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1.  バーバラと心の巨人
ここ数年、時折出てくる、子供が魔物と戦うという形で、心の葛藤を描くタイプの映画かと思います。主人公バーバラがとても頑なで、彼女を理解してあげたい、救ってあげたい、という気持ちになってきます。その代弁者がゾーイ・サルダナの役ですね。出演者たちが皆かわいらしくて、とても一生懸命に演じているのが、スクリーンから伝わってきます。ただ、エンターテイメント性を求めて鑑賞すると、ガッカリすると思いますので、見る人を選ぶ映画と言えるかもしれません。
[映画館(字幕)] 6点(2018-10-22 17:06:21)
2.  ブルックリン
とっても良質な青春物語でした。映画始まってすぐに、もらい泣きさせられるとは思いませんでした。主人公の成長する姿が、とっても頼もしく感じられます。シアーシャ・ローナンが好きで、彼女の映画はわりと見ています。その中でもこの映画は最高です。
[映画館(字幕)] 8点(2016-07-22 23:11:01)
3.  神様メール
ワガママで横暴な神のイメージは、もともと自分で描いていたイメージと重なる部分が多いので、興味深く見ました。小さなきっかけにより、それまでの生活、人生が大きく変わるさまを描いていて、いろいろと考えさせられることもあります。コメディとしても面白いので、肩の力を抜いて、まったりと楽しめる映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2016-06-17 23:35:48)
4.  君と歩く世界
邦題だけ見るとロマンティックな映画かと思ってしまいますが、サバサバした関係だと思いました。主人公の2人に、均等にスポットを当てた作りでなく、どちらかに焦点を当てていたら、もっと面白くなったと感じました。
[映画館(字幕)] 6点(2013-04-20 00:32:49)
5.  ノー・マンズ・ランド(2001)
敵と1対1という極限の状態の中に笑いのエッセンスを少し加え、国連の平和維持軍の在り方について問いただし、戦争の無情さを描いた、見る者を引きつける映画でした。たいていは戦争を茶化すか、または非情な場面のみを映すかだけなんですが、この映画のバランスは絶妙です。
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-17 17:57:38)
6.  戦場のアリア
粗筋は知っていたものの、映画の中で起こる出来事に驚きました。まして、実際にあった話というのですから、なお驚いてしまいます。誰がどの国の人間か、誰が味方で、誰が敵か、日本人には最初わかりづらくはありますが、素直な心で見ていれば、そんなことは関係がないと気が付きます。
[DVD(字幕)] 7点(2007-11-17 18:18:29)
7.  美しき運命の傷痕 《ネタバレ》 
最後に3人揃って母の元へ行きます。そして過去の真実が証されるのですが、このラストシーンこそ、この映画の主題である"地獄"を物語っています。母の台詞にある、「それでも私は後悔していない」という言葉は、背筋が寒くなるくらい恐ろしく感じました。母は真実を知っていたにもかかわらず、父を告発したのではないでしょうか。この映画は、実はホラーだったんではないかと思ってしまいます。
[映画館(字幕)] 6点(2006-06-05 21:39:14)
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