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401.  ラウンド・ミッドナイト
演奏シーンはさすがにそれなりの迫力がありますが、それ以外が何ともはっきりしません。登場人物同士のボソボソ喋るやりとりが延々と繰り返されるだけで、音楽を媒介として発せられるはずの感情表現も何もあったものではない。音楽によりかかってそれによる魅力を演技や台詞で表現しないのでは、ジャズに対しても失礼ではないでしょうか。演奏シーンに4点。
[DVD(字幕)] 4点(2008-06-15 22:48:12)
402.  ラルジャン 《ネタバレ》 
もっと、一枚の偽札が偶然的に巻き起こすいろんな皮肉なドラマがあるかと予想していたのです。ところが、途中からは、男の単なる犯罪転落ものになってしまったのでがっかり。というか、刑務所入りくらいまではともかく、その後は偽札はほとんど関係ありません。泥沼系(?)の作品であれば、後出でこれを超えているのはたくさんあるような気がします。俳優陣に個性が感じられないのも残念でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-05-29 23:42:31)
403.  エディット・ピアフ~愛の讃歌~
伝記ものというのは、主人公のキャラクター性や展開のドラマ性が一定程度保証されているというアドバンテージを有しているはずなのですが、この作品は見ていて面白みがありませんでした。過去と現在の行ったり来たりは人生の軸をぶれさせていますし、ゆらゆら揺れるカメラも、かえって作品の焦点をぼかしています。何よりも、人間関係や事件関係にとらわれすぎて、歌うということそのものに対する彼女の喜び、誇り、哀しみ、苛立ちという感情がほとんど表現されていないのがよくない。
[DVD(字幕)] 4点(2008-05-29 23:34:37)
404.  白いカラス 《ネタバレ》 
過去と現在の重心の置き方が不安定、ホプキンス視点かと思っていたら突然第三者の作家の視点になる切り替わりも不安定、ホプキンスとキッドマンという不釣り合いな、かつ持ち味を生かすことのできないミスキャスト。せっかくの素材がぐしゃぐしゃにされています。これだけのキャストを入れておいて、みんなが同じような喋り方で同じような演技をしているのも不思議。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-05-23 02:38:33)
405.  つぐない 《ネタバレ》 
ただ単に良家の姉妹と使用人との三角関係を描いても面白くはないわけで、あえて妹の「偽証」にスポットを当てるのであれば、当然、その失敗をした「後」の妹の心理変化や行動にこそ物語の中核が表れるはずなのですが・・・その辺はほとんどすっ飛ばされて、後半は戦場でのロビーの様子が延々と描写されるだけです。結果、コールドマウンテンの劣化コピーのような、本来の話の出だしとは全然関係ない方向に着地してしまいました。最後のバネッサによる裏返しは多少新鮮でしたが、肝心の物語の核がないため、ただひねっただけのように感じてしまいます。中盤の砂丘での長回しは面白かったので+1点。
[映画館(字幕)] 5点(2008-04-30 02:59:07)
406.  オール・アバウト・マイ・マザー
同じ路線だったら、後発の「ボルベール」の方がはるかに上。この作品の弱点は、登場人物のどこに注目するのか、その焦点が定まっていないこと。周辺人物の事情までをあれもこれも詰め込んでいるのはいいけど、時系列の飛び方も含めて処理が雑すぎで、どこで誰がどう変わったのかがよく分かりません。また、登場人物の日常の「生活感」が感じられないのも、この種のドラマでは大きなマイナスで(この点がボルベールは優れていた)、監督の独善性を感じさせてしまいます。
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-30 02:57:49)
407.  ベルエポック(1992) 《ネタバレ》 
出だしは何となくシリアスで哲学的な雰囲気を感じさせますが、主人公が偶然出会った老人の家にいつの間にか居着いてしまったり、突然登場する美人四姉妹ともえらくうまくいってしまったりと、一方的に都合の良い展開になってしまうのが笑えます。しかも、誰かがアホだったり邪だったりすることもなく、みんな真面目に大らかに生きている結果としてそうなっているのがよろしい。最初は区別のつきにくい四姉妹も、展開にしたがって個性が明らかになっています。老人以外誰もいなくなったラストの一抹の侘びしさも印象的。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-28 00:36:23)
