1. ぼくの伯父さんの休暇
その日たまたま買って読んでいた本が椎名誠さんのエッセイ。で、そのエッセイで軽く「私の1番好きな映画」と触れていたのが本作品。その本を読み終わった後別の本を読み始めたので、この事を忘れていたのですが、レンタルビデオ屋に立ち寄った時、思わず目に止まったのも本作品。これを運命と言わずして何と言おう。コメディ映画だという予備知識もなしで観始めたので最初は戸惑っていたのですが、観ているうちに徐々にこの映画のペースに嵌まっていました。 8点(2004-03-01 11:21:35) |
2. ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
痛い。見た目も痛いが、愛し合う2人の展開も痛い。かなりストレートなラブストーリーだと思う。「ね~ぇ、私のどこが好き?」などという恋愛とは違う。「好きだから好き!」という駆け引きもなにもない直球勝負かつ体力勝負の恋愛である。ある意味羨ましく思える。若いっていうのはイイの~。 8点(2004-02-25 14:16:41) |
3. トト・ザ・ヒーロー
《ネタバレ》 う~ん、皆様の評価が異様に高いので観たのですが、どうやら以前にも観ていたようです。切ない映画です。で何が切ないかというと、(被害)妄想癖、偏執狂、内省的でなく自己中心な主人公トマが、老境の域に達するまで『悪かったのは自分自身だった』と気付かなかったというところですかね~。思わず「いい年してそれかいっ!」とツッコんでしまった。なので主人公トマより金持ちのアルフレッドの方に憐憫の情を感じてしまいました。 7点(2004-02-24 13:53:22) |
4. パリ、テキサス
今回でこの映画を観るのは3回目。皆様の評価の高いのが意外です。かく言う私もそうなのですが・・・。この映画の魅力って何でしょうか?ストーリーに独創性があるわけでもなく強烈なオチもなし。映像を含めたテンポにも起伏が少ない。ですので、人によっては結構好き嫌いの分かれる映画かと思っていたのですが。自分にもよく分からないので、ただ単に『好きな映画』として位置付けています。観終わった後の気分が良いことは確かですので。今回観て気になったのは、ラストの方で主人公トラヴィスがジェーンに語る部分。一部内容がニュースステーションのオープニング曲にもなっている『U2』の『Where The Streets Have No Name』の歌詞と似ているのですが、この映画にインスパイアされたのでしょうか? 10点(2004-01-13 13:44:24) |