1. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
《ネタバレ》 ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウなど演技派が出ているということで、どのような作品に仕上がっているのか期待して鑑賞した作品▼内容はアニメで描かれそうなものだが、個人的にはそれなりに楽しめた。独特の映像美、多用されたCG、子ども向けとも受け取れるストーリー。そこに実力派の俳優の演技が加味される▼実力派の俳優と言っても、名演技をしているのではない。本作品では作品のテイストにあった役作りをしている。例えば、人が死んだにも拘らず「死んだわ」とあっさりとした口調で述べるグウィネス・パルトロウ。この演技には舌を巻いた。作品のテイストを考えるなら、これぐらいの淡白さがふさわしい▼好みによって評価は分かれるかも知れないが、割り切って楽しむべき作品だろう。 [地上波(吹替)] 6点(2007-04-08 01:12:18) |
2. キング・アーサー(2004)
アーサー王伝説を詳しく知らなかったので、神秘的要素を取り除いたこの作品の大胆な試みについては云々語れない。したがって、先入観がない1つの映画作品として捉える。個人的には人物像の描き方や大規模なセット、そして戦闘シーンに満足できた。大胆な部分と細かな部分が見事にミックスされていたと思う。それは映像で見せる迫力ある戦闘シーンばかりに重点を置いたのではなく、だからと言ってアーサー王に関わる友情や愛だけに傾倒したのではないからだろう。両者がちょうど良い比率で構成されていたと思う。今まで巷で語られてきたアーサー王伝説をもっと詳しく知っていたら、評価は変わっていたのかもしれないが。 8点(2004-08-22 17:43:46) |
3. ヴァイラス(1999)
《ネタバレ》 B級『エイリアン』って印象を受けました。『エイリアン』と違ってスリル感が足りないのは、エイリアンの見た目の問題があると思います。ロボットに襲われても恐怖感に少し欠ける。もっとグロテスクで何とも形容のし難い物だからこそ、観ている側はハラハラするような気がします。あと、エイリアン登場の演出にも物足りなさがありました。この作品では突然の登場や突然の襲撃シーンが少し弱かったように思います。でも、派手に行なわれる銃撃戦は見応えあったし、悪徳船長役のドナルド・サザーランドも良い味を出していました。 6点(2004-08-14 17:15:02) |
4. 007/私を愛したスパイ
《ネタバレ》 水陸両用のボンドカーの登場にはマジで笑った。そしてジョーズがサメを噛み殺したのにも笑った。シリーズの他の作品に比べて娯楽要素が増えていたような気がします。 5点(2004-08-12 01:00:14) |
5. スカートの翼ひろげて
《ネタバレ》 のどかな風景が印象的でした。しかし、そのような美しい場所にも戦争の足音が聞こえてきて、結婚相手が死んだり婚約者の両足がなくなったりと、ドラマ部分はリアルな構成になっています。この作品で主人公となる3人の女性にはそれぞれ自分なりの障害があり、その障害を乗り越えて人間として成長していく姿もうまく描き出されていたと思います。やや強引なストーリー展開のような気もしますが、戦争をうまく題材にした映画と言えるのではないでしょうか。 6点(2004-08-09 15:34:52) |
6. バットマン リターンズ
《ネタバレ》 前作よりもおもしろかった。バットモービルで街中を爆走するシーンなどは印象に残った。それよりも印象的だったのがマックス社長演じるクリストファー・ウォーケンの存在。キャットウーマンやペンギンといったキャラクターに負けない存在感だったように思う。前作同様、個性溢れるキャラクターとこの独特の世界観、そして耳に残る音楽は高く評価できる。 6点(2004-07-24 21:24:28) |
7. トゥームレイダー
前半はテンポが良かったのに、後半まで持続されなかったのが残念。でも、こういうアドベンチャー映画は好き。アンジェリーナ・ジョリーは女性であるにも関わらず、あれだけのアクションシーンをよくこなしてると思った。そりゃ、スタントも使っているんだろうけど。 6点(2004-07-03 12:22:44)(良:1票) |