408.  戦場のジャーナリスト 《ネタバレ》 
戦場というと市民生活から遠く離れたどこか別の場所のような気がしますが、そうではないことがこの作品ではよくわかります。ごく普通の日常生活の中に当たり前のように存在している、銃弾・戦車・破壊・拘束・殺害。この生々しさがもたらす緊迫感と絶望感は、プライベート・ライアンやキリング・フィールドを大きく上回っていますし、パーフェクト・サークルに匹敵するかもしれません。筋としては、妻が夫を捜して一番の危険地域であるブコバルを目指していく、というだけのものであり、特にひねったところはありませんが、それがかえって作品の印象を強くしています。アンディ・マクダウェルとエイドリアン・ブロディという配役も的確。しかし、こんな良作が国内ではソフト化すらされてないなんて・・・。
[地上波(字幕)] 7点(2008-04-17 02:18:14)
409.  エリザベス:ゴールデン・エイジ
ケイト・ブランシェットがきちんと芝居ができる人であることはすでに分かり切っているのであるが、それでもこれだけ最初から最後まで少しの緩みもなくその女王ぶりを見せつけられると、改めて驚嘆してしまう。衣装や美術関係の充実は言わずもがな。ただ、すでに即位して黄金時代を築いた後の話なので、ドラマチックさとか作品のテンションという点では前作に及んでいない。あと30分は長い尺で見たかったと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2008-04-02 00:51:32)
410.  クィーン
再現モノとしてはそれなりによくできていると思います・・・が、それによって何が描きたかったのかは結局不明。多分、王室の威厳・伝統と国民意識の変化の衝突というのが最大のドラマの要素になるのでしょうが、この主人公がそれまでの人生でどのように考え、行動してきたのかというのが突っ込まれていないので、首相とのやりとりにも迫力が伴いません。また、メインの葬儀の前後も妙にあっさりとすまされています。テーマは明確に一本に絞り込まれており、とても分かりやすい作品ではあるので、点数はちょっと甘め。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-14 02:36:43)
411.  イル・ポスティーノ 《ネタバレ》 
若者と詩人との含蓄のあるやりとりといい、南イタリアの風景といい、悪くない雰囲気ではあるのですが、何か食い足りないのです。なぜかと考えたら、登場人物の日常生活のディテールがあまり考慮されてないから。青年はネルーダと一緒でないときは何をして何を考えていたのか、その辺が創造されていないので、詩人との結びつきも予定調和的に見えてしまいます。主人公があっさりハッピーになってしまったり、ラストでいきなりいなくなっていたりというイタリアならではの強引さは良かったので、そこに5点。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-27 03:01:51)
412.  モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 
素材としての目のつけどころは良いのですが、もっと良い作品になったのでは?という感じ。マチュピチュ遺跡とかチュキカマタ銅山などの美味しいところを回っていながら、ほとんど「ただ行っただけ」であっさりすまされている一方、ハンセン病診療所到着以降はえらくペースダウンしているのが気になりました。また、単なるロードムービーではない、後の革命家としての素養の発現という部分ももっと見たかった気がします(多少は描かれてるけど)。ただし、アルゼンチンのパンパやアタカマ砂漠なども含めた南米の各地の風景のショットはやはり強烈だったのと、ラストの「祭りの後」のほのかな倦怠感と虚脱感を滲ませた締め方は印象が良かったので+1点。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-04 01:57:47)
413.  シンプル・プラン
