1. ロング・エンゲージメント
私は、5人の人物の誰がどうなったのか、ほとんど分からなかった。一度観ただけだと、話をすべて理解するのは難しいわ(^^;あの5人の人たちは、自分たちが所属するフランス軍によって、処刑を宣告されたんだね…。あと、マチルドと行方知れずの彼が婚約者同士というよりも、夢見がちなところがあるけどしっかり者のお姉さんと、子どもっぽさが残るまだ世間知らずの弟っていう感じに見えたな。それから、オドレイ・トトゥは田中好子とやっぱり似てると思う! [映画館(字幕)] 6点(2005-04-18 23:02:31) |
2. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月
前作は、自分はそれほど好きじゃなかったんだけど、今回のはかなり好きです!明るく小気味よく笑えたし、マークとのすれ違いの過程もリアリティがあって、二人の気持ちや言い分がどちらともよく伝わってくる感じだった。パーティ会場での誤解なんかは、ブリジットが少し考えすぎのところもあったと思うけど、スキー場でリフトから降りられなかったのをマークが気付いてもくれなかったのは、彼のやさしさは分かっていても、自分でもかなりへこむと思う(笑)ヒュー・グラントの相変わらず性懲りもないキャラは、今回ではどこか憎めない感じも(でも、ヤナ野郎だけど)。それから、いつもほとんど笑わないブッ頂づらだけど、誠実で筋が通っていて男らしいマークが、「行列のできる法律事務所」の北村弁護士に似てるかも…と映画をみているうちにだんだんそう思えてきました(^^; [映画館(字幕)] 8点(2005-04-03 23:08:18) |
3. ジョニー・イングリッシュ
面白い!私は大好きですよ~(^^。「オースティンパワーズ」なんかと違って、とことんなお下劣ネタというのは少ないから、安心して観られる度も高いし(笑)(注:「オースティン」も自分は大好きなんですが)ローワン・アトキンソンて、何ていうか、熟練したサーカスの道化役者みたいな独特の貫禄があると思う。彼の動きって、どこか芸術的な匂いも感じる…っていうのは大袈裟か!?シーンでは、やっぱ「筋肉弱くナ~ル」と「白状したくナ~ル(だったっけ?)」を間違えて打つところは特に笑えた~。伝統的な由緒ある!?戴冠式を「そこまでハチャメチャにしていいの!?」ってくらいぶち壊していたのも面白かった。それから、回転寿司屋でジョニーが食べていたのって、ウニっていってたけど、あれはウニじゃないような!?イカのゲソみたく見えたけどな。 8点(2004-12-08 00:09:56) |
4. TAXi3
なんだか、シリーズが進むにつれて、どんどんドリフっぽくなってるような…。カトちゃんとシムケンのコンビと、長さんの署長と、ゲストで登場する謎の美女!?みたいな。で、自分は嫌いじゃないですっ。下ネタには引くんだけど(笑)この映画観てると、フランス人てわりと親しみやすそうな人たちに見えてくる…かも。あと、シリーズが進むにつれて、カーアクションが「タクシー」の許容範囲を越えまくってきてるような…。改造されまくりの十徳ナイフみたいなタクシー!? 6点(2004-12-04 17:09:42)(笑:1票) |
5. ターミネーター2
中学生の頃、初めてアニメやファンタジー意外でレンタルして見た映画(当時はまだ、洋画は日本語吹替え版しか借りなかったな^^;)。初めてアクション映画で面白いと思った作品。冒頭の、ジョンのオートバイとT-1000の高速道路のカーチェイスからのめり込んでしまった。サラが、ただターミネーターに守られるヒロイン的な存在じゃなくて、自らも傷つきながら精一杯戦う姿にも感動したな~。「タイタニック」でヒロインがジャックを救うために奮闘するシーンを見たとき、この映画のサラを思い出してました。キャメロン監督作品の映画のヒロインは、(身体も)心も強くてカッコイイ!エドワード・ファーロングには私も同様クギ付けでしたよ~。公開当時、日本のカップめんのCMに出てました。日本の学生服着て(^^。 8点(2004-12-01 18:03:33) |
6. 太陽と月に背いて
実際のヴェルネールもランボーも知らないので…もうちょっと二人の詩を紹介してくれたら良かったな~。ディカプリオ君の演技、目つきが普通じゃなくて行動も逸していてハラハラさせられた。それと、犬の鳴きまねがうまい(笑)ヴェルネールと奥さん役の人も体当たりの演技ですごいと思う。あの奥さんて、もしかして実際に妊娠していて、産後にまた撮影に戻ったのでは!?と思えるほどだった。あの胸の感じなんか…。奥さんもまだ十代で、自分と同じくらいの年の少年に旦那を取られてしまうって、どんな気持ちなんだろう。同時に、夫婦の絆ってなんだろうとも思った。フランスの田舎の果てしなく広がる地平線の風景がとても幻想的。あと、あのエメラルドグリーン色の酒、飲んでみたいと思った。 7点(2004-11-14 23:48:16) |
7. 愛してる、愛してない...(2002)
《ネタバレ》 ホント、驚かされました。中盤で、ストーリーが過去にさかのぼって行く時、前半で観客側にハッキリ明かされなかった部分だけをピックアップして見せるのかなと思っていたら、冒頭までさかのぼってまた一から始まるとは意外でした。「シックスセンス」も初めとはまた別の角度から観ることができる映画だったけど、あれは観客が自分で再び観ようとしなきゃいけなかった。でもこれは、親切にも!?映画の中でいちばん初めまで巻き戻してくれて、それでいて全然クドくなく、真実が明らかにされていくにつれてどんどんのめり込んでしまう!オドレイ・トトゥの「アメリ」のときと変わらないように見える笑顔が、最後には不気味で恐ろしく見えてきた…。錠剤を壁に貼り付けて描いた絵、不気味だけど見事な出来でスゴイ、そして実際にはすぐに壊されるためにそれを造ったスタッフたちもスゴイ! 9点(2004-09-02 01:00:43) |
