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プロフィール
コメント数 349
性別 女性
自己紹介 基本的には、お金を掛けた映画と歴史時代物が好き。

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1.  ミスティック・リバー
非常に後味が悪い。一つにはラストの詰めが甘いのだ。ミステリーとしても人生を考えさせる物語としても、ものすごくいい加減に、終わりにされたような印象がある。現実の不条理を描きたいのだとしても、ああいうラストでは納得しにくい。映像も音楽も、重厚すぎるほど重厚。ただ、ミステリーとしてはストーリーがイマイチなので、演出に騙されたような気がしてしまう。作り込んだ映像も素晴らしいカメラワークもあざとい演出に感じるし、なんというか、すべてがクドイという感じが強い。この題材でココまで作り込む必要はないんじゃないだろうか。これが現実だ、という諦観をしたいようにも思えないので、イーストウッドが何故この映画を作ろうと思ったのか、よく分からない。ショーン・ペンの演技が過剰で、これ見よがしで、うざったい。その分、大学出の、きちんと捜査を行う刑事などという珍しい役を振られたケビン・ベーコンの存在感が出ているし、ティム・ロビンスの演技の秀逸さが光る。三者のバランス、という意味では、これで良いのかもしれない。セレステとアナベスという二人の妻も、最初は似ていてだんだん対照的になり、最後はハッキリと明暗が分かれるというのが印象的だった。
6点(2004-08-17 11:16:20)
2.  トゥー・ウィークス・ノーティス
大事件が起きるわけでも、素晴らしい映像技術が駆使されてるわけでもない。ヒュー・グランドとサンドラ・ブロックのために書かれたとしか思えない小粋な脚本だけがある。柔らかいカメラワークと、さりげないおかしさを散りばめて、楽しませてくれる映画だった。大作映画も良いけれど、こんな映画を見ると心がリラックスできる。  
5点(2004-06-17 15:18:53)
3.  シャーロット・グレイ
ケイト・ブランシェットが好きで観た。彼女のノーブルでありながら危険な陰のある雰囲気を、感嘆しつつ堪能した。真面目で芯が強そうなお嬢さんから、肝の据わった表情をするようになり、闘う顔になっていく。「エリザベス」のときも感じたけれど、そういう女性の変遷を演じるのが、ケイト・ブランシェットはものすごく上手い。彼女の中にある迫力が、だんだんと放出されて輝きを増す。すべてが終わったとき、何事もなかったかのように生きることを選ばず、同じ傷・同じ怒りを持つ場所で生きようと決意するシャーロット・グレイはスゴイと思うし、その誇り高く強い女性を演じたケイトは素晴らしい。そして、最後『戻らないものもある』といった彼女の、凛とした表情が印象的。しかし、他の皆さんが書いているとおり、フランスにスパイに入ったという物語なのに、ずっと英語で通すのはあまりにも違和感がある。手紙もメモも何もかもが英語。ママンとマダムとムッシューを使えばフランス??? じゃあ、ドイツ人も英語だな、と思ったらドイツ語らしいものを話しているし、中途半端で、本当にビックリだった。いかにも1940年代なファッションは素敵だった。
6点(2004-03-10 23:04:45)
4.  戦場のメリークリスマス
良く言えば難解。悪く言えば退屈。坂本龍一とかデビット・ボウイが出ているんだよ、ラストシーンが泣けるよ、と他人からさんざんレクチャーされてから観たので「ああ、なるほどね」と思う場所はたくさんあった。銃殺とか生き埋めとか、おぞましい場面が非常に淡々と描かれているので、つい観てしまって、後で思い出して吐き気がした。変な映画だった。
4点(2003-12-10 19:58:23)
5.  アナライズ・ミー
観ている最中はクスクス笑って楽しめたけど、観た後には何も残らないなぁ。どんなストーリーなのかも忘れていく。ひたすら。ロバート・デニーロのふりまく「いかにも」な風味の面白さを楽しむ映画。
4点(2003-11-25 21:47:14)
6.  ソードフィッシュ
トラボルタの悪役が、ビミョーだった。もともとイヤらしい笑い方とか狂気じみた声とか上手なので、悪役が上手いと思ってたけど、この役は妙にインチキくさい雰囲気があった。変な髪型のせいかもしれない。ドラマよりもまずアクション、という映画なんだろうけれども、なんだかワクワクしなかった。
5点(2003-11-20 13:16:56)
7.  マトリックス
観終わった後に、ついつい「これは現実なの?」と考えさせてしまうのがスゴイ。胡蝶の夢から千年以上も繰り返されたテーマだが、斬新な映像で、とても楽しめた。ただ、この世界観がスゴイと絶賛されるくらいなら、日本の漫画って内容レベルが高いよね。あと、この作品、全体的に「地球へ」という漫画とアニメを思い出させるんですが。
7点(2003-11-19 10:25:51)
8.  マトリックス レボリューションズ
なまじ期待したぶん、つまらなすぎて泣けた。最初の1作だけで止めておけば、語りつがれる名作になっただろうに。ナウシカじゃん、ドラゴンボールじゃん、という話を聞いてたけど、ホントで、失笑してしまった。トリニティの死の場面、ものすごくしらけた。日本語訳が悪いのかもしれないが、もう少しセリフをどーにかできなかったんだろうか?
