1. ギャング・オブ・ニューヨーク
これは鑑賞者を選ぶ映画ではないか。劇場公開当時、「歴史に詳しくない日本人には分かり難い作品」などと言われたが、ニューヨーク市の歴史に詳しい人って当のアメリカ人でもそれほどいないんじゃないかと思う。マーティン・スコッセシという人は、観客に媚を売らずに自分が本当に作りたい映画を作ったのだろう。その姿勢は評価できるのだが、どうも空回りしていたように思う。(構想何十年、制作費何百億円とか宣伝している映画ってつまらないパターンが多いし。。。)これにめげずに今後も「問題作」を撮り続けて欲しいものである。 5点(2004-01-01 16:29:26) |