1. ル・アーヴルの靴みがき
《ネタバレ》 語り口は静かで最近のハリウッド映画みたいに派手さはない。しかし、その分落ち着いて見てられる。台詞も少ないからそれだけ俳優の演技と表情で見せる映画です。この監督さん、やはり小津映画的な見終わってからの余韻の感じ方、上手さというものがあって好きです。奥さんのもう助からないと思われていた病気がいつの間にか完全に良くなって、夫婦揃ってまた元のような生活へという流れとラストの桜の映像はまるで二人の今後を見ているような気持ちにさせられた。 [映画館(字幕)] 8点(2012-09-16 22:35:19) |