1. コーラス
サブタイトルをつけるとすると・・、「歌うニュー・シネマ・パラダイス(あっさり風味)」 [映画館(字幕)] 6点(2005-05-31 00:31:27) |
2. 真実のマレーネ・ディートリッヒ
「情婦」を観て、演技とはいえ、あの気丈さはどこからくるのだろうと思っていましたが、この作品を観て、疑問が解消されました。辛い経験が演技に生きている。「情婦」ファンは是非観て欲しい。 6点(2005-01-14 21:59:08) |
3. みなさん、さようなら(2003)
黒澤監督の「生きる」は「死」に直面した人間の描き方があまりにもステレオタイプだったのに比べて、この作品はシュールに描かれている。その点で非常に好感が持てる。 6点(2005-01-06 20:54:03) |
4. 華氏451
通常、過去の名作のビデオは「字幕版」しかないことが多いが、本来、これは「字幕版」で観てはいけない作品。吹き替え版もしくは原版で観なくてはトリュフォーのこだわりが無駄になり、意味がない。別の言い方をすると、「ロスト・イン・トランスレーション」を「吹き替え版」で観るのと同様に意味がない。ビデオの販売元がトリュフォーの制作意図を理解していれば、吹き替え版を販売しているはずなのだが、その点で気が利かないと言うしかない。 8点(2005-01-05 00:24:30) |
5. スリ(1959)
期待していた程ではなかった。気づいたら終わってた感じ。まるで、知らない間にスリにあってレンタル料をすられた気分だ。 5点(2005-01-04 20:19:36) |
6. 2046
<映画冒頭のキムタク・ナレーションの真意はこういうことなのかな?> 2046を観に行く全ての客の目的はただ一つ、なくした映画の感動を取り戻すため。しかし、2046に行っても何も変わらなかった。それが本当であることは、みんな知っている。2046から帰ってきたヤツは(キムタク以外にも)大勢いるのだから・・。 もし、誰かが2046上映中の映画館から出ようとしたら、どのくらいの時間がかかるのだろう。(30分程度で)簡単に出ていける者もいるだろう。でも人によっては、かなりの時間がかかる(1800円払っているのだから)。 もうどれくらいの時間、この映画を観ているのか(退屈すぎて)忘れてしまった。なんかすごくさみしくなってきた。 (途中で退席した人は)どうして2046から途中で出てきたのか聞かれるたびに曖昧な答えをしてしまうだろう。 今なら、誰かに知らせたい映画のコメントを持った人はレビューサイトにアクセスし、映画を見つけてそこにレビューを書く。その中に「この映画はひどい・・」等と文句を言い、それからサイトをログオフする。そうすれば、そのコメントは永遠に誰からも知られることになる。 昔、映画で感動したことがある。しばらくして、その感動はなくなった。2046へ行ってみた。もしかしたら、そこで感動が待っているのではないかと思った。でも感動を見つけることはできなかった。この映画が感動できるものだったのか考えずにはいられない。でもきっと答えなんてないのかもしれない。この映画の感動は知られることのない秘密のことのようだ。 「~この映画は全部生ぬるい~」 (キムタクのナレーションをもとにSTYX21が脚色) 4点(2004-11-05 06:47:18)(笑:1票) |
7. 霧の中の風景
立ちこめる霧の中にそびえ立つ1本の木・・。絵画にして部屋に飾っておきたい・・。 6点(2004-07-28 23:14:18) |
8. クリムゾン・リバー
「映画優生学」の見地から、監督、脚本、俳優の全てで現在のフランス映画界の優秀メンバーを集め、「掛け合わせて」できたのがこの作品。でも、できあがった映画を見ると、何が悪かったのか、残念ながら成功とは言えないようです。一番気になったのが、ジャン・レノが「犬嫌い」という設定。「オバQ」じゃあるまいし・・・(笑)。「純血」のはずが、「藤子不二雄」的発想が「混在」したのが、悪かったのかもしれませんね。 5点(2004-06-08 00:14:07)(良:1票) |
9. ストレイト・ストーリー
《ネタバレ》 野球に例えると、いつもナックルボールばっかり投げて打者を翻弄しているリンチ投手が、「今度はストレイト(直球)だよ」と宣言して投げたのが、この映画。確かに投げられたボールの軌道は、本当に「ストレイト」。でもリンチのことだから、直球と思わせておいて、手元で変化する「カットボール」なのでは?と余計な事を考えていたら、本当にただの直球でした(でも球のキレは、さすがに良かった)。結局、いつものように翻弄されてしまいました(笑)。だったらもう、いっその事、いつも「ナックルボール」でいいよ、リンチ投手・・・。 7点(2004-05-22 12:12:45) |
10. パピヨン(1973)
「大脱走」と本作に主演したスティーブ・マックイーンが、もし犯罪を犯して刑務所へ入ることがあったとしたら、たとえ模範的な振る舞いをしていても、要注意人物として常にマークされることだろう。 6点(2004-05-08 18:14:36)(笑:1票) (良:1票) |
11. トランスポーター
多少の期待はあったが、結果的には例の「ドッカ~~ン!!」のシーンしか印象に残らない。 4点(2004-05-01 21:54:18) |
12. ジョニー・イングリッシュ
良くも悪くも、ローワン・アトキンソンらしい作品。酷評する人も多いようだが、いったい何を期待しているのだろう。彼の作品にこれ「以上」も「以下」もない。 4点(2004-03-12 23:43:18) |
13. シティ・オブ・ゴッド
やりたい放題の少年達。理性のかけらもない。人間というより動物のような彼ら。同じ殺し合いでも「ゴッドファーザー」とは映像面を含めてあらゆる点で対照的。比較しながら見ると興味深い。 7点(2003-12-31 22:28:34) |
14. デリカテッセン
4点(2003-12-11 00:04:13) |
15. 鬼火(1963)
5点(2003-12-04 23:59:20) |
16. 告発
5点(2003-12-04 23:54:07) |
17. 桜桃の味
6点(2003-12-04 23:03:01) |
18. イル・ポスティーノ
6点(2003-12-04 23:01:12) |
19. 気狂いピエロ
タイトル「気狂いピエロ」とは、ゴダール自身のことか? 6点(2003-12-04 22:56:34) |
20. アレックス
カメラワーク、時間軸等、ヤリタイ事はよく分かるが、あらゆる意味で「あからさま」すぎる。素人か二流監督が考えそうな映画。極めて不快。 1点(2003-12-04 22:49:19) |