1. モリコーネ 映画が恋した音楽家
モリコーネさんと言えば「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」。 この作品により、驚くほど多くの映画音楽を作っていたと知る。 モリコーネさん、自身を語るのに積極的で嘘や誇張は無く、映画っぽくポーズつけたり、お茶目。 真面目な取り組み、あふれ出る才能、やりたくない事でも我慢強い。 口笛など今までにない手法も取り入れるアイデアマン。 そして愛妻を大切にするジェントルマン。 マカロニウエスタンのフィルムが流され、劇場内の素晴らしいスピーカーの音楽に包まれると。 おお!!モリコーネさんの世界にどっぷり浸かれる。 なんと幸せな時間。 あの映画もこの作品もモリコーネさんの音楽。 あらためて知る驚きもある。 多くの監督から尊敬され、映画音楽と言うジャンルを作った巨匠のひとり。 もうひとりの巨匠、ジョン・ウィリアムズさんがインタビューで 「モリコーネは高齢なのに活動してるんだよ。」と言っていたようで、大笑いした。 ふたりの巨匠のお陰で、映画は大いに盛り上がったと思う。 私の中では、インタビュー形式の映画ではナンバー1の良作。 トルナトーレ監督にも拍手。 カメラワーク編集の素晴らしさも光った。 [映画館(字幕)] 9点(2023-01-29 14:23:30)(良:1票) |