1. ポーリーヌ
介護・施設・家族の絆といった老後に関わる問題についてを基盤としているので、とても明るい作品とは思えなくて意外とヘヴィな内容で驚いた。これが答えということではなく、これも選択肢の1つとして考えて欲しいという事なのだろう。難しい問題だけどそれに救いが持てるのは、音楽、映像と天真爛漫に生きるポーリーヌの姿。知的障害者で靴ひもすら結べなくて1つ1つの行動には不自由してるけど、感受性の豊かさや明るい性格は全く普通の明るいばぁちゃん。そしてポレットにも心の何処かに孤独や悲しさがあって切なげな姿が印象的だった。唯一ポーリーヌが氷の事を”石が入ってる”は可笑しかった。 7点(2004-12-30 06:34:31) |
2. 息子のまなざし
何かとても人間くさ~い映画を見せられたっていうのが印象。 オリヴィエの葛藤が口数少ない台詞と表情から、観てるこっちまで辛かった。少し邦画的な雰囲気もあって、あの長い”間”と全くの音楽なしは正直キツい。あと関係ないけど、アリヴィエの肩の大量のフケが気になってしょうがなかった。 6点(2004-09-13 00:32:41) |
3. エブリバディ・フェイマス!
父親の娘に対する愛情も良かったが、誘拐した男と誘拐された女との恋愛もおもろかった。 でも特に印象に残らない感じ。 5点(2004-07-23 19:44:02) |
4. ノー・マンズ・ランド(2001)
あのラストはとにかく重い。他の戦争映画のような迫力さは全くないが、あの静寂の中で取り残されるラストってのは、派手な戦争映画以上に余韻の残る終わり方だった。こういう映画って珍しい。人間とは何か、戦争とは何か、全てにおいて皮肉って描いている。その分伝わるメッセージも強烈だった。 9点(2004-02-24 19:17:10) |
5. ぼくのバラ色の人生
はっきり言ってダメだった。特に、あの親の態度にムカつきました。ヨーロッパってのは今だにそうなんだろうけど。あと全体を通して一体何を言いたかったのか不明だし、あのファンタジックな感じで逆に軽くしたかったんだろうけど、余計いらない気もするんだよなぁ。 3点(2004-02-08 23:21:51) |
6. ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
2人が海岸に向かって歩いていくシーン、これこそ「天国への扉」へ向かって歩いていくってことだったのか。 9点(2004-01-05 12:41:34) |