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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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121.  ヘヴン
ケイト・ブランシェットという人は作品ごとに違って見える。物凄く淫靡な時もあるけど、この作品ではキリっとしてとってもキレイで、時々シャーロット・ランプリングが被るの。この二人の関係は「同志」のよう。「恋」じゃなく「愛」といったらいいのかしら。いわゆるイタイふたりだけど男と女というのを越えた愛みたいなものを感じました。ただね、お父さんが二人の気持ちを確かめるシーンでケイトは即答しなかったでしょ、あの間が引っかかる。二人の気持ちは同じかといわれれば、なんとなくそれは違うように思う。もし自分がケイトのような状況に置かれたら好きか嫌いかわからなくても相手を受け入れ、依存するでしょうね。ジョバンニ・リビシもナイーブな雰囲気がこの役にぴったりハマってると思う。無音のシーンというのがふたりの未来に期待、希望が持てないという感じがして悲しい。オープニングのヘリコプターのシュミレーション訓練でしたか、このラストに繋がっていたのね。どんどん上昇してやがて見えなくなるヘリコプター、いいラストでした。
6点(2004-06-14 14:12:23)
122.  ナインスゲート
影のあるヘンなやつだけど腕っぷしは弱いというのはジョニーのはまり役でしょう。でもひと昔前ならコルソはミッキー・ロークがやってたんじゃないかとも思ったし、ジョニーよりもピターっとハマったでしょうな。悪魔書の謎を追っていく過程はドキドキしたし、どう展開していくのかと目が離せなかったのですけどね、なんだか終わりに近づくにつれ、ポランスキーのなんともいえない不安とか怪しさがなくなってしまったのが残念です。「えっ!これで終わりなの?」とちょっと拍子ぬけしてしまいました。どうしちゃったんでしょうかねえ、ポランスキーさん。途中でやる気なくしちゃったのかしらん。「フランティック」みたいなやるせない結末というのをとっても期待したんだけどな。
6点(2004-04-30 01:33:07)
123.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 
これはカラックスのピークといっていい作品なのかな?しかしですねえ、当時まだ小さかった子ども二人を夫に頼み、「汚れた血」とこれの二本立てリバイバル上映にウキウキ出かけたのですが、期待しすぎた私がいけなかったのかなあ、ノリたいのにノレなかったです。 二本続けて観て気づいたのはカラックスの作品というのは完璧な色彩設計の計算された映像を観るためのものであって、あらすじを追い人物に感情移入できるものではないということ。私の場合、これでは飽きてしまうのね。とりわけビノシュ演じるミシェルはダメでしたねえ。アレックスを見捨てたのになんでまたノコノコ現れるんだ?カラックスはこの作品でいったい何が撮りたかったのかといえば、ビノシュが花火をバックにボウイの曲で踊るシーンと水上スキーしてるとこだったのかもしれない。
[映画館(字幕)] 6点(2004-04-23 10:56:49)
124.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
海が大の苦手な私もこれを観るとムショウに海に行きたくなってしまいます。はなしの内容を楽しむのではなく、映像と音楽に酔いしれるタイプの作品かな。環境ビデオとしても使えそうです。モデルとなったジャック・マイヨールは自殺してしまったけど、なぜ?映画のジャックもそうだったけど、繊細な人だったんでしょうね。
6点(2004-03-14 13:54:58)
125.  オープン・ユア・アイズ
「バニラ・スカイ」と同じ日に放送されていたので二本とも録画して、まずオリジナルであるこっちを先に観ました。お顔が綺麗に治った時点で、これは現実的な物語ではないのかも、という予感は的中した。雰囲気も物語の進行も新しさは感じないけど、わりと面白く観ていたのにあのオチはねえ。ドロドロの人間模様とSFって相性悪いんじゃないの?冷凍だのなんだのと出てきたとたんに興ざめした。神様の領分に人間が踏み込むのはルール違反だ。最後まで精神性、神秘性で語ってほしかったわ。主演俳優はあんまり魅力的じゃなかったわね。捨てられるほうの女の描写が薄いのが気になりました。
6点(2003-12-21 08:39:01)
126.  ダメージ