8. アメリ
初めて観たときは、「気持ち悪い、これがオシャレで元気になれる映画?」と思いました(笑)雰囲気がオシャレではあるけど。でも、アメリはかわいいし、とにかく彼女のキャラがとても印象強くて…あの想像力豊かなところは自分もけっこう共感できるけどなぁ。どんなに不思議ちゃんとか変人とか言われようとも。この話を作った人は、こういう子を理解していて、冷静に客観視してほのぼのとした物語の主人公に仕立て上げてくれた、心の広い、頭のいい人だと思う(ちょっと大げさかも)アメリのイタズラはすごく手が込んでいて現実離れしていると思うけど、ふと、用意周到で器用なあの見事な手腕は、漫画「こち亀」の両さんみたいと思いました(笑)ドワーフが日本にも旅行に来てほしかった! 7点(2004-07-26 01:46:47) |
9. WASABI
日本の細かい描写はかなり変だけど、東京のゴチャゴチャした街の中が、この映画ではけっこうカッコよく見えた。ジャン・レノがゲームセンターで順番に敵を倒してゆくところなんかは痛快で、アメリカ映画によくある、カジノで起こるアクションシーンを、迫力は欠けるけど日本の狭いゲーセンの中で再現してくれたっていう感じがした。あと、銀座のシンボルの建物(三越だったか!?)の時計をあんなふうにアップで映されたのを見たのは初めてだった。レノのコミカルな友達がゲーセンでノリノリだったり、わりと東京を楽しんでいたようなのが何だかうれしかった。ただ、広末涼子は着せ替え人形みたいにされてるし、ヤクザやその親分はギャグになってた^^;リュック・ベッソン監督は親日家というよりも日本のヤクザ物が好きなだけじゃないかと思う…。 6点(2004-04-02 19:23:59) |
10. アバウト・ア・ボーイ
ほのぼのしていて楽しかったです。少年が学校のステージで「やさしく殺して」を歌ってあんなにバカにされてしまうのは、昔の歌で時代遅れだからっていっても、ちょっと哀しいじゃないか…と思いましたが。「社会的な自殺」とまで言われてたけど(笑)ヒュー・グラントの軽率なグータラ男の役、少年に関わっていくうちに(というより振り回されたのか)ハートがだんだんと引き出されていくところがイイですね!薄情だけど、もともとどこか温かみが感じられるような人でもあって、だから少年に好かれた(利用された)のか!?最後に、改心して仕事について社会の大勢の一員になるというんじゃなくて、ボランティア活動を熱心に始めたところは、自分の生き方のスタイルにいい意味でけっこうこだわりを持っているように感じられて自分は好感が持てました! 8点(2004-03-18 00:14:51)(良:1票) |
11. アザーズ
この映画は、効果音で驚かせたりする演出も多いから、ビデオやDVDで観た人であまり怖くなかったという感想があるのも分かります。私は劇場公開時に映画館で観たんだけど、その時の怖さといったら…。光を入れてはいけない屋敷の中と、映画館の暗い館内がうまい具合に一体化して、音もサラウンド効果で前後左右から聞こえてくるから、あたかも自分もあの屋敷の中にいるような気がしてくるんです。よく遊園地や大きなゲームセンターにある、お客がヘッドホンを付けて臨場感を味わう「恐怖の館」のアトラクションみたいな感じでした。映画の中の人物がカメラ目線というか、こちらを向いた演技のとき、自分が見つめられているように感じてしまったり、観ているうちに心細くなってきて、周りにも人がいるはずなのに思わず辺りを見回したりしてました(笑)でも、そういうホラー映画としての効果だけが優れているんじゃなくて、内容も深くて色々考えさせられた…。ニコール・キッドマンの演じた母親の哀しさが伝わってきて、やりきれない気分だった。救いのない終わり方だったし。あと、変な言い方かもしれないけど、死者の立場を誠実に描いた映画だと思いました。「シックスセンス」は死者の表現がおどろおどろしく不気味で、内容は真面目だけど、かえって死者をどこかしら愚弄しているような印象が私にはあるのですが、この映画はそういう描写をしていないし、彼らはホントについさっきまで生きていて依然感情を持っている同じ人間なんだと思わせられました。 8点(2004-02-15 03:02:07)(良:2票) |
12. TAXi2
エミリアンが今回の話ではあまり出る必要がなかったというか、脇を固めるひょうきんなキャラの一人っぽくなってしまってたと思った。あと、一作目みたいな、主人公と彼女の絡みのシーンがなくてちょっとホッとした。日本人の描写は滑稽だけど、あえておかしな表現をした感じもする。日本語のセリフなんかリアリティがあったと思う。フランスでは日本のことを(現代の日本も、昔の日本も)結構正しく理解してくれているほうだという印象があるんだよな。観ている時に、トリビアの泉でやっていた「パリのカフェではカニかまが食べられる」という話を何となく思い出した…。 6点(2003-12-20 02:20:40) |
13. TAXi
やっぱり、スクーターや車を走らせるシーンが気持ち良かった!最初に流れるあの音楽が、観てから数日間、ずっと頭の中で流れてた。エミリアンのお母さんのキャラが可愛いかった。 7点(2003-12-01 18:27:12) |