1. ショコラ(2000)
話自体はありきたりだけど、人の心を開く鍵がチョコレートっていうのがとっても好き。この映画もチョコレートみたいにほんわかしてて好き。たまにはこういう映画もアリですね。ジュリエット・ビノシュがとってもきれい。 7点(2004-07-21 19:17:58) |
2. トロイ(2004)
ブラピの戦闘シーン、大軍の激戦、政治のかけひき、そしてパリスとヘレンの恋愛。例えばこうしたいろいろな要素をどれもつめこもうとしてるが故に、どれも中途半端に終わってしまっていると思った。ただ、ブラピを筆頭に、男たちの筋肉が充分に堪能できるので、筋肉好きには満足できるのではないだろうか? 5点(2004-06-30 19:32:51) |
3. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
何回見ても笑えますよね。僕が特に好きなのはストレンジラブ博士の、ナチス関連の言動ですね。完全に馬鹿にしてますよね。あと、ラストシーンの音楽の使い方は、さすがキューブリックです。 8点(2004-06-27 03:23:49) |
4. アラビアのロレンス 完全版
この作品では、とにかく砂漠の広大さが伝わってきます。俯瞰の画面で、人間がごく小さくポツンと描かれることがよくあります。また、人が画面のずっと奥から手前に向かってくるシーンで、初めは豆粒のように小さなものが、徐々に徐々に大きくなっていく。こういう映像は砂漠でのロケだからこそ撮影できたのでしょうが、だからこそその砂漠の広大さが実感できるのです。そして、戦闘シーンもCG全盛の今観ても充分迫力があります。スペクタクルな映画が好きな人は是非見るべきでしょう。音楽もとってもスペクタクルです。 10点(2004-06-02 19:40:38) |
5. シャイニング(1980)
キューブリックといえば、シンメトリーを中心とした、映像美に非常に凝った監督ですが、例えば「2001年宇宙の旅」ではそれがいかにも近未来という感じを出していたのですが、この作品ではそれが妙に神経質で、まるで張り詰めた緊張の糸のように感じます。そして、シンメトリカルなエレベーターのドアからいきなり鮮血が流れ出し、シンメトリカルに配置されたエレベーターホールの家具を一気に押し流してゆく。これは正気が狂気に塗り替えられるのを暗示しているのに他ならないでしょう。キューブリックの映像美の意外な方向性を見た作品です。 9点(2004-06-02 18:25:14) |
6. 時計じかけのオレンジ
悪徳の権化ともいうべきアレックスに不本意ながらも共感してしまう方も多いようです。キューブリック監督は音楽の使い方が非常にユニークですが、この映画でも暴力シーンで面白い使い方をしています。そんなキューブリックの音楽に乗せられて、観客はアレックスと暴力の快楽を共有してしまうのでしょう。しかし、だからこそ、この映画はR指定にすべきなのではないでしょうか? 7点(2004-06-02 12:03:17) |
7. 2001年宇宙の旅
この映画の内容は確かに難解で、一度見ただけではストーリーを理解することはまず無理と言っていいでしょう。しかし、何度か見ればだんだん分かってきますよ。そもそも、映画の魅力というのはストーリーだけではないと思います。この映画は、音楽が非常に上手い使われ方をしていますし、画面の構図や、CGのない時代で宇宙空間のリアリティを作り出す、監督の様々な工夫が施されていて、1シーンも見逃せないと言っても過言ではないでしょう。こういう映画は何度見ても新たな発見があるものです。ストーリーを理解するためにも、そして監督のいろいろな工夫を見つけ出すためにも、この映画は是非何度か見てみることをお勧めします。この映画は繰り返し見るのに値する映画です。 10点(2004-06-02 11:43:40)(良:1票) |