1. BULLY ブリー
若者たちを題材にした映画の場合、習慣やカルチャーのギャップに少々なじめない部分があるのですが、この映画もストーリーはノンフィクションなリアリティがあるにもかかわらず、彼らの日常生活におけるギャップを感じながら見ました。ほんとにこんな短絡的な動機の事件だったのかなと思いながら・・・。「穴」のようなサスペンス的要素はないけれど、ストーリーの切り口は好きです。 6点(2004-01-18 13:47:34) |
2. フィフス・エレメント
かっこいい~(笑)クリスタッカー、いいなあ。けどあの宇宙人のオペラ歌手にぞっこんでした(笑)何が好きかとふと考えると、地球を救う云々のストーリーは2の次で、作品のセンス、これにつきると思います。 8点(2003-09-08 10:31:38) |
3. シリアル・ラヴァー
変わったフランス映画だなあ。ブラックコメディ、ひんやり感とユーモア、ほぉ~って感じ。主役の女優、首長いっす(笑) 6点(2003-07-15 16:26:40) |
4. ブリキの太鼓
かなり前に見た映画なんだけど、当時は面白いと思わなかったのに、なぜかずっと心に残っている作品。オスカルが年齢を自ら止めてしまう設定に当時は鳥肌が立ったものだ。ちなみに昔大好きだった「JAPAN」というバンドの愛すべきアルバムのタイトルと同じという点でもプラス1点なり。 8点(2003-06-09 20:40:27) |
5. ピアニスト
微妙ですよね。評価しづらい・・・登場人物たちの心理がみな共感できないので?客観的にあれこれ考えてしまうのですが。きっと、誰もが多かれ少なかれ持っている人には見せることのできない部分をあからさまに見せられたようなある種の不快感に包まれているのかなと感じました。 5点(2003-06-08 15:05:25) |
6. アザーズ
途中でニコールキッドマンが旦那に再会するシーンあたりで(もしや?)と思った。で、その確信が段々と・・・・。ラストを見てもわからない映画ではなく、きっと誰もがラストを見て気持ちよく映画館をあとにできるのではないでしょうか・・見終わったあとで伏線を探すのが楽しかったです。 8点(2002-04-30 10:24:53) |
7. 太陽と月に背いて
天才をあぁいう風なキレた感じで描写するのはどうかなと思ったけれど、ランボーが感じる一番怖い事ということで、「僕は心の中を見られること」とつぶやいていたのが印象的でした。同性愛的な描写はなんとなく理解できる部分もありましたが、人間として才能の突出した部分と、欠落している部分のギャップが痛々しかったです。同性愛は先天的なものなので、あまりその部分に気をとられるのはどうかと思います(僕はそうですが)。彼らの愛憎よりもお互いの才能に翻弄されるストーリーに興味を持ちました。 6点(2002-04-08 16:19:45) |
8. マルホランド・ドライブ
いやはやこれ、初めてコメントを書き直しました。2度、3度見るとどんどん色んな点に気がついていくような気がします。3度見た感想では、これって二つの世界が同時にパラレルに存在している。それは、どちらが現実で夢というのではなくて、両方とも現実なんだけど存在世界が違うと。しかし、双方の世界が重なる瞬間があの事故によって生まれた…。リンチはそれを微妙にブレンドし、ブルーボックスをキーアイテムとし、時間軸を操って見事にひとつの作品に仕立て上げたという。僕なりの解釈ですが。しかし、その中にもいくつもの不条理な場面が夢のように混ざり合うことによって更に耽美的な世界観が生まれているような気がしました。深いですね・・・ 10点(2002-03-06 11:13:42) |