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61.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 
なんかコレ面白い!スピーディで爽快だし、安定のトラヴォルタって感じで安心して観ていられました。 撃ちまくりのガンアクションはジョン・ウーを思い出させ、ジョナサン・リース・マイヤーズはアイリッシュ、イギリス映画から出てきてるし「007」をパロってるのかな?なんて思ったけど、NYの東のはじっこ出身のCIA見習い捜査官ということでした。そういえばイーサン・ハントのチームのメンバーにいましたねぇ、ヘリの操縦上手かったです。トラヴォルタもジョン・ウー作品に何回か出てますね。 ふんふん、やっぱりいろいろパロってるわ。「チーズロワイヤル」だし 壺抱えたままっていうのがいい、ユーモアのセンスはいいし乾いた雰囲気も好きです。 二人のキャラもしっかり描かれてるし、カーチェイスもかっこいい、運転してた人は突然出てきたエージェント?できっちりスーツのエリート風でそんな運転しちゃうんだ?ていうギャップも良いです。 ハチャメチャだけどおさえるとこはおさえてるという、手抜かりなしの娯楽アクション。 観てよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-03 19:51:06)(良:1票)
62.  猟人日記(2003) 《ネタバレ》 
観初めて少ししてからずいぶん前にチラっとだけ観た記憶が蘇りました。 今回キチンと観まして、キャシーがどっかの路地裏でスリップ姿になった時に「あーこの人・・・」となり、唐突に時間軸が行ったり来たりの映画だったんだと。 またしてもユアン・マクレガーのダメ男を鑑賞する映画でございまして、もう笑っちゃいます。 今回は自堕落だけど女にはモテる、絶倫ダメ男です。 ユアンくん演じるダメ男ジョーはいらなくなると、都合悪くなるとなんでも運河に捨てちゃうんです。 でもエラの息子が運河に落ちた時はなりふり構わず飛び込んで助けたの、助けたいと思えば飛び込める人なんです。 次から次へと相手かまわずやりまくってたのは罪悪感とか不安からひと時でも解放されたいみたいな心理からじゃないかと思うんです、その手段は人それぞれでジョーの場合セックスだったんだろうなぁ。 旦那さんにバレたとわかった途端に離婚に積極的になり、だんだん態度が大きくなっていくエラ。真っ赤な口紅をベタベタ塗り付けるとこなんてもう醜悪極まりない。 私、ジョーよりエラに嫌悪を感じてしまいました。 口紅を付けながら手早く調停すませてさっさと離婚だわさなエラを見るジョーの冷めた目が印象的でした。 ジョーはあの後どうしたのかしらね、警察に出頭して真実を話し、留置されるのは間違いないんで、中にいる間に事件の経緯やその前後でも手記にまとめれば作家としてかなりの手応えを得たんじゃないかなんて思わずにはいられなかったです、はい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-27 18:46:13)
63.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 
上手い映画です、前半でじっくり丹念に人物と背景を描いていて、叔父の登場でいよいよ本題へ。 犯罪に至るまでとその後が独特のイラつくセリフまわしと主要人物があっちこっち行ったり来たりする流れの中で、軽妙なタッチで描かれていき最後はあっさりとこれでいいのか?みたいな曖昧な終わり方、持続するハイテンション、見事なアレン流だし、曖昧だけど予想を裏切る結末というのがさすがです。 ギャンブルとか借金に罪悪感はみじんもなく、日常の普通のことになってしまっている兄弟。夢をみるのはいいけど足元がグラグラでオープニングのヨットを買うところからしてもう無謀で何にハラハラしたかって、この兄弟の全てだわね。 弟テリーの彼女ケイトは好き、でも兄イアンの彼女アンジェラはどうも好きになれなかったですー
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-26 18:11:18)
64.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
