1. ネバーランド
確かにいい話だけどそれ程深みはないし地味。ダスティン・ホフマンもったいないし、ケイト・ウィンスレットはどうやっても病人には見えない。子供達(ピーター含む)は個性が薄い・・・。 あ、ピーターパン役の女優さんがウィノナ・ライダーに見えちゃった;。 本当にいい話、だけどそれ以上でもなくそれ以下でもない。ジョニー・デップじゃなくてもよかったなぁ~。というか、バリにあまり感情移入できなかった。私の心が汚れているせいかもしれないけど、きれいごとが多すぎ。「夢」とか「信じる」とか、すごく大事でかけがえのないものだけど、バリ(デップの演技)はおしつけがましい。ファンタジーボケしてるおっちゃんの相手は私個人的にムリです;。というかもうファミリー物からは降りてくれ~。 [映画館(字幕)] 6点(2005-02-12 11:52:30) |
2. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
《ネタバレ》 この映画ツボにどかんとハマる。登場人物が多いけどそれがうっとうしくならないし(←でも2回目鑑賞でやっと理解)、面白い奴らばかり。でもあえていうなら主役の4人がちょっと影薄かったかなと。主役なのに。ベーコンとかキャラがない。とはいえパーフェクト!ラストも最高。 大真面目に「変態クラブ」の設立を計画してたトムがあほで良かった。 ロリーも全身黒でかっこいい。結構意味不明なことばかり言ってるのにあまりにも堂々としてるからそこが渋い。あの「断る」のあとのトム・ベーコン・ソープの「ウゥ~~~~」には笑った。 10点(2004-08-30 14:07:24) |
3. ストレンジ・ワールド
好きな順から「置き去られた空間」→「空の誘惑」→「未来の始まり」→「少年と自転車」。オムニバス映画=短編映画を集めたものですから、好きな人は好き・嫌いな人は嫌いってはっきり分かれる種類だと思います。短編映画って独特の世界観やビジュアルがあるじゃないですか。それを「かっこいい、斬新、深い」ととるか、「分らない、入り込めない」ととるかのどっちかなので評価がかなり変わると思います。私は前者なので全体的にうっとりしながら観れました。あ、でも「少年と自転車」は違ったかなあ。「モノクロが苦手+ほぼ主人公の呟き(苦手)」なので・・。 オムニバス映画って「中身がある」のと「中身があるのか?」ていうのがありません?「不思議な世界観や異常な心情を描いときゃそれなりにかっこよく見えるだろ」っていう監督の意図見え見えなのが後者(オムニバスってほとんどこっちだったりするんですが・・・)。ちょっとそれが入ってるのが「空の誘惑」だったりします。でも良かったです。最後のジュード・ロウの開放感溢れた笑顔。それで本当に良いのか?ていう余韻が残るのもまた♪「空の誘惑」という邦題も上手いです。 「置き去られた空間」は1位。一番心に残ります。これは確実に「中身がある」映画です。20分弱で一人の男の心情・状況・心の変化を完璧に描ききるなんてお見事。それに尽きます。そして出てくる人間のあらゆる感情が交錯している。ロバートカーライルの演技もこれまた上手い!台詞がほとんどなく、感情を出さない。そんな人物を静かに、しかし確実に表面と内面に出し切って演じている姿がとても印象に残りました。老婆との出会いや一目惚れしてしまった(ここの演技も上手い)女性との関わりなど、ありきたりでない日常が「ありえるかも」なんて思ってしまう。面白い。エンディングは・・・なんだか泣きそうになってしまった(笑)。感動します。彼を見送っている自分がいました。 この映画集、誰かのファンでない限り観ることはないんだろうけど^^;、このレビューを読んだそこのあなた。是非観てください。いろんな方に観てほしい映画です。 [DVD(字幕)] 9点(2004-08-17 11:58:04)(良:1票) |
4. プランケット&マクレーン
