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プロフィール
コメント数 61
性別 男性
ホームページ http://flyinghigh.exblog.jp/
自己紹介 おもしろい映画に出会った時って、生きててよかったと思いますね。DVDが普及して以来、すっかり映画館に行かなくなりました。

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1.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
歴史的傑作であった前作と同じ監督・ほとんど同じ出演者となれば、仮にその80%の出来としても充分おもしろい映画になると期待したが……。そうはならなかった。面白い/つまらんの二択を迫られたら、「つまらん」の方になっちゃうね。 理由の一つは悪役が、前作のジョーカーほどには魅力的でなかったこと。 もう一つは、こっちの方が大きいのだが、場面と場面のつながりが出来てなくて、見る上で何に注目すればいいか分からないことが多いこと。 野球に例えると、2アウトランナー1塁の場面があったとする。バッターがライト前ヒットを打つ。これで1・2塁か、あるいは1・3塁かと思ったら、ランナーは3塁を回ってホームに帰ってきた。実はそのバッターの2球目にランナーが盗塁をしていたが、その部分の映像がカットされていたのである。 もし観客が「ランナー2塁」と分かっていれば、シングルヒットが出た時点で点が入るかどうかを緊張して見守ったはずだ。ところが知らないから、あくまで長打が出るかどうかだけに注意していた。いわばその部分の緊張感を「損させられた」のである。 こういう風にダークナイト・ライジングは、何がどうしてこうなり、この場面の一番注目すべき点はこれだ、と思わせる展開のスムーズさが欠けている。 アクションはすごい。しかし、個々の場面はバラバラだ。大きな期待をしていただけに、極めて無念である。 ラスト、ウェインが死んでいたら駄作とまで思ったかもしれん。人の死をドラマ性を盛り上げることに使うのは、大嫌いだ。自動操縦の伏線も生きたし、良い結末です。 あ、そうだ。核爆弾が沖で爆発して一安心、てのはやっぱり、被爆国とは核兵器に対するリアリティの持ち方が違うのかなと感じた。風下には恐ろしい量の放射能が降り注ぎ、地獄が現出する。
[映画館(字幕)] 5点(2012-08-04 11:31:52)(良:1票)
2.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 
僕は割と好きですね。「アメリカは正当な理由なくイラクに侵攻し、イラク人に不幸と混乱をもたらした」ということを正面から問題視している。こういう映画、他にもあるのかな? よく分かりませんが、その事だけでも好き。 アル・ラウィが殺されたあとの場面、夜のバグダッド。闇の中、いたる所で銃火が光り、火の手が上がるその光景が、平和がもたらされたわけでも何でもないイラクの状況を浮き彫りにする。 主人公はアメリカ軍内では末端から数えていくつかという低い地位であるようで、そういう人物が政府やCIAの高官と接触したり、疑問を追求するためにいろいろ動くのは少々不自然ではある。アクションとサスペンス、両方の要素を入れるためにはそれしかなかったんでしょうな。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-06 20:18:31)
3.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
このシリーズの今までの作品とは違って、サスペンス調。 あまり面白くない。僕が思うに、ファンタジーとサスペンスというのは非常に相性が悪いのではないかと。何がどうなったら安全でどうなったら危ないかという、観客に緊張感を与える元になる設定が、完全に架空のものだからである。 だから我々は、箱が壊せなくて非常に困った、幻の剣が見つかってよかった、妖精が意外と強くて助かった、などの一つ一つのイベントを見終わってから、「そういうもんなのね」と思うしかない。途中経過でハラハラすることがない。 だがかといって、リアリティーを強めるとこんどは「ハリー・ポッター」ではなくなってしまう。ハリポタという名の下で観客に緊張感を与えるのは難しいのではないか、と僕は思う。
[映画館(字幕)] 4点(2011-01-11 16:39:02)(良:3票)
4.  アバター(2009)
三次元効果の加わった映像は、驚異の映像と言っていい。映画の開始から5分間、僕は画面を唖然として見ていた。その間字幕をよく読まなかったため、話の流れを追うのにしばらく苦労した。 だが……それでも、これだけの力をもった映像でも、しばらくすると慣れてくる。飽きてくる、と言ったら残酷だが、より正確だろう。30分もすれば、シーンが切り替わるたびに興奮していた心は、次第に落ち着きを取り戻してくる。 しかし映像が立体的であることよりも、もっと大きな驚きがあった。 映像のCGっぽさが無い。 ここでいう「CGっぽさ」とは、もちろん良い意味ではない。CG独特の、質感のない映像。パソコンのモニタのドットが見えるかのような映像。画面上でどんなにものすごい事態が描かれていても、「しょせんCGだから」と吐息がもれるような、そういう映像のことだ。 しかし『AVATAR』では、それがない。CGと実写の間の違和感がない。 これが、この映画の成功の最大の要因である。 このことが3D効果によってもたらされるものなのかどうか、僕は知らない。だがその可能性は高い。