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自己紹介 小さい作品から大きな作品までオタクな精神で切りまくります。

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1.  蝿の王 《ネタバレ》 
若い頃、危険な香りのする人物がカッコイイと勘違いされる時期がある。でも力というものは、腕力だけでは成立しない。統率、知、腕などがいろんなものが統合し、始めて真の力となるものだと思う。しかしそれをすべて持ち合わせている人間などそういるものではない。ラルフとジャックが協力し合えば、うまく切り抜けたかもしれない現実。でもそれを非現実にしてしまったのも彼等なのだ。しかし人は自分の力を誇示したくなる弱きい生き物。そうやって人は過去、何度も同じ過ちを犯している。 さてあっという間に孤立無援になってしまうラルフ、さてこの非現実的な状況をどのように脱し、どのように自分の地位を取り戻すかと思いきや、大人という現実が出てきてThe ENDとは・・・ この場面が自分には一番残酷であった。 タイトルにもなっている蝿の王=豚の頭は、いまいちわかりにくいかなぁ。
[DVD(字幕)] 6点(2008-06-01 13:03:44)
2.  シャイニング(1980)
主人公一家ベストマッチングです。S・キングが気に入らず新たに撮りなおしたのは有名な話ですが、ある意味原作の枠を超えてしまっていると思う。それだけ演出、ロケ場所、俳優などすべてがマッチしている。内心キングは自身の作品を超えられてしまったと判断し、新たに映像化に着手し原作を守ろうとしたかどうかは定かではありませんが、原作者が驚愕するほどうまくまとまっていると個人的には思う。またDVDの特典にある当時のメイキング映像は、マスコミ嫌いの生キューブリックの姿を拝むことが出来る貴重な映像である。
[DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 12:39:19)
3.  28週後...
前作と同時期の別場所で起きたもう一つの物語。このやり方でいけば、まだまだ物語は作れそう。まったく救いのない、でも逆にそれがリアルであり印象に残る作品に仕上がっている。冒頭、妻を置いて逃げる場面などは、ハリウッドであればこうはいかないだろう。自分に置き換えてみて俺だったら絶対助ける・・・口で言うのは簡単だけど、その場にならなければ人はわからない。などとくだらない事を考えながら帰ってきました。まっそんな瞬間は、宝くじ3億円当たるより確立は低いでしょうけどね。人間の弱さがとても出ていました。しかし長女役の女の子、顔濃いいい。
[映画館(吹替)] 7点(2008-02-03 21:29:30)
4.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
ミュージカルにする必要性があったのか?? サイコ物として撮ったほうが、よっぽど面白かったと思う・・・ もったいない。 出番は少ないにも関わらず、A・リックマンの存在感は素晴らしい。歌は笑えました。 ミュージカルではないB・キングズレー版を是非観てみたい。
[映画館(字幕)] 5点(2008-01-30 20:29:02)
5.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
普段吹き替えなど観ないのに、映画館側の不手際で野沢那智版ジョン・マクレーンの活躍を観る羽目に・・・ あまりにも不死身な点が気にはなったが、娯楽作品として完成度は高いと思う。FBI役の俳優は中東系? この配役9・11に対する皮肉かな。 
[映画館(吹替)] 7点(2007-07-06 17:39:53)
6.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
まずは脚本がトマス・ハリスに驚いた。やはり小説と脚本では勝手が違うのだろうか。 レディムラサキ・・・なんじゃそりゃ。ハンニバルが人食いになる過程には、あんな経験したら、逆にトラウマになるんじゃないのかなぁ。肉が食えなくなるとかさ。 あとアンソニーハンニバルの若い頃にしては、頭悪すぎるし、凄みがない。ただ個人的には、コン・リーが出演したハリウッド作品では一番可憐でした。
[映画館(字幕)] 4点(2007-05-02 08:55:37)
7.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 
正直わかりずらかった。前者が述べているように音響、映像とも迫力はあるけど・・・ この手の作品は必ずといっていいほど、神の言葉とか、聖書の一説を引用したりするけど、それがよりややこしくしてしまっている感じがした。やはりこの手の現代では、まだまだリアリティのない作品は単純明快でないとなぁ。また中盤から登場するカサンドラの殺人鬼みたいなのは何?? 意味不明でした。D・ボイル監督は真田広之に出演を切望したらしいが、日本人俳優では真田しか知らなかったのではというくらい、カネダの役は誰でもいいじゃんって感じでした。監督の次回作28日後の続編大丈夫かなぁ。
[映画館(字幕)] 5点(2007-05-02 08:42:15)
8.  ディセント 《ネタバレ》 
地底人・・・視力が退化しているのに餌どう獲るんだろう。音?超音波?  逃げ場なしの密室作品としては、まあ楽しめるかも・・・ ただ洞窟に行くまでが長い。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-12-28 06:55:55)
9.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
世間では悪役顔、猿顔とか言われてますが、このワイルド色はS・コネリーに匹敵する。それだけでも高得点。中盤どうしようもなくなり、ル・シッフルを刺殺しようとする場面などは、今までボンドであれば考えられない姿。殻を破ろうという製作サイドの意気込みが感じ取れる。何人か述べていますが、まさに始まりという感じがして今後に期待大。007シリーズ未見の人でも十分楽しめると思う。
[映画館(吹替)] 8点(2006-12-22 19:14:40)
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