《ネタバレ》 面白かったけど、あくまでも「普通の」面白さ。紳士強盗だと聞いていたのでウキウキしてたのに相変わらずロバートは汚い格好だな。実話が元なので仕方ないか。 その上期待したアクションも二人の掛け合いもあまりなし。「紳士強盗してる」二人をもっと観たかったし、二人の掛け合いっつってもそんなたいしたことない会話ばかり。洒落たジョークとか期待してはダメ?でもロバート+ジョニー=紳士強盗だから、それを期待するのはファンの欲目なんでしょうか。 アラン・カミング最高!もしかして主役こいつ?。ひとり時代から浮いた素っ頓狂な格好。さすがアラン。吹き替えだとよけいオカマに見えてしまう♪。ラストも彼が全てかっさらっていきました。おいしすぎる、アラン。そしてありがとう。 ラスト下水道を駆け抜けていく後姿の3人。スローモーションで光の中へ消えていく・・・。そこへピアノに乗せたカッチョエエBGMが・・・。それまでの映画の内容がどーだろうが、もうこのラストで私は満点を差し上げたい! ・・ラストは満点なのだが。 6点(2004-08-17 11:15:55) |
5. 魅せられて(1996)
・・・魅せられなかった。 5点(2004-08-15 17:32:43)(良:1票) |
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク
画面が全く安定せずブルブル震えっぱなしだったことしか印象に残らない。ミュージカルシーンになると画面はきちっと安定するのに。・・・監督の嫌がらせか? 2点(2004-08-09 22:49:58) |
7. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 欲を言えば皆ハッピーエンドになって欲しかった。予告編とかHPとかハッピーな雰囲気プンプンなのに、ラストでは報われないカップルが・・・。アラン・リックマンとエマ・トンプソンの関係はちゃんと仲直りさせて欲しかったです。子供の演劇会のあの場所で(ラストでは笑ってたけどなんか両者微妙な表情だったし)。 全体的に映画にいらないカップルが多い。あのAVカップルと弟思いの女と男カップルはいらない。その分他のキャラクターの恋の進行性にもっと力を入れてもよかったと思う。いや、もちろん上の二組のカップル込みでも物語ちゃんと深みがあったからこれはすごいです。 平均点高いなぁ。ラブコメ大好きな私なのにこの映画はなぜか満足できなかった。 クリスマスシーズンにピッタリ・・・とは言いがたい映画でした。やっぱりラブコメたるものオールハッピーでなければ私は認めない。自分勝手でスマン。 [DVD(字幕)] 6点(2004-07-12 18:04:43) |
8. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 悲しすぎる。所々に入るブラックな笑いがラストの悲しみを一層深いものにさせる [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-06-04 18:11:53) |
9. ブリジット・ジョーンズの日記
こんな女が本当にモテるかぁ~??・・・の割りに点数高いけど。だって面白かったんだもん。 8点(2004-06-04 14:48:52) |
10. リトル・ストライカー
レビューがこんなに少ないなんて!私ももっと早くこの映画に出会いたかった!てっきりフットボールだけの映画だと思ってたら、深い人間ドラマに心が締めつけられた。決して皆幸せじゃなく、誰にも弱さを見せられず苦しんでいる。その苦しみが少しずつ、でも確実に和らいでいく情景がなんとも心地よく切ない。映画全体にブリティッシュ・ポップがかかっていて飽きない。洋楽ファンの自分にはおいしすぎる選曲に大満足。ストーリーは少々重めなのに清清しい感じがするのは確かな選曲や使うシーンがキマっているからだろう。エリックが自分の弱さを告白し、自分がいかにフットボールを愛しているかをジミーに語る姿は感動モノ。ベタな展開やストーリーだけれどそれに弱いんだ自分~。 10点(2004-04-19 22:04:51)(良:1票) |
11. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
