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プロフィール
コメント数 1493
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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41.  パリ20区、僕たちのクラス 《ネタバレ》 
  あるクラスの状況を通して、フランスの教育事情だけでなく「移民国家」としてのフランス社会事情を映し出している作品です。   移民の子供たちの態度も未熟さ、甘えから来るものと言うよりは、自分たちの主張を声高に叫ばないと拾ってもらえないというような移民の社会的におかれている状況、そして社会からの疎外感が影響しているように思えます。   まあ、教師側が情に流されず割り切って淡々と教師業をこなしていること、生徒側もいろいろな騒動が起こった後も引きずることなく授業に出ていることなんかを見ると文化の違いを感じますね。   はっきり言って映画としてはそれほど面白い作品ではありませんが、ドキュメンタリーとしては興味深い作品でした。  
[DVD(吹替)] 7点(2011-05-09 21:31:29)
42.  エリックを探して 《ネタバレ》 
 エリック・カントナの幻が出てきたり、クライマックスの展開などコメディ色はあるものの、やはりケン・ローチらしいイギリスの日常風景で起きる様々な問題を描いた作品でした。途中の絶望的な状況なんてまさに「いつもの」という言葉を使いたくなるような展開でした。で、「いつも」なら我々に強烈な問題提起を叩きつけて物語は終わるのですが、この作品についてはやはり「KING」エリック・カントナのカリスマ性が為せる技なのか一味違う印象を受けましたね。カントナの語る格言やアドバイスが中々心に沁みました。一番印象的だったのは「最大の復讐は赦すことである」ですかね・・・・・。   カントナの現役時代のプレー(本当に威厳があって格好いいです)もところどころに散りばめられていますし、マンチェスターユナイテッドがアメリカの実業家に買収された後に反対するサポーターがFCユナイテッド・オブ・マンチェスターを新たに結成したことなんかも触れられていたりして、サッカーファン(プレミアリーグ好きなら特に)の方には是非劇場で見ることをお勧めしたいですね。  
[映画館(字幕)] 8点(2011-04-17 16:01:40)
43.  ソウル・キッチン 《ネタバレ》 
 本当にこのファティ・アキンという才能と同時代を生きている幸福を感じましたね。やはり同世代ということもあって、ツボというか感覚が合うんですかね。何というか、芸術性だけでなく、ところどころにB級テイストがちりばめられていて娯楽性も上手く共存しているんですよね。それと、この人は音楽の使い方が抜群に上手くて、今回の作品でも堪能させていただきました。一昔前のソウルカルチャー風のエンドロールも最高でした。   ストーリーやキャスティング、設定もしっかりと荒々しいながらもツボをそつなく押えており、楽しい時間を過ごすことができました。  
[映画館(字幕)] 9点(2011-04-17 15:58:52)
44.  ブンミおじさんの森 《ネタバレ》 
 なんだか良くわからないけど、凄い映画であることはわかりました。なんと言うか、上映中ずっと自然の力に包まれるというか、胎内の中にいるような感覚(良く知りませんが)を味わえる作品でしたね。癒しや懐かしさのような不思議な感覚が心の奥底から呼び起こされるような感覚を味わえましたね。   ただ、非常に眠気を催させる映画でもありました。これで寝たら本当に気持ちいいだろうなと思いながらも我慢していましたが・・・・・・。  
[映画館(字幕)] 5点(2011-04-17 15:55:17)
45.  レバノン 《ネタバレ》 
 まるで、自分が戦場にいるかのような緊張感を味あわせてくれる作品でした。戦場の兵士たちは、限られた情報しか与えられない情況の中、ただ与えられたミッションをわけもわからずこなしていかなければならないことをリアルに伝えてくれます。   自分が司令官で全体を俯瞰しながら戦争を体験できるのならともかく、一つのコマとして司令官に自分の命を預けて戦場に赴かなければならない恐ろしさを非常に感じました。  
[映画館(字幕)] 7点(2011-01-09 21:56:18)(良:2票)
46.  君を想って海をゆく 《ネタバレ》 
