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プロフィール
コメント数 181
性別 男性
自己紹介 「刑事コロンボ」旧作全作品批評終了。
「チャップリン長編映画(一時間を越える本人登場作品のみ)」全作品批評終了。
「名探偵コナン」映画……15作品のうち14作品終了。
「黒沢映画」……まだまだ

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1.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 
普通に面白かった。ローワン=アトキンソンも年取ったが相変わらず笑わせてくれる。それにちょっとかっこいい(笑)。ただ第一作ほどメチャクチャでもない。それとゴルフ場であのおばさんが二度もし損じたのはちょっと意味がよくわからなかった(特に二度目)。あと「女王にあんなことして大丈夫か」という感想があったけど、Mrビーンでは女王を頭突きで昏倒させたり(爆笑)、皇太子の写真を首チョンパしたりしている(笑)。ここは素直に懐が深いイギリスがうらやましい。日本でこんなことしたら、アホな右翼が怒りだすだけだろう。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-08-25 05:30:15)
2.  アース 《ネタバレ》 
小学校低学年~ぐらいの子供と一緒に鑑賞するのにこれ以上のものはない。もちろんこれは繰り返してみるものであって、一度だけではもったいない。動物の名前や生態を覚え込むぐらい繰り返し見れば、理科の点数も上がる(保証しないけど)。「アリのままに生きる」という下品な映画など、絶対見せない方がよい。ま、子供に「つまらん」と言われれば、それだけだけど。
[インターネット(吹替)] 9点(2022-09-10 04:09:11)
3.  ムーンフォール
「無重力」と同じような話かなと思ったが、あれよりも緊張感がなく明らかにつまらなかった。評価できるのは余計なラブシーンなどが一切なかったこと(最近の風潮かな?)。それとやはり「白人と黒人が同等、アジア系は女性がつまみのように使用される」という感じで、これも最近の風潮だろう。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-08-08 07:06:57)
4.  ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 
よい映画なので最初に文句を。何度か書いてるけどカタカナ邦題はやめてほしい。一体どれぐらいの日本人がコープスを「死体」だと理解しているというのか。「死骸の花嫁」と訳した方がずっといい。……邦題はともかく内容はよかった。ナイトメア(これも「クリスマス前の悪夢」でいいじゃないか)よりも実写のシザーハンズ(これだって「ハサミの両腕(のエドワード)」でいい)に酷似していると思う。「結ばれない愛」が主題となっていること、そしてその「結ばれない」相手がより高い存在へと昇華して映画が終わること(シザーハンズではひたすら氷の彫刻をつくり続ける姿が神々しく、死骸の花嫁は最後には無数の蝶へと変化して消えさってしまう)、またその最後の場面で悪玉的存在が死んでしまうところまで完全に同じだ。この主題はこの作者にとって繰り返し取り上げたいことなのだろう。確かに愛情は人間にとって厄介な代物で、人はこれによって満たされもすれば傷つくこともある。満たされる場合はともかく、かなえられない愛をどうすればよいのか。「ハサミの両腕」にせよ「死骸の花嫁」(もう勝手に日本語にする)にせよ、愛はかなえられない。その悲しみを描く一方で、それでも人を愛することは美しいことなんだと映画は訴えている。悲しい物語なのに同時に心が満たされるような気分になるのはその訴えかけに見ているこちらが知らず識らず共感するからだろう。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-27 01:08:33)
5.  エクス・マキナ(2015) 《ネタバレ》 