こういうありえない人たちが集まるのっていいですねー。一番かっこよかったのはネモ船長。戦闘場面での軽やかで素早い動き。惚れ惚れです。そして一人浮いてる。 ドリアンもかっこよかったですが、いかんせん役者の微妙なデブ加減でイマイチ惚れず。直立不動な感じで敵をバッタバッタ(古)倒すのは良かったけど。 ミナは美しいです。やはりドラキュラ伯爵夫人たるもの、クールビューティー?でなければ。喋り方も好き。ロドニー・スキナーはメンバーのムードメーカー的存在なのに皆相手にしてないのが切なすぎる。かまってやれよ・・・一番良い奴なのに。 話は期待より下。あれだけ個性豊かな人物が集まってるのに本当にもったいない。ラストも画面にツッコミ。あんな中途半端なせいで、映画全体の評価がよりダウンです。 でも、これこそ娯楽。ありえないキャラクターによるありえないストーリー。こうゆう映画って本当に冒険心や好奇心くすぐられまくるので、また誰か作ってくれよぉ♪ 6点(2004-04-02 11:22:27) |
12. スターリングラード(2001)
戦争映画なのに軽い上に浅い。エド・ハリス以外の主役達にやる気が感じられなかった。ジュードは美形すぎて、戦争映画に必要不可欠な「人間臭さ」というものがまったくなかった気が。 かなり期待した自分が嫌だ・・・。 3点(2004-03-15 16:21:43) |
13. ギャング・オブ・ニューヨーク
《ネタバレ》 一番大事なことだけど、デカプが復讐の炎をメラメラ燃やしてるとは思えない。伝わってこない。デカプにはこんな役はやっぱり無理なのか?と思いました。そして「おいおい今時こんな使う監督おったんかい」と失笑した、ジョニーといういろんな意味でありがちな友人兼、裏切り者の存在。なにより私が想像していたアムステルダムとウィリアムの対決も、なんともあっけない。あんなに強そう(という映画的見せ方)なウィリアムの最後が、腹にナイフ(木?)ささってそれで瀕死になってるなんて。そんなバカな。しかも諦めてるー。強くて、図太い男・ウィリアム・カッティングが、諦めてるー。今までのあの威厳は? キャラが変わってますよ、ダニエルさん。最後まで立ち向かって欲しかったです。 一番の敗因は監督でしょう。 そこそこ良い俳優を集めていながら、どれも役を中途半端に終わらせてる。 結局この映画で見所だったのは、売春婦達のファッションでした。キャメロンのドレスなんかなんともお洒落。それだけ。 2点(2004-03-10 16:25:23) |
14. 恋におちたシェイクスピア
《ネタバレ》 期待した割にはイマイチ。真面目な映画だと思ってたのにほぼコメディーだったって事に残念。シェイクスピアを取り扱うなら、やっぱり重いくらいでも良かったかなと。二人の悲恋にも引き込まれず。二人のラブシーンがうっとうしかったです。まだあるんかい!うんざり(というかベッドシーンが苦手な個人的意見です)。主演の二人より他の俳優さんたちの個性が強くて、なんだかな~。ジェフリー・ラッシュはボケキャラは可愛すぎる(個人的意見ですので)。乱闘が始まってるのを演技だと思ってたりとか、なぜだかドクロ持ってたりとか、あくまで喜劇にこだわってるとか。やはり舞台俳優さんは違うのね。映画の内容(二人のラブ)よりローズ座の動き(役者さんたち)の方に目がいって、とても面白かったです。ベン・アフレックも(珍しく)良かったし。 5点(2004-03-03 22:52:49) |
15. フィフス・エレメント
あんなゲイリーでも好きだ。 8点(2003-11-25 17:00:55) |
16. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 テレビのCMで観た時は、「狂ったデカプがビーチの住民を次々殺してゆく」映画かなぁと思ってたのですが違いましたね。そっちの方が面白かったと思いますが。デカプは特に印象残りませんが、他の人たちが良かったな。あのエチエンヌと付き合ってた女の子(名前ど忘れ)は・・・あんまり好きになれなかった。なんでだろ? エチエンヌが一番人間らしかったでしょうか。けが人を見捨てず、最後まで一緒にいるという・・・。上で「人間らしかった」と書きましたがけが人を捨てたサルたちの行動も、ある意味「人間らしい」んじゃないでしょうか?自分たちの楽園を維持するには、障害となるものはあってはならないから。エチエンヌの「お前らそれでも人間かよ!」という台詞がありましたが、悲しいかな人間ってそういう生き物でもあるんだよなぁって思いました。 で、一番のお気に入りはダフィ。なんだか変な奴だったなあ。出身地、ネバーネバーランド。 8点(2003-11-25 16:53:01) |