1. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 映画全体の疾走感、パワーは最後まで尽きることなく、楽しめました。編集の巧みさや、実際のスラムの子役、現地の持っている雰囲気、それらがうまくまとまって、ラストのダンスでは懐かしさと愉快さで満足度アップ、といったところでしょう。 まあ、後になってみればクイズの正解が人生の中にあったとういう、ミラクル過ぎなストーリーですが、クイズの進行と人生の回想、テンポよく最後まで???を観客に与え、飽きさせなかった良作なのではないでしょうか。 [映画館(字幕)] 8点(2009-06-18 18:44:08) |
2. おいしいコーヒーの真実
コーヒーにこのような歪んだシステムが存在したとは思いませんでした。憤りを感じながらも、それによって成り立っている業界もある訳で。。コーヒー豆を見る目が明らかに変わりました。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-21 20:42:20) |
3. 28日後...
《ネタバレ》 高速ゾンビ、楽しめました。こんな事あってもおかしくない時代だなー、なんて思いながら観ました。それから、アングルやトーンなど怖さをだすディテール作りにセンスを感じました。 ハッピーエンディングの方が、映画としては綺麗に締めてて好きです。なんでマルチエンディングなのかは疑問。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-10 14:57:54)(良:1票) |
4. 28週後...
《ネタバレ》 前作との繋がり感もちょうどいい感じで、楽しめました。このシリーズは撮り方が凝っていて、グロさだけに頼らない恐怖感がセンスいいですね。それにしてもお父さんゾンビはしつこすぎです。彼だけなんであんなに自分の子供を追い続ける理性があったのか疑問です。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-10 14:45:07) |
5. 僕らのミライへ逆回転
《ネタバレ》 卓越した映像センスで映像技術を駆使するこの監督が、今回はアナログ映画愛を描いていて意外でした。磁気を帯びたジャックがレンタルビデオ店のテープを全部消してしまい、自分たちで映画をリメイクしていく。前半のリメイクシーンはテンポよくとても楽しく見る事ができました。さすがにバカバカしい手作りリメイク映画でこんなに大反響はないわな、でどうなるんだろう?と思っていたら、なんと映画を通して様々な人たちが一つになる感動ものに発展、残念ながら計算が見え過ぎてしまって後半は醒めてしまった。 ラストの上映シーンのアイデアにいたっては「ああこれがやりたかったんだ」という感じ。うまくまとめたというよりは、このラストを撮りたいが為の映画に思えてしまいました。 [映画館(字幕)] 5点(2008-11-17 10:23:07) |
6. 第三の男
《ネタバレ》 ありきたりだが、映画の教科書といえる作品です。複雑ではないがしっかり伏線も張られているし、隙のない展開、緊迫感のあるお芝居も引き付けられるものがある。そして、モノトーンの魅力を余す所なく発揮している照明も素晴しかった。トンネルに迫る影、人物に落とす濃い陰影などは見事に光を操っていた。現在の映画が、このような作品を踏襲し、進化しているという事はいうまでもないだろう。やはり、この時代(1949)の映画という事であれば、評価しなければと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-29 14:15:44) |
7. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 ウィッテカーの迫力は最後まで飽きさせなかった。たまにインサートされる手ブレ映像も、この国の異常な 雰囲気が表現されていたと思う。ただ、全編を通してニコラスの短絡的な行動は感情移入できなかった。 最終的には衝撃的な惨殺カットばかり印象に残ってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-30 16:55:47) |