何年たっても納得いかないのがここでファム・ファタールを演じたジュリエット・ビノシュ。ジェレミー・アイアンズは英国インテリ中年がぴたーっと決まっていた。演技も動きが少ないかわりにほんのちょっとした目の動きやしぐさで内面を表現してしまうのはさすがだ。 しかしビノシュである。絶対に婚約者とその父親二人を夢中にさせるタマではないのだ。息子はともかく、父親までが今までのキャリアを棒にふり、家族を裏切ってまでのめり込む女には見えない。このアンナを演じるには色気と妖艶さ、翳り、美しい不幸顔と美しい曲線を描くカラダが必要である。ビノシュには演技力はあってもこれらが全て無い、野暮ったいの。ミランダ・リチャードソンのほうがずっと女っぷりが良いです。演技力だけではどうにもならないのがこのアンナだと思う。 あのルイ・マルともあろうお方がいったいどうしたのでしょう。キャスティング・ミスです。 ビノシュもいろいろ言われたらしいけど、そんなことよりジェレミー・アイアンズとの共演のほうがしんどかったらしいです。
[映画館(字幕)] 6点(2003-12-04 01:05:14)
127.  氷の微笑
ポール・ヴァーホーヴェンですからね。品のない作品であろうということは予想してました。予想は的中しましたが、特筆すべきはやはりシャロン・ストーンです。「のしあがってやるわよ!なんだってやるわ」というハリウッド女優シャロンのガッツとファイト、クールな美貌、知性、そして相棒が殺されようが元彼女を撃ち殺そうが衰えることのないマイケル・ダグラスの性欲、これらがこの作品の全てです、まさに本能。そしてシャロンは大スターになりました。あっぱれです。  忘れかけていたけど、どなたかの投稿で記憶がよみがえり、思わず修正投稿してしまいました。 暖炉の前で?シャロンが巻きつけていたチェックのブランケットが素敵だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2003-11-22 00:50:31)
128.  マダムのおかしな晩餐会 《ネタバレ》 
誰が出てこようが、それがハーヴェイ・カイテルだろうがロッシ・デ・パルマには通用しないでしょ。初見は「サム・サフィ」でした。例えばサンドラ・バーンハードに互角で張り合えるのは今のところ彼女しか思い浮かばない。 フランスに移住した富豪のアメリカ人一家(実は財政面が危機的状況)のメイド、スペインからの移民マリアです。  邦題からは豪華なフレンチのコースもクローズアップされるのかと思うけど晩餐会は一回しか出てこないし、 料理よりマリアの下ネタジョークなんです、ココがいちばん面白い。 全体の雰囲気はウディ・アレンぽいんですが、やはりフランス映画だからか甘ったるい恋愛、不倫へと進む。 デヴィッドは北アイルランドの資産家の息子で階級制度が当たり前、そして爵位に弱いんだろうな。スティーヴンはそれを知っていて自分の書いている「メイド」という小説のために嘘を言ってデヴィッドをその気にさせる。  トニ・コレット演じるマダムのアンの傲慢さや滑稽さも描いてはいるけど、イマイチそれがうまく生かされてないような気がします。 期待したほどシニカルさも風刺も効いてなくて、マリアの成長モノ自分探しモノ的なラストなのが残念です。悲しげだけど吹っ切れたようなマリアの表情は良いんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 15:55:20)
129.  パーソナル・ショッパー 《ネタバレ》 
あらすじで普通のサスペンスだと思い観始めたらいきなり霊と交信するとか言い出して、苦手なオカルト映画なのかと面食らったんですが、そのうち真逆である携帯で誰かもわからない相手とメッセージのやり取りが始まる。 パーソナルショッパーとして雇われてるキーラとも直接会うことはほとんどない。見ていくうちにモウリーンて実在してる人物なのかどうかよくわからなくなってくる、そんなところに殺人事件が起きてそこでやっとモウリーンは生きてる人だと安心する。 しかしそれも束の間、二度目のホテルで彼は確かにモウリーンがいる階からエレベーターに乗った、 その前のあの現象は誰?ルイス?それとも・・・ モウリーンがララの新しい相手と庭で話している時、部屋の中にグラスを持ったルイス?が現れ、そして風が吹きグラスが落ちて割れる。風が吹く時ソレは現れるのか・・・空き家でもそうだった。 この時初めてモウリーンは帽子を被っている、これは意味があるのかないのか。 オマーンに滞在しているというギャリーもスカイプ?だけで結局、生ギャリーは出てこない、目の下のクマがくっきりで病人みたいなギャリー。オマーンに到着したモウリーンと再会もなく山に着いても彼はいない、そのかわりにまたしてもグラスなんですよ、いったい生きているのは誰なのか・・・パーソナルショッパーという仕事にしてもモウリーンは直接人と交わるということが殆どないんです。 彷徨っているのは自覚のないモウリーン?もうね、最初から最後まで観てる方が想像しないといけなくてなんかすっきり解決、納得できない映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-14 16:01:20)
