1. バイオハザードII アポカリプス
この作品は、ゲームをやってるか、やってないかで評価の対象が違ってくるでしょうね。私は前者。だからこの作品には、アクションではなくて恐怖を求めたい。アリスが素手でネメシスに勝つなんざぁ、苦労してゲームをクリアしたモンの立場がおまへんがな。大体やね、ネメシスを倒すのに何回『You are Dead』を見たと思ってんねん。怒るでホンマ。まぁ、そんな『ゲーム組』でもジルには、まいったね。多くの人が評価しているようにゲームのまんまでした。あとリッカーの登場にも拍手。ゾンビ、ケルベロス、リッカー、ネメシスと出たから、あとはハンターと、なんと言ってもタイラント。それにクリス、クレア、レオン、レベッカ、おっと忘れるとこやったウェスカー。あれ誰か忘れてる、そうそうエイダ。おいおい、ちょっと待たんかい。こんだけ出そう思たら、3どころ違うがな。少なく見積もっても7までいかなあかんやん。先は長い。(ゲームやってない人には訳分からんコメントになって申し訳ない) 6点(2005-02-26 23:20:02) |
2. 太陽がいっぱい
《ネタバレ》 美しい映画です。照りつける太陽、紺碧の海、ニーノ・ロータの哀愁漂う音楽、そしてアラン・ドロン!これを美しいと言わずして何を美しいと表現できようか!ってちょっと大袈裟ですね。まあとにかく、男が見てもドロンの美しさは、反則ですね。今から、ふたむかし以上前の二枚目の代表ですが、今見てもキレイと思えるなんざぁ、そりゃ当時の女性には大変だったでしょう。今のイケメンが束になってもかなわないって感じですかね。さしずめ【ベッカム+(たす)ディカプリオ<(より)ドロン】ってとこですか。古っ!ラストの、手のはみ出た死体が少しずつ巻き上げられるところと何も知らず海の家のオバチャンに呼ばれてニコニコしながら近付くドロンが哀れで、何とも言えない余韻を残します。 8点(2004-05-04 20:26:56) |
3. ターミネーター2
『ターミネーター』の成功で名実ともにハリウッドのトップに立った、シュワルツェネッガーとキャメロンが1とは比べ物にならないほどの予算を投入しただけあって、1よりも面白い。液体金属で構成された体は自由自在に変形でき、一切の情を持たない新型ターミネター。漫画『寄生獣』を彷彿とさせる。確かに1より面白いのだが、ドラマを増やしたため、1のとき感じた『最後はどうなるねん?』という恐怖が、『どうやって倒すねん?』というある意味、先の見えた期待に変化してしまったところが残念である。 7点(2004-01-05 23:06:47) |
4. JFK
二十世紀最大の謎の一つをテーマにした作品。つまるところ、この映画をオリバー・ストーンの勝手なひとりよがりの推理の発表会と見るか、巨悪を眠らせないために、彼が放った痛烈な警告と見るかは、人それぞれであろう。この暗殺を扱った映画ではなく、『ドキュメンタリー』を見られる日が来ることを望む。 7点(2003-12-22 23:44:52) |
5. ジャッカル
原作や映画のオリジナルと比肩するのも失礼な駄作。劇中ジャッカルは一流のプロらしいが、一流の条件を知っているのだろうか?『10%の才能と20%の努力、そして30%の臆病さ・・・、残る40%は運だろう・・・な・・』二十世紀最大の謎、モンスターと呼ばれるデューク・東郷先生は、こう仰っていますが、このジャッカルには微塵も無い。とりあえず賛美歌13番でも斉唱して出直してらっしゃい。←ウソ。二度と出てこなくていいよ。 2点(2003-11-30 16:30:59)(笑:1票) |
6. バイオハザード(2001)
ゲームを原作とする映画の中では良く出来たほうでしょう。ただゲームの世界観は余り表現できていない。ゲームでは扉を開ける恐怖、角を曲がる緊張等、ただ歩くだけでも怖かった。タイラントが出てこないのもダメ。元々ゲームには映画的手法が使われているので、そのあたりが残念である。でも、あんだけゾンビが出てきたら、とてもじゃないがクリア出来んなぁ。 6点(2003-11-30 13:04:44) |
7. 告発
《ネタバレ》 ケビン・ベーコンの演技は、とても言葉では表せる事など出来ないほど素晴らしい。ホンマに体と精神に異常をきたしているんじゃないかと思えるほどである。スレーターとの間に友情を構築し、恐怖を振り払い、そしてラストで前かがみだった彼が背筋をピンと張って歩くところに、人間の尊厳を取り戻した姿が非常にうまく表現されている。重いテーマの中で心救われるシーンであった。名作。 9点(2003-11-09 00:03:45) |
8. ジャッカルの日
《ネタバレ》 観るものは皆知っている、ジャッカルが暗殺に失敗することを!でも引き込まれずにはいられない。ジャッカルに声援を送らずにはいられない。淡々と進むストーリーには、ある種ドキュメンタッチで観るものをグイグイと引っ張っていくパワーがある。ラストシーン、ルベル警視がジャッカルの棺の埋葬に一人立会うところ所に哀愁を覚える。 9点(2003-10-26 17:55:20)(良:2票) |