1. アデル、ブルーは熱い色
今回テレビで見たものは170分のセックスシーンを削除したバージョン。 印象的だったのは主人公の家庭はいつもスパゲティ。 もう一方は生牡蠣。 食生活からお互いの生活のレベルが伺えますね。 セックスシーンを追加したバージョンを見るには市販ソフトを購入するしかないみたい。 たった10分の劇場公開バージョンを見るのに高い金を出す気はないが、絶版となると一層見たくなってしまう自分がいる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-26 20:09:10) |
2. エル ELLE
この監督は78にもなって、こんな作品作って幸せなのかねぇ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-09-10 22:58:10) |
3. ブルックリン
《ネタバレ》 故郷アイルランドで貧乏生活を送っているヒロインがアメリカのブルックリンへ夢を求めて旅に出るんです。 そこで慣れない生活を送り、ホームシックにかかるのですが、恋に落ち結婚までするんです。 すると突然、姉の訃報が入り、アイルランドへ帰郷するのですが、帰郷した先で出会った男性と再び恋に落ちるんです。 たった一人残された母親、ブルックリンで学んだ知識を活かし、仕事にもありつけるので、心境は揺れ動きます。 ところが、ある日、貧乏生活を送っていた時の意地悪ババアが「アンタ、結婚してるんじゃなくて? 苗字は何?」 とけしかけてくるんです。 ヒロインはババアに向かって言います。 「忘れてた」 ババア 「忘れてたですって?」 ヒロイン 「ここはそういう町だった…」 私には、このセリフの意味がよくわかりませんでした。 ここは、結婚したのを忘れてしまうほど素晴らしいところだったという意味か? それとも、ここは(目の前にいるババアみたいな人間が住む)酷いところだったという意味か? まあ、何はともあれ、彼女は結婚していたことを母親に打ち明け、愛する夫の元へ再び旅立つのでした。 めでたし、めでたし。 っうか、二股かけておいて自分だけ幸せになりやがって。 ふざけんなー! このアマ!!(笑) [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-31 20:58:39) |
4. カストラート
物語がよく理解できなかったのですが、カストラートというものの素晴らしさを味わえた素晴らしい映画でした。 この時代、作曲というものには印税もなく、たいした価値はなかったのは知っていましたが、現在、カストラート自体禁止になっているのですから、当時聴いた聴衆は特別な感動を味わえたのでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-06-07 03:50:35) |
5. 少年と自転車
カンヌで特別グランプリ(?)を受賞したというから期待していましたが見事に裏切られました。 まず誰もが思うところです。 どうしてサマンサは病院に抱き付かれたきっかけで少年シリルの自転車を買い取ってやって、その上、里親の役を簡単に引き受けたのか? 少年は特別養護施設と自分を捨てた父を天秤にかけ、どうして、あれほど父親に愛されようとするのか? 私は序盤から、こういったディテールをいい加減に描いて進行させていく映画は絶対許せないんです。 最後の最後に良い意味で裏切ってくれるのを待っていましたが、本作にはそれがありませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-04-21 22:46:10) |
6. ロフト.(2008)
どんでん返しなるサスペンスを期待していたのですが、どうしようもない登場人物の5人が全て同じような浮気目的というのも感情移入できないし、また、その奥さんたちの立ち位置もなんだかよくわからず、誰がサラなのかも、途中までよくわからなかったです。時間軸がもう滅茶苦茶で、なんでそこまで難しくしたのか、最後まで完全不完全燃焼でした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-03-21 22:01:30) |
7. トト・ザ・ヒーロー
「暗い話だなぁ、重い話だなぁ、息苦しい話だなぁ……」とずっと思いながら観ていて、最後の最後にひっくり返った感じ。 あんまり言うとアレだけど、小道具やシャレード、セリフのやりとりだけでわかる人間関係。突っ込みどころを言わせないほど衝撃的で素晴らしいシナリオ。 映画監督のタナダユキさんが本作に影響受けたという話しは十分納得できます。 [ビデオ(字幕)] 9点(2009-10-17 23:07:26) |
8. ブラックブック
ハリウッドの制約を受けずに作ったバーホーベン監督、「ショーガール」や「インビジブル」は、よほど制約を受けていたのだろう…。 世界で成功した外国人(日本人は特に…)は、自国に帰ってくると必ずといっていいほど自分だけの世界に浸っていく傾向にあるが、本作を見る限り、バーホーベンはしっかりと観客のことを考えているのがわかる。 話しは淡々と進んでいくが、2分に1度は必ず何かが起こる。長々と続く俳優のセリフなんか全くない。どこから観たとしてもスリルとサスペンスが描かれている。 日本の映画は、この映画を教科書にして本物の映画を作ってほしい。 しかし、この辺の国で作られる映画って、半分以上がナチス物に思えてしまうのは、私の偏見だろうか…? (笑) [DVD(吹替)] 8点(2009-02-03 03:38:23)(良:1票) |
9. やわらかい手
《ネタバレ》 予告を観てかなり期待したが、蓋を開けてみれば、それ以上に物語が全く広がらず、終始風俗の話しだけで終わってしまった。 登場人物は脚本通りに演じただけで人間臭さが全く感じられない。 全て段取り芝居なのだ。 映画の中でも言ってるように、この手の職業は歌舞伎町では普通に行われている。 孫の手術費用を稼ぐのに、手に職を持たないおばあちゃんが風俗という職業に躊躇うのは理解できるが、それで観客の同情を買おうとしている、そのやり口がどうも解せない。 風俗が世間的には後ろめたい仕事なのは事実。しかし、それをそのまんまにして終わらせているところが許せない気分で……。 せめてラストで「これからも頑張っちゃうからね~!」と明るく終わってくれていたら、私の評価も少しは変わっていたと思う。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-22 06:36:11) |