130.  アンナ・カレーニナ(2012) 《ネタバレ》 
タイトルだけは知ってました、原作は知りません。 原作は大変な名作であることも知ってましたが映画化されたものを観るのは初めてです。 英国俳優総出演という感じのキャスト、撮影も演出も凝っていて拘りを感じるんですが、如何せん主人公のアンナに共感もなにも湧かずでは面白くないんですよね。 自己中というか情念というか、ひとりでかっかして自滅していったみたいな。もう少し奥ゆかしさみたいなのがあればまだよかったんですけどね。そこんとこはキティをうまく対比させているんですね。 アンナ・カレーニナとは聡明でたくましく生きた19世紀の女性のはなしという勝手なイメージを持ってましたがまったく逆でした、こんな不倫もののメロドラマとはね。ちょっとがっかり。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-07 18:04:26)
131.  リピーテッド 《ネタバレ》 
誠実で善良なジェントルマン、奥さんを寝取られた気の毒な善人、このような役どころが多いコリン・ファース。 しかしずっと昔「アパートメント・ゼロ」という作品で主演してることがあるわけで。  もう最初から不信感のカタマリの本作のコリン・ファース、ラストでニコールに安堵が待っているであろうことは 予想できるのでそれはいいとして、記憶喪失以前の経緯の部分がかなり省略されててちょっと物足りない。 低予算だったのかなあ、医者と危ない雰囲気になるとこはまったくいらないのに。 その医者役のマーク・ストロングの変貌ぶりにちょっとびっくりしました。でもニコールは演技の幅の広い女優さんですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-20 13:46:51)
132.  ロリータ(1997) 《ネタバレ》 
エイドリアン・ラインなので映像は非常に良いです、ジェレミー・アイアンズはハマリ役だと思う。  原作は知らないけど、本作のドロレスってたぶん一般的に持たれてるイメージとは違うんじゃないかと。 モロ打算的な行儀の悪い娼婦じゃないですか。  こんなじゃ、人を撃ち殺したハンバートに対してこっちは情緒的に何か感じるとか理解するとか そういうふうにならないんじゃないかと感じた次第です。 「もう~~いい加減目覚ましたら?」「あ~ぁ、ここまでしちゃいましたか~~」 こんな程度でした。  コレ観て思ったけどエイドリアン・ラインの映画って色々としつこいです
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-19 16:09:52)
133.  エヴァの告白
映像の色彩もセットも雰囲気も大変良いです。 ただ、盛り上がりとか抑揚とか映画に惹きこまれるものが足りないかな。 だからラスト、やっとエヴァのおもいが叶うわけなんですが、そこでの爽快感とか感動が 観てるこっちに湧かないの。 なんといいますか観てる途中にポランスキーの「テス」が思い出されまして これはアンハッピーな結末を迎えるんじゃないかとまで思わせるんですが、 そうはならなくて「ああ、よかったー」と安堵して観終わるってのもない。 エヴァの人物描写やエピソードに面白みがないのかな?私としてはイライラしました 俳優もなかなかの顔ぶれなのになんかもったいないです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-20 13:00:57)
134.  猟人日記(2003) 《ネタバレ》 