あー面白かったぁ~ いかにもアメリカ的なコブラーという焼き菓子、日本でいったら鬼まんじゅうですな。 ジョディオリジナルのコブラーは見るからにまずそうで、それを4人でバクバク食べ始めたあたりから、相当ブラックなコメディなんだろうと感じました。 ハムスターも子供二人も何事もなかったように愉しんでるラスト、これが答えというか 全てですね。オープニングもラストも子供たちを遠くから見ているようなカメラワークが素晴らしいです。 「おとなのけんか」はシニカルな大人の映画でした、ただピークをゲロにしちゃったのが残念、これがなければ9点でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-01 15:34:58)
65.  ある秘密 《ネタバレ》 
第二次世界大戦下のフランス、ユダヤ人一家とくればナチスの迫害によって引き裂かれた家族の悲劇・・・いえ、これは違った。 結局は結ばれたマキシムとタニア、その背景に戦争とホロコーストがあったみたいな感じでした。 いわゆる自殺でしょうか、でもアンナは自分だけが消えることはしませんでした、息子を道連れにすることはマキシムへの復讐なのか、息子までもタニアのものになるのが許せなかったのか・・・ 中盤過ぎるまではサニエちゃんの良妻賢母ぶりが、ちょっと物足りないなぁなんて感じてましたが後半はしっかりサニエちゃんでした。 監督はクロード・ミレール、なかなかの秀作だと思います。 かつてのように、ヨーロッパの良い映画がいつからか日本ではあんまり話題にならなくなりましたねぇ、とても残念だわ。  
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-15 00:11:53)
66.  すべて彼女のために 《ネタバレ》 
ひかりTVでコレが観られるとわかりまして、さっそく。 最初、マイケル・ケインが出てきたかと思いました、奥さん役の女優さんはかなりきれいですね、きれいだけどよく似た感じの女優と見分けがつかないタイプだと感じたんですが、これは単に私が年をとったせいでしょうか・・・ 奥さんの描き方、ここがリメイク版と決定的に違うところだと思います。 オリジナルのこっちはなんの疑いもなく奥さん、リザは冤罪・無実だと伝わるのです。 そして脱獄を計画してまで取り戻したいという夫、ジュリアンの心情もストレートに伝わります、脱獄がいいか悪いかを問題にするのは野暮ですね。 リメイクはハリウッド映画なので娯楽性に拘るのはわかるし、そういう見せ方をさせれば他国はかないません、しかし調子にのったかどうかは知りませんが余計なモノをくっつけてそれが鼻についたのでありました。 心情を伝える、人間を見せるという点ではオリジナルの方が濃密です、ジュリアンの両親、弟、特にお父さん。これが今生最後と予感し、息子をガシっとハグするシーンはやられました。そしてなんといっても幼い息子の健気さ可愛らしさね。 本当に久しぶりに渋いフランス映画を観ました。当然、リメイク版より点数は上です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-17 13:18:56)
67.  ゴーストライター 《ネタバレ》 
えーっと、雰囲気と映像は大変良いですね、そこはさすがポランスキーです。 観る前は「フランティック」みたいなのを期待したんですが、ハズレてしまいました。 なにかと出てくる前任者の残した原稿、コレの使い方が何か中途半端です。 CIA絡みのサスペンスは自分なりに頭の中を整理する必要があるものが多いのですが、それ以前の問題という感じです。 そもそも、そうまでして自伝を出す理由はなによ? 知られちゃ困ることがそのまんま放置されてるってなによ? ゴーストライターの存在の意味さえよくわかりません、ユアン・マクレガーは氏名も無いままでしたし。 なんだか焦点がぼやけてしまって、話の核が見えにくいのです。 CIAの日常的な陰謀を傍観させられたみたいな気分です、なので面白い映画ではなかったですね。 ユアン・マクレガーはイケメンだけど強烈な個性、イメージが無いぶん、いろんなジャンルの映画、役柄になんなくハマる人ですね、ポランスキーの映画とも相性がとてもイイんじゃないかと思います。脇もなかなかの俳優が顔を揃えていますが、キム・キャトラルは完全にあて馬でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-17 21:25:03)
68.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
