1. マッドマックス 怒りのデス・ロード
マッドマックスとタイトルのついた映画は数十年前にテレビ放送を観たきりでそれ以来観ていませんでしたが好きな女優さんにつられて鑑賞。創り上げられた狂気の世界っぷりがすごい。これは他の星の神話なのだと思って鑑賞するとしっくりきました(監督もそのつもりで描いているのではないだろうか?)マックスは彷徨えるヘラクレスでありユリシーズな訳です。そう考えると最後にマックスが去っていくのは必然なのだろうな~ [地上波(吹替)] 7点(2020-09-13 13:09:41) |
2. グリーン・カード
《ネタバレ》 昔のトレンディドラマみたいに少し古臭い、と感じる部分がある(公開当時はスタイリッシュだったんだろうけど。時代を背した恋愛映画だから「時代を超える作品」にはならないかな)初めはヒロインの態度に「どうして私がこんな目に合うの?この男のせいよ」みたいな雰囲気があってイラつきました。自分も庭を手にいれる目的があったくせに棚上げかよ~どうも「優等生な私」を演じるきな臭さがあるので「子供たちの為に~」も説得力を感じなかった。だからラストで「庭なんかどうだっていい」の本音に可愛い女じゃないか~と顔がほころびました。これから二人の本当の恋愛が始まるのだな~という予感を感じさせるラストは良かったです。 [地上波(字幕)] 6点(2012-01-21 17:48:36) |
3. ピアノ・レッスン
《ネタバレ》 エイダは何故喋らなくなったのか?映画では明らかにされていませんが、ピアノに固執することと何か関係がありそうです。 遠方のどんな男性か分からないのに嫁がせるエイダの家族ってどうよ?やっかいばらいしたかったから?エイダはうとまれる存在だったのではないでしょうか? サム・ニール演じる旦那はエイダの家族と同じような態度だったのかもしれない。自分のピアノに対する執着を分かってない、とか。 ある小説で『親に売られた売春婦の少女が、自分に惹かれている男性が自分に手を出さないのは何故か分からない。別れる時、お世話になったお礼に少女はベッドに誘うが、男性は「君が好きだから私を愛していない君を抱くことはできない」と言う。少女にとって自分の気持ちを大切にされたのは初めてだった』 エイダがベインズに惚れた理由もこれではないでしょうか?初めて『自分の欲望より私の気持ちを優先させてくれた男性』だったから。この時代の女性にとっては稀有な出来事だったと思います。 激しいストーリーと濡れ場に嫌悪を抱く人も多いとは思いますが、「悪人」が出ていないところなど決して劣った脚本ではないと思います。が、昼ドラ並に落ちそうな物語が美しい音楽と情景に救われていることは確か。 ヒストリカル・ロマンス(アダルト版)と観るのがいのかも。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-20 11:42:53) |
4. ズーランダー
《ネタバレ》 私が一番笑ったのは変装後の二人が出てきたシーン。「別人だろ!」当たり前なツッコミを叫んで大笑いしてしまいました。コメディだからと、吹替で観たのは正解でした。昔はよく分からなかったアメリカンコメディ映画を大笑い出来るようになったのは歳をとったから?…一抹の淋しさがよぎる…;いや、目が肥えたのよ!うん、うん(そうしとこう)ベンって中途半端に男前ですね~(失礼;) [DVD(吹替)] 7点(2010-09-08 11:47:28) |
5. ゴーストライダー
《ネタバレ》 え~と…;「こんなもんだろうな」って予想通りに「こんなもん」でした。ある意味、期待を裏切らない?;ニコラス・ケイジとヒロインの再会は「恋人の~」というより「親子の再会」に見えました;差がありすぎだろう!見た目的にも、知名度的にも…;キャストは中途半端に大物そろえてます。が、俳優の撮影はため撮りが多かったんじゃないでしょうか?メフィストとかブラック・ハートは衣裳変えも必要なかったろうし;ニコラス・ケイジにしても半分は骸骨姿なんだから撮影時間は短かったでしょう(ギャラが安く押さえられたかもしれない;)ある意味、上手くやった映画?って言えますでしょうか( ̄▽ ̄;) [地上波(吹替)] 4点(2010-05-17 14:25:05)(良:1票) |