2点(2003-11-19 10:22:29)
9.  ゴーストシップ
冒頭の殺戮シーンがグロい。映画館で観なくて良かった。出だしはなかなかスリリングな感じで期待していたが、正直、見ている内にどんどん「ああ、ハズレ映画・・・・・・」という感じがしてきた。明かされた真実も、最後のオチも、全然面白くない。ああいう、悪魔の存在は、キリスト教的な概念なのだと思うが、あまり恐怖感が伝わらないし、よくわからなかった。ガブリエル・バーンが、なんとなくメル・ギブソンぽくて変だった。
3点(2003-09-26 01:20:16)
10.  ロミオ&ジュリエット
映画館で観たら、金返せ!と思ったかもしれないが、ビデオで観るにはちょうど良いスケールだった。しかし、古典古典と言うが、シェイクスピアのロミジュリは、けっこう俗っぽい。今までのロミジュリが悲恋だ悲劇だと格調高く仕上げすぎていただけで、この作品は解釈としては原作にかなり忠実だと思う。ルネサンスらしい自分のことしか考えない猥雑な人間関係の中で、夢見るジュリエットの突っ走りにロミオが引きずり込まれた形で、たった3日ほどで終わる事件である。深く考えることが出来ず・浮かれやすく・自分に酔いやすい・・・・・・という、とても原作に一番忠実なロミオ像に、デュカプリオが似合いすぎ。
6点(2003-07-27 00:52:30)
11.  デンジャラス・ビューティー
単純明快で面白かったけど、サンドラの変身前をもっと酷くしても良かったのでは? コンテストの裏話とかは面白かったけど、「美人になる方法」をもっと詳しく教えて欲しかった!!
4点(2003-07-22 11:02:12)
12.  ムーラン・ルージュ(2001)
映像がスゴイ。ファンタジーイラストみたいな雰囲気。色づかいが、とにかく素敵。話の内容はつまらなかった。これって「椿姫」なの? 演技派であるはずのキッドマンもマクレガーも、美男美女だなぁ以上のものはなかった。歌もあんまり上手いとは・・・・・・。もうちょっと短くまとまってると良かったかな。
6点(2003-07-01 20:29:38)
13.  ピアノ・レッスン
映像が美しく、音楽も良い。あまり語りすぎていない(少々説明が足りない部分もある)が故に、ハンターの演じるエイダの内面を、ピアノの音にシンクロしながら自分勝手に想像して観た。ピアノが彼女の言葉の代わりであり、意志と感情である。それを捨てさせて自分の保護下に入れようとしたダンナの行動もわかるような気がするが、やはり、女性としては主人公母娘に共感する。ピアノを与えた原住民の男は、彼女の存在そのものに興味を抱いたのである。彼女の内面を解き放ち、直接捕らえようとしてくる男に、エイダは答えたのだ。「娘にとって、ああいう母親は道徳的に問題がある」という意見もあるが、閉じこめられた母親の悲しみに、娘が気づかぬはずない。
10点(2003-05-26 13:57:31)(良:1票)
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