1. マッドマックス:フュリオサ
前日譚なので結論がある程度決まっている(あの人物は絶対死なない等)ハンデがあるとはいえ、さすがはマッドマックスシリーズ、カーチェイスは相変わらず豪快だし、フュリオサが怒りのデスロードでああいうキャラクターなのもよくわかりました(ジョーとフュリオサの遺恨はエピソードのさらなる描写が必要とは思いましたが)。個人的にはジャック(山田孝之似)の目力、ピンチに動じないカッコよさに感動したのが一番の収穫でした。 [映画館(字幕)] 8点(2024-07-13 16:20:51) |
2. オーシャンズ12
《ネタバレ》 前作は「期待が高かった分、ガッカリ」なのですが、こちらはハードル下げてるのにまだその下を行くという…。前作でせっかく奪ったお金を敵に返す(しかも利子付き)という、そんな情けないことででいいのか?というプロットで主人公たちに思い入れできませんし、緩い空気のままの誰もケガ一つしないエンディングにため息が出ました。あと、ジュリア・ロバーツとブルース・ウィリスの絡む下りは見るにたえませんでした。物語がつまらないと、こういう内輪受けネタってダダすべりするんですよね。 [DVD(吹替)] 1点(2024-06-03 23:06:14) |
3. エイリアン:コヴェナント
《ネタバレ》 1作目2作目でやってたことを繰り返してるように見えて仕方ないです。特にアンドロイドが裏切りますって、もはや陳腐です。デジャブ感が強くて全然ワクワクしませんでした。三部作だそうで、次の作品も観ることは観ますけど、結局エイリアンは1と2だけで十分だったという結論になりそうです。 [DVD(吹替)] 5点(2022-05-24 22:45:36) |
4. マトリックス
《ネタバレ》 20年も前の作品なんですね。今や当たり前のように使用されるCG描写が衝撃的でしたし、何より世界観に合致していたと思います。ラストで超人のさらに上へ進化し、エージェントを圧倒するネオがすごくカッコよかった。続編の迷走が残念だったので、この1作目だけで終わっていたら、と考えてしまいますね。 [DVD(吹替)] 8点(2019-09-14 14:25:11) |
5. ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷
《ネタバレ》 バミューダ・トライアングル、ロンドン塔、ボーリイ牧師館、オレゴン・ボルテックス、そしてウィンチェスター・ハウス。80年代に青春時代を送った私には、このあたりが一度訪れてみたい海外の有名ミステリースポットでした。10年ほど前にも荒木飛呂彦氏が漫画でウィンチェスター・ハウスを紹介し、楽しく読んだものです。この作品では、冒頭から描かれる無秩序な屋敷の空撮にテンションが上がったのですが、物語が進んでも、どうも乗り切れず。一家に災いを及ぼしている犯人が一人に絞られると、なんだかえらくスケールが小さいなとションボリしてしまいました。 [DVD(吹替)] 3点(2019-04-19 19:43:46) |
6. キングコング: 髑髏島の巨神
人間とコングの交流は予定調和的、ほぼ怪獣プロレスの作品ですが、大トカゲがコングに勝つとは全く思えなかったのがマイナスです(火を吐く、溶解液を吐く、毒針で攻める、いずれかが必要だったのでは)。暇つぶしにはいいんじゃないかという程度です。しかし、ゴジラと戦ってくれるなら劇場で観たいと思います。 [DVD(吹替)] 4点(2018-02-04 11:06:17) |
7. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 原作があるんですね。相当映画では端折っているのでしょう。登場人物たちの関係がさっぱり掴めず、つらい2時間でした。あの美しいテーマ曲も効果なしだったように思います。それにしても、日本人で演技(滑舌含め)出来ているのがたけしさん一人だけとは、どういうことか。 [DVD(字幕)] 5点(2017-01-01 14:25:58) |
8. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 マッドマックス1,2の物語と地続きということで、主人公の背景はほぼ省略。ジョー関係についても、「想像力で補ってよね」と言わんばかり、すがすがしいほどの説明カット。おかげで2時間まるまるカーアクションという贅沢ぶりです。正直お腹いっぱいで、地に足の着いたやり取りも見たかった気がしますが、 それでも大型トラックへのバラエティ溢れる攻撃方法の数々には目を見張りますし、劇場で観賞すればよかったと感じる作品の一つです。ラストシーンが印象的ですね。ジョーが死んだと知らされてあっさりそれを受け入れる人々のドライさ、フュリオサにだけそっと別れを告げるマックスのヒーローぶりが良い。 [DVD(吹替)] 9点(2016-04-21 18:47:15) |
9. ウルヴァリン:SAMURAI
《ネタバレ》 ●ラスボスはやはり真田裕之にお願いしたかったですね。日本で有数のアクション俳優ですから。最後が巨大ロボットというのは締りがないように感じるし、昔助けた人間を今度は殺すというのはどうも・・・(あの人が黒幕でウルヴァリンを狙う理屈付けはちゃんとされているんですけどね)。●ウルヴァリンが日本刀をふるうシーンが少ない!爪を折られて刀を持つんだろうと予想していましたが、たったあれだけ?もったいない。●全体としてヒロインを周りがどうしたいのか、よく分からなかったです。 [DVD(吹替)] 6点(2014-01-09 18:45:47) |
10. 蝋人形の館
悪党の館はクライマックスで崩壊するのがホラーの定番ですが、この作品のは一大スペクタクルで一見の価値あり。溶けだした蝋に足を取られて脱出できないシーンはやきもきする。誰が殺されるか分からない筋も面白かった。 [DVD(吹替)] 7点(2013-04-25 00:07:05)(良:1票) |
11. CUBE IQ
原題はCUBEとは縁もゆかりもないので、「CUBEの名を汚しやがって」と怒られるのは気の毒。ということを差し引いてもかなりつまらない。理系いじめられっこが、憎い奴らを閉じ込めて楽しむというストーリーは脚本家が鼻くそほじりながら考えた程度の安易さだし。もうちょっと復讐を果たしている本人にも想像できないハプニングがあればよかったのに。 3点(2004-05-23 03:54:09)(笑:1票) |
12. マジェスティック(2001)
感動すべき作品なんだろうなとは分かってるんですが、多少のひっかかりがあるのでこの点数です。マイナス要素は、赤狩り批判とマジェスティックという映画館の再建がスムーズに結びつかないこと。ルークという物言わぬ死者を都合よく利用してるように見えることです。愛国者だからこそ、共産主義者摘発に協力するという理屈も成り立つと思います。 6点(2004-05-08 16:05:34)(良:1票) |