キョウコってモロ日本名なのはやっぱり「白人なら日本の女なんて楽勝」って白人に言われちゃったあの事件が「むかつくけど、やっぱり事実なんだよな…」と再確認させてくれる。オースチンパワーズでも「フクミ」(=ファックミー)っいう日本名らしき女性が出てくるのがそれだし、いい加減日本もこう白人になめられっぱなしでどうすんだ的な感情が起きる……。「深読みしすぎだろ」って声が聞こえるが、この映画でキョウコとエバの役割が交代することは考えられない。黒人系の女とか白人系の女も一応は「アリバイづくり」のために描かれてはいるが、しかし結局自由を得る役は白人で、白人男の慰みものにされるのはアジア系の女だという役割が固定されてることの恐ろしさ。何もこの映画だけではないけど、いろんな映画をみて思うのは「ほんと人間って人種差別に鈍感なんだな」ということ。特に日本人は自分を誇ることを罪悪のように思ってしまう教育を受けているから、アメリカ映画で白人や黒人が普通の人物として描かれてるのにアジア系は変な英語をしゃべる背の低いオバハンとかこの映画のように白人男の都合のいい女みたいなのばかりなのにそういうところに何にも疑問を感じることがない。というか日本人の思考がそういうふうに洗脳されちゃってる。たとえば映画じゃないけど「進撃の巨人」なんて名前からして西洋人ばかりだし、「ミカサ」とか日本風なのはやっぱり女だし(白人男性のために女だけは存在していい)、発想(設定)がこういう映画と同一化しているのが恐ろしい。さらにそういうことに日本人の誰一人として(いいすぎだけど)疑問を持たないことに嘆息せざるを得ない。  まぁそういうところはおいといて(笑)、肝心の映画だが、もう少し話が膨らんでもいい気がした。社長の死はそのうち発覚する可能性が高いし、そのとき閉じ込められた男も救出されて真相が明らかになる可能性も高い。見知らぬ女性が待っていたのに平気で出発してしまうヘリコプターも変だし(ここはちょっとひねって、ヘリコプターの操縦士も実はロボットだった的な演出があったら面白かった)、娑婆世界に出てから当然いろいろありそうなのにそこで映画が終わってしまうので消化不良になってしまう。また中途半端なエロ場面が逆効果であるとしか思えず、人工知能の恐怖みたいなものを訴えるのならエバこそ慰みものにされながらニタリと意味ありげな笑いを浮かべてもよさそうだし、全体を半分ぐらいに縮めて「社会に出たエバのその後」をもう少し描いてもよかった気がする。この程度の話なら、漫画にもっと面白いものがあるだろう。
[インターネット(字幕)] 3点(2017-05-24 11:01:47)
6.  チャップリンのニューヨークの王様 《ネタバレ》 
黒沢ですらも老いて無残な映画を残したが、チャップリンには老いはなかったことの見事な証明。いわゆる「チャーリー」ではなく、スクリーンに写る姿は老いたチャップリンそのものだが、精神は断じて老いてはいない(相変わらず女好きでもある:笑)。ユーモアを交えながらも痛烈にアメリカを皮肉っているのがまさに「王様」の貫祿だ。なるほどこの映画がアメリカで10数年の間公開できなかったのも頷ける。なお本作は当時のアメリカの状況がわからないと意味がわからないので、赤狩りやチャップリンがアメリカを追放された歴史について少しでも知っておくべきことは、言うまでもない。それにしても病めるアメリカの姿は、ついに飛行機による自爆テロまで引き起こした。あれをチャップリンが見ていたらどう思っただろうか。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-25 10:25:42)
7.  Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! 《ネタバレ》 
前半がひどい出来なのでかなり興ざめ。テレビのビーンで見たネタの焼き直しは本当にやめた方がいい。やっと後半、本当に後半になってようやく笑えるようになるのが救いだった。結末のメチャクチャぶりは同じくアトキンソンの「ジョニー=イングリッシュ」とパターンが同じである。私はそんなに嫌いではない。
[DVD(字幕)] 3点(2009-02-16 08:48:08)
8.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 
「彼は恐れを知らない。彼は危険を知らない。彼は、何も知らない……」という添え書きに不覚にも笑ってしまった。ビデオで見た「ローワン=アトキンソン・ライブ」の方がずっと面白いが、この映画も笑える場面にこと欠かない。「世界中にここより安全な場所はありません」と言った瞬間に起きる爆発・駐車禁止に引っ掛かってクレーンされたまま車でカーチェイスする場面・一人で暴漢と格闘するふりをする場面・なぜか知らないがオモチャのヒヨコに空手チョップ喰らわすところ(笑)・葬式を演技と勘違いするアトキンソン……少なくともビーン(映画版)よりは断然上だ。結末もメチャクチャすぎるがそれがかえっておかしい。だが、だがやはりあのウ○チまみれのシーンだけは……さすがに笑えない。というかキッタナイ。映画館でドン引きされなかったかどうか、とても気になる(笑)。あと本作は絶対に原語の方がよい。なぜってそりゃあの爆笑日本語が唐突に出てくるのが強烈だからだ。ほんと誰だよ、あのしょうもない日本語考えた奴(笑)。ある意味「究極日本人向けの映画」である(多分)。
[DVD(字幕)] 7点(2008-08-09 05:24:17)
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