1. 勝手に逃げろ/人生
《ネタバレ》 バカなんでよくわかりませんでしたパート3。 冒頭からかなり攻めた性描写にはんぶん笑い、でもどんな顔して観ればいいんだろう、と思ってしまいました。 話自体は分からないようでいて比較的わかりやすかったと思います。 ただとにかく海岸沿いの景色や木々の間を自転車で滑走していくシーンが奇麗なのでそれだけで観て良かったな、とか思ってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-04 20:10:06) |
2. パッション(1982年/ジャン=リュック・ゴダール監督)
《ネタバレ》 バカなんでよくわかりませんでしたパート2。 ドラクロワやレンブラントの求めた「光」を映画的に再現しようとする撮影隊とそれにかかわるあれやこれやが並行して描かれる作品。 ストーリーをまじめに考えてしまうと余計訳が分からなくなってしまうのですが、とにかく映画的に再現された絵画世界がとても印象的な作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-04 20:05:20) |
3. 美しき諍い女
《ネタバレ》 まず浮かんでくる当然の感想として、やたら長いと音楽が一切流れないというものがありますがそこはあえて無視します。 あまり撮影技法だとか、映画の理論、そして芸術云々の難しいことは僕は判らないのですが、場面の一つ一つがとても絵画的であり、また、まるで小説を読んでいるような感じを受けました。 音楽が流れない、というのが一役買っているのだと思いますが、たとえば庭園で語らう時などは木々のざわめきや小鳥のさえずりとうの自然の音がとても特徴的で、アトリエにて絵を描く場面に至っては、神の擦れる音や描くときの筆の音等がとても特徴的で、ここで繰り広げられている心理面での闘いだとかは、観る人が自由に連想してください、といった印象を受けました。 内容はたぶん、画家の哲学と自己開示とかそういうことを云ってるんでしょうし、ほとんど会話と絵を描く場面で構成されているので、かったるいといっちゃかったるいんですが、久しぶりに「なんかすごいもん見たぞ!?」と思わせてくれる作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-04-02 05:42:54) |
4. コーラス
《ネタバレ》 モニエ少年を筆頭に サン・マルク少年少女合唱団の天使のような歌声は正に必聴といえるでしょう。 物語としては音楽は人の心をも動かすという、今更と言うかある意味普遍的なテーマのものですが、中盤あたりの、それまで鬼のような校長が紙飛行機を作って飛ばすといった描写を見る限りでは、成功してると思います。 ただ、終盤にかけて、特にマチューが解雇されるまでの場面が急ぎ足というか、取って付けたような感じだったので、そこがマイナスポイントです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-03-17 03:06:52) |
5. デアデビル
有毒廃棄物を浴びたために視力を失うがその他の感覚が超人的に発達するという安直な設定はアメコミならではですね。人を殺してもこれが正義だッ!文句あっかッ?で通すと思ったら以外に苦悩するシーンもあったりしてなかなか面白かったです。マイケル・クラーク・ダンカンもグリーン・マイルで善人を演じておいて「この世に真の善人はいない」なんて事言ったりしてなかなか悪役にハマってたと個人的には感じます。しかしこの連中は片手で人を投げたり物凄い距離を跳んだりとデアデビルでなくとも超人ですね。 6点(2004-02-29 03:04:36) |
6. クレオパトラ(1963)
見終わった後の正直な感想は、とにかく長い、ひたすら長い。恐らく世界史に興味のない人は見ないだろうし、例え見たとしても4時間以上退屈な時間を過ごす羽目になるだろう。しかし、俺は幸いにもこの類の映画、特に古代ローマ史あたりが好きなので、取り分けてつまらないとは思わなかった。いや、むしろ面白かった。この作品の凄い所は何と言っても、↓前記の通り十戒、ベン・ハ-などと肩を並べるほどの壮大なセットを使い、途方もないエキストラを起用した点。映画が映画たる所以の壮大さがものすごく出ている。クレオパトラの辿った軌跡も、一般的な世界史の教科書や歴史書に載ってる有名なエピソードから細かなことまでを丁寧に映像化されていて良いし、時代に翻弄されながらも3人の男を愛した女として描かれているのも良い(実際のクレオパトラは、確かに美人だったにせよ、絶世の美人だとか、世界の支配者を次々と手玉に取った妖婦のような女性などではではない)なので、この作品は、好きなジャンルであることと、映画としての面白みや壮大さがちゃんとあるので、今回は8点を献上しようと思う。 8点(2003-07-20 15:23:01) |