真相はどうなんだ?を最後までひっぱるところや雰囲気が「告発の時」と同じですね。ハリソン・フォードの「逃亡者」とよく似たシーンがありました。  巧妙なワナや仕掛けがあるわけでもない、行きずりのずさんな殺人事件にも関わらず、ずさんな捜査で冤罪のうえ、大学の先生というド素人の脱獄、逃亡は成功しちゃうし、あの頼りにならない弁護士。つまり一般市民を守る立場の方々の無能さを見せたかったわけね。 ポール・ハギスらしいプロット、演出で最後まで緊張感があり、引きずり込まれて一気に見入ってしまいます。 しかしですね、何と言ったらよいのかわかりませんが、なんかこう抵抗を感じるといいますか、最初から最後まで腑に落ちないものを感じました。 まずあの奥さんなんですが、「やったのか、やってないのか」という疑惑をこっちに持たせようとしているのがミエミエなんですな。 最初に出てきた時、奥さんというより愛人かと思ったもの。あえて善人顔ではない悪女顔の女優にしているのよ。 完成度は高いし8点以上の作品だと思うけど、あちこちにこなれた感が漂い、それが確信的といった感じで鼻につくんですよ、ココが私にとって大きなマイナスでした。 素直に良かった~と感動できませんでした。 ラッセル・クロウの苦悩と強い意志を感じる表情は良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 01:27:02)
69.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
コレ面白い、大好きなタイプの映画です。 オープニングからして単なる犯罪映画じゃないと感じるモノがムンムンしてる、どこまでいっても予測不可能、次から次へと展開するへんてこりんなシチュエーション。 デ・パルマがノリノリだとこうなるのね。今回はヒッチコックよりデヴィッド・リンチが浮かぶ。 金魚の水槽の水がだーだー溢れてるのが意味不明だったけど、そんなことは忘れた頃にそうくるか・・・そこまで戻るわけか・・・やられました、お見事というしかありません。 デ・パルマ独特の映像美と怪しいパリの街、パリって犯罪映画のよく似合う街だわね。 レベッカ・ローミンはモデル出身だけあって、完璧なボディはもう芸術、完璧すぎて淫靡さには少々欠けるけど男と女のすったもんだの愛憎がテーマじゃないから、現実離れしたスーパーボディのミステリアスな美女はあってると思う。しかしほんとにあんなカラダしてる人がいるんですね、ウエストのくびれからヒップラインの流れなんてもう神です。 何がテーマかといったら「もしもあの時こうしたら、しなかったら」でしょうかね、ロールだけじゃなく、取り巻く人々の人生も変わるというものです。こう考えると普段何気なく選んでいる些細なことも結構意味を持つことなのかもなんて気がしてきます。 ただあの黒人俳優がさ、なんていうかすごく場違いな暑っ苦しさがあって不快でした。これでマイナス1かな。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-30 22:55:51)(良:1票)
70.  サム・サフィ 《ネタバレ》 
コレ登録されたんですね、ありがとうございます。観たのはもうずっと前だけど5回は観てる、大好きです。 自由奔放に生きてきた女の子が普通の生活がしたいなんて思うわけで、市役所に勤めはじめて誰も着ようとしないダサい制服を珍しがって着るとこが可笑しい。 この主演の女優がすごく魅力的です、ふくよかでなんとなく「ベティ・ブルー」のベアトリス・ダルにタイプが似てる、ベティみたいにイタくないけど。 長方形の皮をくるっと腰に巻いてビニールテープ張り付けて皮のミニスカートにするとこなんてもうサイコー。金魚の水槽もかわいかった。 天然で無邪気で愛のあるエヴァ、自由奔放な生活に「もう、うんざり」して、普通に平凡に生きたいなんて、やっぱり人間自分には無いモノに憧れて求めるもんなんだと思った映画でありました。感動とまではいかないけどユーモラスで微笑ましいおふらんす映画でした。  
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-12 23:48:28)
71.  ピアノ・レッスン
観る前の予想とはずいぶん違ってました。ホリー・ハンター演じるエイダには正直共感できなかったし、ハーヴェイ・カイテルのいやにギラギラした裸体にもギョッとしてしまいました。サム・ニールが少々気の毒ではありましたね。根っからの悪人ではなかったもの。この大人三人にあまり共感できなかったし、内容も好きなものではなかったです。アンナ・パキンばかり見ていたような気がする。雨の降る海岸にピアノだけが置き去りにされているシーンは美しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-10-27 15:44:54)
