戦で格の違いを見せつけた国務長官にリチャード・ウィドマークの千両役者ぶりを見ました。 手間暇掛けて潜入した割には悪巧みを察知出来てなかったスケルンにハラハラも盛り上がりも感じられない。 しかしながら、プロとアマの違いを嫌という程見せつける圧巻の公邸突入シーンに観た甲斐がある作品でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-01 14:01:37) |
13. ワールド・ウォー Z
起承転結の「起」が無く、何か知らんけど街なかがエライ事になってるつかみに口アングリ。 軍隊蟻を思わせる人間壁よじ登り描写に「オーッ」となったもののやはり盛り上がれず。 研究所内での対ゾンビがなかなかのスリルで、ブラッド・ピットと差し向かいのシーン(ゾンビ所員は美味しい役どころでしたね)とそれを見詰める研究所員に胸熱でありました。点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-02-01 11:31:31) |
14. シャーロック・ホームズ(2009)
主役二人の切れ味鋭いアクションは見応え充分でしたが。 ホームズ&ワトソンが私的イメージとかけ離れ過ぎていて、そこを気にすると一気に醒めてしまいました。 マーク・ストロングの極悪ぶりが控え目だったのも残念なところです。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-01-13 14:56:54) |
15. シビル・ウォー アメリカ最後の日
劇場に行けなくて地団駄踏んだので喜び勇んでの鑑賞。 舞台の設定がとてつもなく大雑把で「何で?」で埋め尽くされる。 昨今色々な動画で米国の危うさが語られていますが、戦場カメラマンの他愛ないロードムービーからは何の怖さも感じる事無く。 完全な期待はずれでありました。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-12-11 14:30:13) |
16. 人生は、時々晴れ
登場人物全員がイギリスの曇り空のような辛気臭さにウンザリ。 脂肪と共に不平不満無気力を溜め込んだ夫と子供二人にキャンキャンうるさい妻の結末は薄日が差しただけでまた元通りになるのだろうと思う後味悪い作品でした。他家族のエピソードも投げっぱなしなのも呆れたところ。 [DVD(字幕)] 4点(2024-12-01 21:20:17) |
17. FALL/フォール
アイデア一発勝負の作品。 何一つとして感情移入できない、頭悪そうな女子2人組you tuber 地上600mでのサバイバル。 あれやこれやの障害が飽きさせないものの、肝心な部分をすっ飛ばした結末に呆れ果てるところ。 小学生時分、家の前の電柱のてっぺんに登って見下ろすのが大好きで母やご近所さんに「男の子やったら良かったのに・・・」と言われており、今も高所大好きなので映像に点数の全てを。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-11-21 15:28:08) |
18. クロムウェル
《ネタバレ》 婦女子も含むアイルランド人への大量虐殺で蛇蝎の如く憎まれたオリバー・クロムウェル。 その部分が描かれてなく拍子抜け。 王政軍カトリック VS 議会軍プロテスタントの戦い。 相も変わらず己の意志決定に神さんを引っ張り出しています。リチャード・ハリスの暑苦しさも相まってもう辟易。 刑場に向かい斬首される一連の流れで魅せるアレック・ギネス。敗者のやるせなさが忘れ難い。 王殺しを成し遂げ、皆の刺し殺すような視線を浴びるクロムウェル。神の御意志と言いながら私怨が大半を占めてたように見えました。 武士の情けの欠片も無いイギリス歴史絵巻の凡作。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-11-17 11:26:47) |
19. セブン・シスターズ
《ネタバレ》 異常気象・人口激増・食糧難、に対しての遺伝子組み換え作物、結果、多生児が発生、なので一人っ子政策へ。 政策実行と違反者への処罰。ディストピアものとして有り得ないとは言い切れなく薄ら寒い。 さらに7つ子のサバイバルへと進む展開に画面に釘付け。 嘗てのアレック・ギネス1人8役とはクォリティがまるきり違うノオミ・ラパスの8役熱演に喝采。 デフォーは物足りないところがあったものの流石の存在感。 グレン・グローズの腹黒さが強烈でコールドスリープのカラクリに寒気が。 見事な脚本での秀作を堪能できました。 [インターネット(字幕)] 8点(2024-11-04 20:04:54)(良:1票) |
20. インターステラー
地球には住めないから他星へ移住しなければ。までは見れたのですが。 後は、ソータイセーリロン、ジューリョク、ブラックホール、5ジゲン、サッパリワケワカメな講釈を延々と聞かされてグッタリ。 なかなか有能なロボットと綺麗な映像とキャスティング担当者に点数を。 [DVD(字幕)] 3点(2024-10-30 16:06:46) |