観初めて少ししてからずいぶん前にチラっとだけ観た記憶が蘇りました。 今回キチンと観まして、キャシーがどっかの路地裏でスリップ姿になった時に「あーこの人・・・」となり、唐突に時間軸が行ったり来たりの映画だったんだと。 またしてもユアン・マクレガーのダメ男を鑑賞する映画でございまして、もう笑っちゃいます。 今回は自堕落だけど女にはモテる、絶倫ダメ男です。 ユアンくん演じるダメ男ジョーはいらなくなると、都合悪くなるとなんでも運河に捨てちゃうんです。 でもエラの息子が運河に落ちた時はなりふり構わず飛び込んで助けたの、助けたいと思えば飛び込める人なんです。 次から次へと相手かまわずやりまくってたのは罪悪感とか不安からひと時でも解放されたいみたいな心理からじゃないかと思うんです、その手段は人それぞれでジョーの場合セックスだったんだろうなぁ。 旦那さんにバレたとわかった途端に離婚に積極的になり、だんだん態度が大きくなっていくエラ。真っ赤な口紅をベタベタ塗り付けるとこなんてもう醜悪極まりない。 私、ジョーよりエラに嫌悪を感じてしまいました。 口紅を付けながら手早く調停すませてさっさと離婚だわさなエラを見るジョーの冷めた目が印象的でした。 ジョーはあの後どうしたのかしらね、警察に出頭して真実を話し、留置されるのは間違いないんで、中にいる間に事件の経緯やその前後でも手記にまとめれば作家としてかなりの手応えを得たんじゃないかなんて思わずにはいられなかったです、はい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-27 15:08:45)
135.  ゴーストライター 《ネタバレ》 
えーっと、雰囲気と映像は大変良いですね、そこはさすがポランスキーです。 観る前は「フランティック」みたいなのを期待したんですが、ハズレてしまいました。 なにかと出てくる前任者の残した原稿、コレの使い方が何か中途半端です。 CIA絡みのサスペンスは自分なりに頭の中を整理する必要があるものが多いのですが、それ以前の問題という感じです。 そもそも、そうまでして自伝を出す理由はなによ? 知られちゃ困ることがそのまんま放置されてるってなによ? ゴーストライターの存在の意味さえよくわかりません、ユアン・マクレガーは氏名も無いままでしたし。 なんだか焦点がぼやけてしまって、話の核が見えにくいのです。 CIAの日常的な陰謀を傍観させられたみたいな気分です、なので面白い映画ではなかったですね。 ユアン・マクレガーはイケメンだけど強烈な個性、イメージが無いぶん、いろんなジャンルの映画、役柄になんなくハマる人ですね、ポランスキーの映画とも相性がとてもイイんじゃないかと思います。脇もなかなかの俳優が顔を揃えていますが、キム・キャトラルは完全にあて馬でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-17 21:25:03)
136.  バベル 《ネタバレ》 
この監督の他の作品は「21グラム」しか観てないから偉そうなことは言えないけど、時系列なんかをバラバラにしてそれほど難しくないモノを難しいモノのように仕上げるのが好きみたいだと感じた。こういう人は私にとってはとても面倒臭い人になります。 本作は群像劇のカタチをとって難しくもないテーマを難しくしてますね。 ところで私、外国人が描く日本と日本人というものにわりと寛大なほうだと思ってるんですが、これは酷い! 都会の高層マンションに住む傍目には恵まれているようで、実は機能していない家族っていうのはわかる。しかし日本は猟銃を所持している人はいても普通の主婦が拳銃自殺なんてしませんし、いくら言葉でコミュニケーションがとれないからって、素っ裸になってベランダで立っている娘を見て通じあえたなんて思う親はいませんから。 ひょっとしてこの監督は日本のAVを結構観てる人なんじゃないかとも思った、歯医者のシーンとかありそうでしょ。 個人所有のひとつのライフルがもとで大騒動になるっていうのはわかるんですけど、そのライフルの出所が日本人ビジネスマンっていうのはどう考えても無理がありすぎです、どういうつもりでこんな設定にしたんだろ???確かに猟銃を使った事件があるにはあるけど、この監督さんにとってはそれが凄く特別なことなのかしら。 モロッコのエピソードはいいとしてベビーシッターのはどうなのかなあ、これもちょっと無理やりぽかったです。タイトルを知った時点で宗教的な教訓を感じるはなしかと思ったけど、そこまで感慨深いものはなかったです。 メキシコのおばさんだけじゃなく登場人物はみんな愚かといっていいんじゃないかな、その巻き添えをくった幼い兄妹がかわいそうでした。何もモロッコくんだりまで行かず、近場にすりゃよかったものを・・・とにかく無事に保護されてよかったです。 40代後半の監督さん、もうそろそろそれなりの品性を感じる表現を身につけてもいいと思いました
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-10-12 11:31:53)(良:1票)
137.  赤い航路 《ネタバレ》 
