1. バイオハザード:ザ・ファイナル
シリーズ通して観てるため、一応最終作ということで鑑賞。 何も考えずにポカーンと見る分には丁度良いかもしれませんが、 観終わった後、な〜んも残りません。それどころか一時間後には どういう展開、クライマックスだっけ?と忘れてしまうくらい、頭に入ってこない、印象薄い作品でした。 正直、過去シリーズを復習してから観ないと理解できません。 けれど、シリーズ観ても話がしっちゃかめっちゃかでまとまりつきません。 登場人物いっぱいるけど誰だっけ状態?日本向け宣伝用だと思うけど、ローラいらないんじゃない? 終わり良ければ全て良しって監督さんなんで、伏線も活かされない。 一作目が1番よかったなぁ [ブルーレイ(字幕)] 3点(2017-05-09 08:00:35) |
2. マッドマックス 怒りのデス・ロード
前3部作のファンながら、今作を観たのはつい先日。 その完成度が高さに度肝を抜かれてまず思ったのが、惜しむらく、劇場の大画面・大音量で鑑賞出来なかったことだろう。 そこには、見紛うことなき、マッドマックスの世界が、ジョージ・ミラー御大の手腕によって現代に蘇っていたのですから。 マッドマックスと言えば、危険なスタントで有名なカーチェイス! 余分な前書きなく始まる逃避行、スタートから勿体ぶらずフルスロットル全開!これでもかと見せ尽くしてくれるんだから一瞬たりとも目が離せない。その凄まじいパワーたるや世界感、登場人物、衣装や小物などの細部に至るまで、一切の手抜きは感じられない。 リアルな狂気狂乱の世界が眼前に濛々と広がっていた。 主人公は、トム・ハーディ演じるマックスであるものの、今作はシャーリーズ・セロン演じるフュリオサの個性が強く、彼女の 独壇場のようにも感じられる。彼女が主役の映画でもよかったくらい彼女には自然と狂気の世界に溶け込んだ雰囲気や凄みが感じられた。 主人公たちの仲間に加わるニコラス・ホルト演じる狂信者もいい味付けだったし、逆に惜しいのは、悪の親玉イモータン・ジョー様。かのヒューマンガスにも引けを取らない異形な姿やカリスマ性は感じられるものの、何故あそこまで崇拝されたのか解せない(考えるだけ無駄?笑)執拗なまでに追跡してきた割にはあっけない最後。 砂嵐の中駆け抜けるアクションシーンも見事だったが、それに付随するカメラワークや撮影も素晴らしい。 印象的なのは、昼のギラギラ感と夜の冷めた風合のコントラストが、一夜にして変わるかもしれない人間の狂気と正気の狭間を表してるかのようでいて、そのギャップに、色使いに、ただただ圧倒された。 もう随分とお年を召したジョージ・ミラー御大ですが、いやぁホントお見事というしかないですね! [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-04-21 09:20:30) |
3. ウルヴァリン:SAMURAI
原作に忠実な作品だったと思いますが、わざわざ映像化する必要はなかった気もします。 X-MENシリーズが好きな方は見て損はないと思いますが、ファンでもない方は、荒唐無稽でチープなアクションムービーという印象で終わるでしょう。 荒唐無稽なのは重々承知なのですが、既視感からくるものなのか、過去シリーズと比べて、ストーリー、映像がお粗末に見える。 日本の街中で撮影された追いかけっこのシーンもゲリラ撮影されたんじゃないかと見紛う撮影レベルで、カット割り、編集でごまかしてはいるもののかなり酷い。日本の映画産業も世界基準を視野に入れて整備すべきだね、お役所さん。これじゃ日本は映画作りに向いてないから、で終わってしまいます。 追記:やっぱりこの作品、シリーズスピンオフの黒歴史として記憶から抹消したい(笑 [映画館(字幕)] 4点(2013-10-16 09:08:47) |
4. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 “新しいシャーロック・ホームズ像”を描くという点では、ホームズの大ファンというイギリス人監督のガイ・リッチーを起用したのは頷ける。 既成概念に捕らわれないガイ・リッチーらしい切り口で物語を構成し、独特の演出・手法がいいアクセントになっており、テンポのいい展開を生み出している。 ただ、往年のホームズファンからは、この目まぐるしい展開やカット割りについていけない、こんなのホームズ、ワトソンじゃないとか言われてもしょうがないかも。 じっくり謎解きを楽しみたい、またホームズのトリック解説を見ものだと思ってる方には少々物足りないかもしれません。ガイ・リッチーが監督では、好き嫌いハッキリ分かれそうです。 余談ですが、オープニングのクレジットロゴ(路面をデザインしたもの)やエンドロールがかっこよかった。 [映画館(字幕)] 6点(2010-03-21 12:12:23)(良:1票) |
5. バイオハザードIII
《ネタバレ》 前作はあまりに大味過ぎて好きになれなかったのですが、劇場で観た予告編で期待を膨らませ、又、今回で“完結編”という事なので観にいってきました。 自分の中ではすでにゾンビ映画ではなくアクション映画としての位置づけだったので、単にミラ・ジョボが活躍するシーンが多くみれただけでも嬉しかった。しか~し、超能力まででてきてしまうともはや何でもありだね・・・。。冒頭のケルベロスとの戦いシーンもアップとカットの多様のしすぎで非常に分かりずらい。1シーンでもこの映画のアクションはこれだ!っという斬新なものは何ひとつないのがっかり。それが超能力だとは・・・。 話の展開も破綻しすぎで、こりゃ脚本ダメダメですよ。まぁ、ミラ・ジョボとポール夫妻の中だけで完結してるよな。スッキリとしないラストにすでに観客は置いてけぼり、続編作るにしても好きにしたら!?って感じでした。 [映画館(字幕)] 4点(2007-11-14 10:55:22) |
6. ゴーストライダー
《ネタバレ》 ヘルバイクに跨るゴーストライダー!それだけでカッコイイ映画でした。初めてライダーへ変貌するシーンが見所。「ワハハハッ」と高笑いしながら凶暴な性格になる悪魔姿は、これから始まる悪魔との戦いに興奮しました。話の展開も筋もショボイんですが、スポーンのようなダークヒーローものは好きな方にはお勧めです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-08-24 13:02:01) |