72.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 
これはカラックスのピークといっていい作品なのかな?しかしですねえ、当時まだ小さかった子ども二人を夫に頼み、「汚れた血」とこれの二本立てリバイバル上映にウキウキ出かけたのですが、期待しすぎた私がいけなかったのかなあ、ノリたいのにノレなかったです。 二本続けて観て気づいたのはカラックスの作品というのは完璧な色彩設計の計算された映像を観るためのものであって、あらすじを追い人物に感情移入できるものではないということ。私の場合、これでは飽きてしまうのね。とりわけビノシュ演じるミシェルはダメでしたねえ。アレックスを見捨てたのになんでまたノコノコ現れるんだ?カラックスはこの作品でいったい何が撮りたかったのかといえば、ビノシュが花火をバックにボウイの曲で踊るシーンと水上スキーしてるとこだったのかもしれない。
[映画館(字幕)] 6点(2010-10-27 15:41:40)
73.  オール・アバウト・マイ・マザー
とっても現代的な内容ですね。 よかったことはこの作品に出てくる中年女性たちね。生命力とか強さとか・・・すごい貫禄、観ていてとっても爽快でした。あらすじはちょっと強引というか都合がよかったりもしたけど、迫力のスペイン熟女女優たちは魅力いっぱいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-27 15:36:30)
74.  あの胸にもういちど
とてもいい映画だからと祖母に連れて行ってもらったチャップリンの「ライムライト」一緒に上映されていたのがこの作品でした。私は小学校高学年、祖母はアラン・ドロンが出ている、程度の知識しかなかったと思います。 「ライムライト」を見終わり、いよいよ始まった二本目のコレ、すぐに保護者と一緒に見るべき映画ではないということがわかった。私はただただスクリーンを見つめるしかなかったです。横にいる祖母はもっと困ったんじゃなかろうか、でもなぜか祖母は退席しようとはせず、私は突然の衝撃のラストシーンに度肝を抜かれたのでした。たしかあの時、劇場内に子どもは私ひとりだったと思う。まわりの人たちはどう思ったのかなあ。 この映画でチーズ・フォンデュなる食べ物を初めて見た。もちろん当時は食べたことなどなかったし、名前も知らなかったです。以後「あれはなんだろう?」と、憧れの外国の食べ物のひとつになりました。
[映画館(字幕)] 6点(2010-10-27 15:31:40)
75.  薔薇の名前
いいですねえ、あのオドロオドロした雰囲気に次から次へと出るわ、出るわ妖怪のような修道士たち。ワクワクと小躍りしてしまいます。 連続殺人の動機がまた中世らしくてうれしい。この時代のサスペンスというのはなかなかないのね。思いだしては観直している作品のひとつです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-27 15:27:21)
76.  ダメージ
何年たっても納得いかないのがここでファム・ファタールを演じたジュリエット・ビノシュ。ジェレミー・アイアンズは英国インテリ中年がぴたーっと決まっていた。演技も動きが少ないかわりにほんのちょっとした目の動きやしぐさで内面を表現してしまうのはさすがだ。 しかしビノシュである。絶対に婚約者とその父親二人を夢中にさせるタマではないのだ。息子はともかく、父親までが今までのキャリアを棒にふり、家族を裏切ってまでのめり込む女には見えない。このアンナを演じるには色気と妖艶さ、翳り、美しい不幸顔と美しい曲線を描くカラダが必要である。ビノシュには演技力はあってもこれらが全て無い、野暮ったいの。ミランダ・リチャードソンのほうがずっと女っぷりが良いです。演技力だけではどうにもならないのがこのアンナだと思う。 あのルイ・マルともあろうお方がいったいどうしたのでしょう。キャスティング・ミスです。 ビノシュもいろいろ言われたらしいけど、そんなことよりジェレミー・アイアンズとの共演のほうがしんどかったらしいです。
[映画館(字幕)] 6点(2010-10-22 00:36:50)
77.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 
