1. ムーラン・ルージュ(2001)
けばけばしいというか洗練さに欠けるというか。上手く表現できないのだが、この映画、何か「ダサい」のである。例えて言うのなら似合いもしないルイ・ヴィトンの鞄を持った厚化粧の女が電車の中で携帯電話で大声でぺちゃくちゃ喋っている現場に居合わせたような気分にさせられる。最初から最後までとにかく喧しくて息をつく間もないハイテンションの連続で観ているうちにだんだんうんざりしてくる。本来「音」が主役のミュージカルにおいてそれを不快に感じるというのは致命的ではないだろうか。本場のフランス人の感想を聞いてみたい。 2点(2003-10-25 07:42:40) |