1. デイブレイカー
《ネタバレ》 そんな映画があったんだ…ぐらいの気持ちで鑑賞。 そしたら、いやはやメッケモノじゃーありませんか!。 数あるヴァンパイヤ物の中でも、なかなかの傑作だと思う。 人類が皆ヴァン化し過ぎて食料(生き血)が足りない…そんな筋が新しい。 現実の国際社会における食糧問題を皮肉っているようにも見える。 ヴァンパイヤは想像上の生き物だが、妙な超人ではなくリアルに描いて欲しい。 この作品では、寿命こそ延びるが、異常な怪力になったり跳び回ったりはしない。 紫外線に弱くなる、通常の食物を受け付けなくなる、人間の血液を欲し血から養分を得る、 ストローみたいな犬歯で吸うのではなく出血した血を普通に飲み込む…など、描き方が自然だ。 そんなこんなはDNAが変化すれば有り得るんじゃないかと思えるギリギリのライン。 でも、ほんの一瞬だったが「鏡に映らない」という描写は止めて貰いたい。 いくら体質が変化したとしても、それは物理的にオカシイだろ?。 軍人たちが人間に戻った途端、次々と旧友に喰われるシーンは見事だ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-07 02:16:11)(良:1票) |
2. オーシャンズ12
《ネタバレ》 前作は、割と面白かった様な...。 予告を見た時から「大丈夫かな...」と不安がよぎったんだけど、実際、観て的中。 全体にリズムが遅くてダレ気味。「ええ~!そうだったのか!」な驚きは無いし、 ジュリア役ジュリアもレーザー避けダンスも、3D装置も、なんだかなあ...。 日本人には分からないネタが含まれる...とか言うけど、どこにあるの?。 それを加味しても、なんだかなあ...。 [DVD(字幕)] 3点(2005-07-17 22:54:23) |
3. キャットウーマン
《ネタバレ》 「ハル・ベリーで、猫女を撮ろう」という発想も、 「適役にシャロンの存在感を充てよう」も正解だと思う。でも、何かが変。 一番の問題は、あの変な化粧と猫帽子かな。首から下カッコよくても、あれじゃあね。 変身前ベリーの方が魅力的。それに、猫女は超人なのに、敵が常人でしょ?。 「格闘の末ラスト」に無理がある。何らかの設定で、敵もモンスターにしないとね。 街中を飛び回るシーンは、蜘蛛男のCGに比べてギコチナイのが惜しい。予算の所為か?。 ミッドナイトから力を授かるシーン。猫なら、噛むのか?爪で刺す?不思議な光?...と 思ったら、口から「ほあぁぁ~」。かなりウケた。ある意味「2」が観たい。 [DVD(字幕)] 5点(2005-06-03 21:34:31) |
4. テイキング・ライブス
《ネタバレ》 米国映画史上、ここまで犯人にダマされる心理捜査官が、かつてあっただろうか...と言う 不思議な内容。いくらなんでも、気付くでしょ?とは思うが、あの「夜」が無ければ、 最後の「オチ」も成立しない訳で、仕方ないかも知れないけど、いくらなんでもね。 すぐ後で、トリックだったと判明するとは言え「腹にハサミ」の映像を、 世界中で放映して良いものか疑問が残る。せめて「犯人は彼女に好意を抱く、 失職後の彼女を執拗に追う、それを見越した策(武器)があり、格闘の末、決着」 ぐらいの設定にしてはどうかと...。 お気に入りは、「後で、ロビーで会おうね」の時に見せるアンジーの女の子の様な笑顔。 他の映画じゃ見られないな。 6点(2005-02-27 22:31:47) |
5. イン・ザ・カット
確か、公開時のコピーが「メグ・ライアンは、なぜ脱いだのか」。 彼女の渾身の一作らしいのに、なんてダサいコピーか...と、当時は嘆いたが、 本編を観てみたら、その通りだった。ミステリーでも無ければ、サスペンスでも無い、 エロティックでも無いし、文学的でも無い。「なぜ、脱いだのか」分からない。 彼女が、それほどまでに惚れ込む脚本だったとは思えないのだよ。 それと、妹の惨殺現場を観客に見せるなら、それなりの深さを用意して欲しい。 妹の扱いに、返って、腹が立つ。 3点(2004-11-01 00:09:55)(良:1票) |