1. バベル
「バベル」というタイトルに、目の覚めるような鉄槌を期待して観に行ったんだが…。 これは、その結果、、、という事なのか。。。 クローズアップ多用の表現に、たまに映像的なチカラを感じながらも、悲劇は悲劇として胸に落ちず、愛は愛として心に響かず、ほんの少しの希望と、やはり出口の見えないもどかしさとが交錯したままに。。。。。ただ、エゴやどうしようもなさ、つまりは「愚かさ」の羅列は、不快にさせてもらうに充分だった。 いずれにせよ、この映画を強く良評価出来ない自分に「凡人」を感じながら、常日頃、いかに安易な感動を映画に求めていたかを思わされた。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-18 02:17:34) |