 サルコジ政権下のフランスの移民政策がいかに非人道的であるかを告発する作品です(サルコジも一瞬テレビの画面で登場していたような・・・)。ただ、決して堅苦しい作品ではありません。大人の恋愛、スポーツドラマ、コメディ、人情等々いろいろなエッセンスが詰め込まれた非常に見ごたえのある社会派人間ドラマです。   まあ、不法移民が留まりたがらないくらいですからフランスのやり方は徹底しています。店で買い物もさせない、炊き出しもダメ、それだけでなく不法移民にかかわっただけで犯罪・・・・・(日本もかなり厳しいですけどね)。   不法移民の問題は本当に難しいですね。ミクロの視点で見れば同情的になりますけど、マクロの視点で見れば非情にならざるを得ないわけですから・・・・・。この作品を観ている最中も、その2つの見方が頭の中で葛藤していました。そしていまだに決着は付いていません。  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-28 22:28:04)(良:1票)
47.  オーケストラ! 《ネタバレ》 
旧ソ連時代のユダヤ人排斥政策がもたらした悲劇を背景にしながらも、ややブラックなエスニックジョーク満載の笑えて泣ける人情喜劇音楽映画に仕上がっていてとても楽しめました。なんと言っても、演奏シーンの素晴らしさが際立っていて良かったですね。雑多な要素が見事にハーモニーを奏でている作品でした。  
[DVD(吹替)] 8点(2010-12-27 00:43:44)(良:1票)
48.  シスタースマイル ドミニクの歌 《ネタバレ》 
素朴で美しい大ヒット曲「ドミニク」の裏にこんなドラマがあったとは・・・・・。エンターテインメント業界の厳しさは勿論のこと、「自分の本能に従って自由に生きること」の難しさを教えてくれる作品でしたね。  
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-11 22:56:44)
49.  冬の小鳥 《ネタバレ》 
 主演のキム・セロンの素晴らしい演技に最初から最後まで惹き込まれっぱなしでした。親に捨てられた少女が苦しみながらも寂しさや悲しさに負けずに成長していく姿が本当に意地らしくて可愛らしかったです。何よりも終盤で見せる笑顔が本当に印象的でした。   そして、過剰なフィクションを盛り込むことなくその姿を静かにそして繊細に描いたウニー・ルコント監督の技量も見事でした。  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-01 00:08:32)
50.  NOVO/ノボ 《ネタバレ》 
記憶がすぐに無くなってしまう設定やスタイリッシュな映像は中々興味深かったものの、やや中味が薄い感じでしたね。ちょっと説明不足ですぐには理解できないシーンも結構ありましたし・・・・   それと、記憶喪失の理由はフランス人的には「あり」なのかもしれませんが、日本人的には「なし」ですね。  
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-24 01:04:17)
51.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 
 舞台は現代ですけれども非常に古典的な雰囲気の映画です。ただ、キャスティングの絶妙さ、そして人生というものの残酷さ、不条理さを軽妙に描ききるウディ・アレンの熟練技は見事なものです。「重罪と軽罪」を視点を変えて描いた感じですかね。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 23:48:00)
52.  骨(1997) 《ネタバレ》 
 そもそも、旧植民地からの移民が多く住むスラム街というシチュエーション自体が十分ドラマ性(語弊があるかもしれませんが)を持っているわけで余計な脚色は逆にそのドラマ性をぼやかしてしまうのかも知れませんね。そういった意味で余計なものを削ぎ落としたこの作品の製作手法は間違ってはいないと思います。   ただ、事前に作品内容についてある程度の予備知識を持っていないとはっきり言って何がなんだか良くわからないのではないかなとは思いました。 
[映画館(字幕)] 6点(2010-10-01 00:26:08)
53.  アメリ 《ネタバレ》 
 この作品については、とやかく論じたりするよりも、ジャン・ピエール・ジュネ監督のセンスとオドレイ・トトゥをはじめとする役者陣の演技が織り成す幸福な世界にひたすら浸るのが良いでしょう。フワフワとしながらも、時折毒が混じってるのも中々いい感じでした。  
[インターネット(字幕)] 8点(2010-09-02 00:15:54)
54.  マラドーナ 《ネタバレ》 