これは衛星で何度か放送された時にチラッと何度か観たことはあった。初めて全編通して観ました。 なんかやたらエッチなシーンはあったけど、全然官能的じゃないしエロティシズムなんて感じなかったです、むしろコメディみたいだった。私がおかしいのかもしれません。愛情と憎悪は表裏一体ってことはわかるんですけど、ラスト近くは映画が破たんしてます。ポランスキーは子供時代から悲惨な経験してるしやっぱり情緒不安定な人なのかもしれない。ロリコンみたいだけど、子供には心が許せる人なのかな?ここでもインド人の女の子が癒しの存在みたいに登場してるし。 女の私でもミミは理解不能です、いわゆる不思議ちゃん?不思議ちゃんは苦手です、近づかないほうがいいですね。 誰がいちばん怖い強いってフィオナでしょ、ラストについに示した存在感。夫がミミに惹かれてるなんてことは最初から察知してるんです、女二人のあの緊迫のダンスシーンはどうよ、どこがといわれればこのシーンがいちばんエロい。 あれはある意味フィオナの宣戦布告と私は感じました。そしたら直後にオスカーとミミの決着がついた。 ナイジェルとフィオナ、家に帰れば依然となんら変わらない日常を送ると思います。 それはそうと前に観た時は思わなかったけど、今回はエマニュエル・セニエが最初からデヴィ夫人に見えてしかたなかったです。あと、あの当時流行っていた曲がいっぱい使われてて懐かしかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-16 01:34:52)
138.  ハンニバル・ライジング 《ネタバレ》 
本作はレクター博士誕生を描いているわけですが、ラストに明かされる真実は予測可能でそれほどのインパクトはなく、個人的怨みのない人間まで殺して食べちゃうようになった理由としては弱いかな。全体の雰囲気も今までとずいぶん違っちゃってたわね、なんか肩すかしくらった感じ。 でも後年、クラリスに特別といえる感情を持った理由はなんとなくわりました。確かバーニーもお気に入りだった。お気に入りの人物を観察したほうがレクター博士の人となりがわかりやすい気がしないでもないです。 そしてなぜか突っ込みどころがあるのがちょっと嬉しかったりする、「レディ・ムラサキ」とはなんだ?!なんでむらさき??かなり昔だけど某化粧品メーカーが発売したフレグランスが「むらさき」だった、でもやっぱり「源氏物語」の若紫=紫の上からきたんだろうか・・・このシリーズでこういう突っ込みができるとは思わなかったわね。 レクター博士と東洋の神秘?う~ん、ちょっとイメージじゃないです。 あと、グルータスを演じたのがリス・エヴァンスだとはわからなかったです、「ノッティングヒルの恋人」のヒューのルームメイトのあの人ですよ?太ったようだけどまったく別人でした。 なんだかんだとシリーズ全作観てまず思ったことは、あのレクター博士を深手を負いながらも生け捕りにしたグレアム捜査官はもっと注目、評価されるべきだ!
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-10 10:29:52)(良:1票)
139.  ラ・ブーム
あらまあ、懐かしい。私コレ映画館で観たんですよ。なんで? ・・・確か「スタンド・バイ・ミー」と同時上映してたと思う、もちろんメインはリバーのほうでしたけど、ソフィー・マルソーの可愛らしさにびっくりしました。 フランスのアイドル映画ですね、ソフィー・マルソーのファンのための映画。この映画で学んだことはですね「へーフランス人も生ガキが好きなんだ~」てことです。 あと思い出すことは、私たちのすぐ後ろの席にいたカップルの男のほうが、上映中ず~っとシーンごとに駄目だし、クレーム付けまくってました。そのクレームの内容はどうでもいいですけど、「ラ・ブーム」が内容は関係ないアイドル映画の王道なら、そのカップルの男も映画館での迷惑な人の王道でした。 ソフィー・マルソー、すぐ消えちゃうかなと思ったけど、その後いい女優さんになりましたね。
[映画館(字幕)] 5点(2009-08-10 22:14:06)
140.  愛を弾く女
かなり前に観ました、静かな映画で少々退屈ではあったかな。でも仏頂面のよく似合うダニエル・オートゥイユにハマってました。やっぱり女の私にはああいう男の気持ちって理解できないなぁ。ストイックといってしまえばカッコイイけど。。。彼女のことをなーんともおもってないわけじゃない、むしろ好き?なのに最後まで溶けない心。レストランでエマニュエル・ベアールがキレちゃうシーンが印象的でした。彼の場合は特別なんだろうけど、埋まることのない男脳と女脳のズレみたいなものを感じたかなぁ。でも観念的でちょと疲れる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-09 23:17:18)
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