これと「ボーン・コレクター」は同じタイプの作品といえますな。後半息切れしてしまい、なげやりなラストという点が共通している。冒頭の死体の描写に全勢力を注いでしまったんじゃないだろうか。ジャン・レノとヴァンサン・カッセルが別々の捜査をするうち、二人がかち合うシーンまではよかった。しかし、「犯人は双子のかたわれでした」なんて、バカにするのもいいかげんにしろッ!と怒りを覚えてしまった。 鑑賞後、あの終わりかたが信じられなくて、あっけにとられ、ボーゼンとしてしまった。エンドクレジットの後、最後にすごいネタがあるんじゃないかと期待したけど無駄でした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-10-22 00:22:54)
78.  バベル 《ネタバレ》 
この監督の他の作品は「21グラム」しか観てないから偉そうなことは言えないけど、時系列なんかをバラバラにしてそれほど難しくないモノを難しいモノのように仕上げるのが好きみたいだと感じた。こういう人は私にとってはとても面倒臭い人になります。 本作は群像劇のカタチをとって難しくもないテーマを難しくしてますね。 ところで私、外国人が描く日本と日本人というものにわりと寛大なほうだと思ってるんですが、これは酷い! 都会の高層マンションに住む傍目には恵まれているようで、実は機能していない家族っていうのはわかる。しかし日本は猟銃を所持している人はいても普通の主婦が拳銃自殺なんてしませんし、いくら言葉でコミュニケーションがとれないからって、素っ裸になってベランダで立っている娘を見て通じあえたなんて思う親はいませんから。 ひょっとしてこの監督は日本のAVを結構観てる人なんじゃないかとも思った、歯医者のシーンとかありそうでしょ。 個人所有のひとつのライフルがもとで大騒動になるっていうのはわかるんですけど、そのライフルの出所が日本人ビジネスマンっていうのはどう考えても無理がありすぎです、どういうつもりでこんな設定にしたんだろ???確かに猟銃を使った事件があるにはあるけど、この監督さんにとってはそれが凄く特別なことなのかしら。 モロッコのエピソードはいいとしてベビーシッターのはどうなのかなあ、これもちょっと無理やりぽかったです。タイトルを知った時点で宗教的な教訓を感じるはなしかと思ったけど、そこまで感慨深いものはなかったです。 メキシコのおばさんだけじゃなく登場人物はみんな愚かといっていいんじゃないかな、その巻き添えをくった幼い兄妹がかわいそうでした。何もモロッコくんだりまで行かず、近場にすりゃよかったものを・・・とにかく無事に保護されてよかったです。 40代後半の監督さん、もうそろそろそれなりの品性を感じる表現を身につけてもいいと思いました
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-12 12:01:43)(良:1票)
79.  情痴 アヴァンチュール
サニエちゃんのフィルモグラフィーを見てて思い出しました。なぜか私、コレ観てます。なんで観ることになったんだろう、たぶん夜中に放送してたんでしょう。 これって、やりようによってはサスペンスフルで心理的でラストにどんでん返しで締めるような面白い映画になったと思うんですけどね。 何がしたかったのかよくわかんない映画でした。分かったような分かんないような結末がお得意でそれがよかったりするおふらんす映画なんですが、ここまでくるとフォローしようがないです。 サニエちゃんの裸体は観れます、だからプラス1でこの点数です。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-09-12 20:26:47)
80.  スイミング・プール 《ネタバレ》 
シャーロット・ランプリングという人は美人じゃないけどいつまでたってもエロい人ね、あのグレーの鋭い目と意地悪そうな唇。シャープな意地悪顔です。 知り合いに物書きはいないから、はっきりとはいえないけど、作家ってわりとナルシストだと思うし、人並みはずれた想像力がなきゃやっていけないでしょ。この作品がサラの想像の世界だとしたら、たいしたもんですな。ところで妄想と想像の違いってなによ(笑) 映像はキレイだし、雰囲気は大変よろしいです。おふらんす映画って感じ。 個人的には「8人の女たち」のサニエちゃんの変わりようにびっくり仰天しました。なんでもスレンダーな体系をこの作品のためにかなり努力して造り変えたとなにかで読みました。何して変えたんだろね??ぜひ伺いたいものです 男性から絶賛のサニエちゃんの乳なんですが、若いのにチョイたれ気味に感じたのと爪が子どもみたいなのが気になった次第です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-12 20:15:45)
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