何といっても、パクストン=ソーントン=フォンダという的確すぎるキャスティングが強烈。普通、こんなにヘタレた主人公は見ていて腹が立つものだが、パクストンの場合はそれがあまりにもはまりすぎてて逆に笑ってしまう。ツイスターでもマイティ・ジョーでもトゥルーライズでも、彼のヘタレ演技はどこかコミカルな味が出ていたものだが、本作に関しては、正面から、真剣に、堂々とヘタレ役を演じきっているのが凄い。彼のキャリアの中でも最高作ではないでしょうか。ソーントンも、馬鹿なようでいて妙なところで頭が回り、考えてないようで考えていてやっぱり考えてないという難易度S級の役柄を完璧に表現している。フォンダの「大人しいふりして実は最も腹黒」の演技はいわずもがな。脚本にも一切の無駄なし、というかむしろ原作より優れているかも。俳優の表情と背景を適切に撮り分けたカメラもいい感じです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-16 01:06:02)(良:1票)
414.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 
本題に入るまでに40分以上もかかったときはどうしようかと思いましたが、そこから後は普通に楽しく見られました。ただし、今度は逆にドライバー4人の中でしか展開されないので、ドラマとしての拡がりがないのですね。そんな中でも、誰もが体験している「急カーブでの切り返し」というネタ一発だけであそこまでスリルを引っ張っていたのは、ちょっと唸ってしまいました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-01-02 01:43:52)
415.  ブロークン・フラワーズ 《ネタバレ》 
この(物語的に)楽しそうな設定と主演がビル・マーレイ、これだけでもうOKです。どんな筋書でどんな結論でも、つまらなくなるわけがありません。しかも、最初の1人は案外いい感触だったのが、進むにつれて冷たさ度が増しているのが笑えます。ラストは一瞬あっけにとられましたが、よく噛みしめてみると、いろんなことを後から考えさせるなかなか洒落た締め方ですね。ちょっと残念だったのは、ジュリー・デルピーとジェシカ・ラングの顔つきが、なぜかいつもと全然違っていたこと。
[映画館(字幕)] 8点(2007-06-10 03:16:47)
416.  赤ちゃんに乾杯!
ミルクやりとかオムツ替えとかの日常生活の場面を地道に描いていて、話を変に拡げすぎていないのが好感が持てる。なんだけど、男同士で怒鳴りあっている場面がやたら多くて疲れるのと、せっかく3人組を用意していながらキャラクターの対比がそれほどなされていないのはマイナス。
[地上波(字幕)] 5点(2007-05-28 00:50:00)
417.  息子の部屋
話の骨が弱すぎてほとんど印象に残らなかったのですが、ラストシーンのしっとりとした切なさだけは印象的でした。
[映画館(字幕)] 4点(2007-04-23 22:27:45)
418.  最後通告 《ネタバレ》 
ラストのインパクトはなかなか強力でしたが、それまでの経緯と比較して若干不親切な点は否めませんでした。あのように持っていくのであれば、捜査の過程だの各親とのやりとりだのを延々と流すよりも、それに向けた前振りがもう少し必要なんじゃないのかな・・・。素材としては面白いので、そのへんの練り不足が少々残念です。あと、邦題はもう少し考えようよ。
[地上波(字幕)] 6点(2007-04-06 04:28:48)
419.  スカートの翼ひろげて
一見して気品ある英国田園系の風景なのですが、当事者がやっていることが、まるで「初体験/リッジモント・ハイ」とか「Fカップの憂うつ」のようなアホ青春コメディそのものじゃないですか…。器と中身がまったくミスマッチです。レイチェル・ワイズやキャサリン・マコーマックの意外な個性のなさも残念(というより、全員同じにしてしまった脚本の責任ですが)。レイチェル・ワイズは、こういう人造美人お上品系よりも、やはり、裏で何か考えてそうなしたたかな役の方が似合ってますね。
[地上波(字幕)] 4点(2007-03-08 20:42:23)
420.  天使が見た夢(1998)
きちんと突っ込んでいったら心に迫ってくる話なんだろうなあというのは想像がつきましたが、具体的に登場人物がどこでどう変わったのかというのはよく分かりませんでした。ラストのインパクトで得している感じ。
[地上波(字幕)] 5点(2007-02-24 03:52:37)
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