なぜなら、『AVATAR』の映像をテレビやネットの動画で見ると、その印象は全く違うからだ。テレビで見る『AVATAR』の予告は、まさにCG。一瞬にしてCGと分かる、僕が最も嫌いなタイプの映像だ。その激しい「CGっぽさ」は、CGというよりもアニメーションと言う方がふさわしい。だから僕はもともと、この映画をあまり見る気がおきなかった。 もしジェームズ・キャメロンがCGの弱点を克服するために3Dという手を打ったのだとしたら、その功績は非常に大きい。宣伝文句は確か「驚異の映像革命」だったか。確かに革命だ。だがその内容は3D映像ではなく、CGの弱点の克服だった。 CGについて書くだけで長くなった。ここ数年いろんな映画を見るたびに、CGのもつ限界について懸念していた。これをどう克服するかが、映画界の一大ミッションだと思い続けていた。その懸念への回答の一つが『AVATAR』で示された。非常に喜ばしいことである。 内容の方も良い。もし上に書いたような「映像革命」が無かったとしても、この映画は非常に好きな映画の一つになっただろう。アメリカの、他国を武力で制圧しようとする姿勢をまっこうから批判したことは、大いに評価されていい。 映像革命の意味は果てしなく大きいが、それだけの映画ではない。傑作である。
[映画館(字幕)] 9点(2010-03-01 01:45:57)(良:1票)
5.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
こいつァ、好き嫌いの大きく分かれる映画だろうなあ……。 俺はどうかというと、めっちゃめちゃ嫌いだね。こういう映画は。 はいそりゃもう、かわいそうです。気の毒です。悲しいです。 だけどさ。悲劇であると同時に問題を提示するとか、社会の断面を切り取るとか、あるいはかすかにでも希望を見せるとか、何かないとさ。ただの不幸の押し売りじゃんよ。 こんなもん、見ず知らずの人のお葬式に参加して泣いてくれ、てのと同じ。流す必要のない涙よ。仮に泣くとすれば、だが。 ビョークは大したものだ。言ってはなんだがあまり綺麗でないあの顔で、あれだけ可愛さを醸し出せる人って本職の役者さんでもあまりいないんじゃないか。驚いたのは、鼻歌うたってる時点でそれがすでにアートになってることよ。 ビョークの力を再認識した。それ以外何もなし。 そういえば手ぶれの激しいハンディカメラ風映像だったが、何か意味あるのか。ドキュメンタリー的ストーリーじゃないんだから、無意味だろ。
[DVD(字幕)] 3点(2009-08-04 17:05:36)(良:1票)
6.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
本気で期待したらガッカリするかもしれんが、キワモノであることを承知の上で、暇つぶしに観るなら悪くない。 この映画が作られると聞いたとき、少々疑問に思う点があった。見た目と行動がまるっきり野生動物のようなエイリアンと、高度な科学技術で作られたらしき防具と武器で武装しているプレデター。プレデターは透明になれるし、飛び道具まで持ってる。この二つが対等に闘うのは不自然だ。 で、この映画の設定はこうだ。プレデターは、「エイリアン狩り」をおこなうために、(人類にとって)太古の昔に自らエイリアンを地球に持ち込み、飼ってきた。飼育はすべて機械がおこない、プレデターは常駐しない。その 「狩り」 をするためだけに、プレデターは100年に一度地球にやってくる。 これは、映画 『プレデター』 を観たことのある者なら、うなずける話だと思う。プレデターは大量殺戮をするためではなく、自らの武勇を証明するためだけに、強い地球人を選んで 「狩り」 をするのだ。基本的にプレデター優位の戦いである点も納得できる。これを説明する場面が出てきた時、わたしゃ満足しました。それまで下の方をうろついていた目盛りが上昇し、「最低限の満足レベル」を越しました。 あと映像的には、エイリアン、プレデターそれぞれキモいし、グロいし、上出来かと。ああいうもんだから。 途中からプレデターと主人公が仲間になるっつー奇想天外な展開も、考えようによってはよし。人間とは全然力の違うバケモン同士の戦いに人間が一枚かむには、あれしかないわな。で、組むとすればさすがにエイリアンの方はあり得んだろ。 ただ、エイリアンは確かに見た目と行動からすると野生動物としか思えんが、もともと宇宙船を作るくらい高度な文明を持っていたはずなんだがなあ……。もっとも、食物を採る時は一切料理などせず生身の獲物にいきなり食らいつくばかりだから、少なくとも食文化はまったく発達していないと思われる。 それから最後の最後、ラストシーンもいい。あの後味の悪さ、こういう映画には不可欠だろ。
[DVD(字幕)] 6点(2008-02-10 02:48:34)(良:2票)
7.  ダイ・ハード4.0
おもしろい。アクション映画・パニック映画として一流でありましょう。ただしますます、『ダイ・ハード』シリーズであるという必然性は無くなった。主人公がジャック・バウアーだったとしても特に違和感はない。「世界一運の悪い男」は、もういない。いるのは、自ら危機に果敢にチャレンジしていくスーパーヒーローだ。まあ、それはそれ。おもしろければ、文句はない。
[映画館(字幕)] 7点(2008-02-06 00:57:17)
8.  戦場のピアニスト
ナチスの非道さと戦争の悲惨さは伝わった。しかしどうにも、こういうストーリーに起伏のない、重苦しい画面が延々と続く映画は苦手だ。多分名作だと思う。だが苦手は苦手だ。
[DVD(字幕)] 4点(2008-02-06 00:46:06)
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