マラドーナとクストリッツァという「濃い」組み合わせに非常に期待してたのですが、やや消化不良な感じでしたね。欧米諸国に破壊されたセルビアとアメリカに侵攻されつつあるラテンアメリカを結びつけようとする試みは興味深いものがありましたけど、やはりマラドーナの存在感とスーパーゴールに惹きつけられてしまい印象が薄かったというのが正直なところです。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-03 00:07:45)
55.  ジョニー・マッド・ドッグ 《ネタバレ》 
 いきなり脳天をガツンと叩かれたような感覚に陥ってしまう強烈な作品でした。貧しい少年達の純粋さと衝動、パワーを悪用し、用が済んだら無責任にもポイしてしまう汚い大人たちに本当に腹が立って仕方ありませんでした。   ドキュメントを見ているかのようなリアルな少年兵達の演技には本当に驚きです。   観ていて気分が悪くなる作品でしたが、世の中にはこのような醜い現実があるということを教えてくれる貴重な映像記録であると思います。 
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-26 09:34:16)
56.  U.N.エージェント 《ネタバレ》 
 こういう作品を観ると、異文化との共存がいかに難しいことであるのかを痛感しますね。そして、歴史は確かに大切なもので我々はそこから学んでいかなければならないのですが、それに縛られてしまうことが果たしてよいことなのかどうか良くわからなくなります。   この作品は、「スレブレニツァの虐殺」の悲惨さを告発するだけでなく、その隠蔽されかけた実態を明らかにするために奮闘する人々の姿を克明に描いていて非常に興味深かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-06 23:38:24)
57.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
最初から最後まで途切れることのない緊張感と、ポール・グリーングラスの作り出す臨場感溢れるアクションシーンがお腹いっぱいになるぐらい堪能できる作品でした。ここまでくると、映画というよりはアトラクションですね。   本当にこのシリーズのアクションは映画館で体験すべき、素晴らしいクオリティです。 
[地上波(吹替)] 8点(2010-02-11 16:17:37)
58.  小さな赤いビー玉 《ネタバレ》 
 ドイツ占領下のフランスに於けるユダヤ人迫害の様子を、ある兄弟の姿を通じて描いています。ユーモラスなシーンもところどころ交えながら、ナチスに協力的であったり、ユダヤ人に同情的であったり、全く無関心であったりというようにフランス人の中でも対応がバラバラであったことを冷静に映し出しています。   ナチス協力者と主人公の少年の会話の中での「またユダヤ人を作るかも・・・・」という少年のセリフが、非常に人間の業のようなものを鋭く指摘しているように感じて印象に残りました。 
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-07 22:05:00)
59.  彼女の名はサビーヌ 《ネタバレ》 
サビーヌのあまりの変わりように衝撃を受けました。   サビーヌの人生を、同じような病気の人たちを救うために生かすことが何よりも大切だと思いました。また、目を背け、見えないところに彼女たちを閉じ込めてしまうような政策や風潮は改めなければならないとも思いました。 
[DVD(字幕)] 7点(2010-02-07 20:39:16)
60.  レスラー 《ネタバレ》 
華やかな80年代のプロレスやロックの世界が忘れられない夢の亡者たちに向け、夢の世界でしか生きられない男の因果な生き様を静かに熱く描いた傑作です。そして、この20年の間、知らぬ内にいろいろなものが失われていってしまったことに気付かされました・・・・・。   とにかく、ミッキー・ロークの体を張った演技が素晴らしかったです。完全にレスラーになり切っていて、全く違和感は感じられませんでした。   しかし、ガンズ・アンド・ローゼズの「Sweet Child O' Mine」が流れた瞬間に涙腺が崩壊してしまったんですが、この曲が懐メロ的に使われる時代になったんだなあ・・・・・・   時折、痛々しい描写があるのとプロレスの舞台裏が赤裸々に描かれすぎているのがちょっとアレですが、本当に良い映画でした。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-30 02:09:01)
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