1. キャメラを止めるな!
大好きな「カメラを止めるな!」のリメイクとの事で、公開初日に見に行くくらいには楽しみにしていたのですが期待ハズレでした。オリジナルほぼそのまんまで、本作ならではの面白さが無いのは残念でした。 [映画館(字幕)] 4点(2022-07-16 00:08:39) |
2. ターミネーター2
そう言えばまだレビューしてなかったなと言う事で久しぶりに見直しましたが、やはり面白いですね。アクション、スリル、ストーリー、ドラマ、どれもが高レベルで纏まっています。リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)の熱演やロバート・パトリック(T-1000)の恐ろしい眼光など役者陣の働きも光ります。終わり方も切なく美しく、素晴らしいです。 私の中でターミネーターシリーズはここで完結しています。別監督がこれをぶち壊しにした続編など要らんのです。 [インターネット(字幕)] 10点(2021-03-03 14:24:50)(良:1票) |
3. 9人の翻訳家 囚われたベストセラー
途中まではミステリーとしてそれなりに楽しめました。ですが、オチがちょっとズルかったかな。良作1歩手前と言った感じ。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-01-26 10:02:10)(良:1票) |
4. ユナイテッド93
主人公を設けず、イデオロギーや脚色を極力加えずに事実を淡々と描いている(ように見える)作りに好印象を持ちました。娯楽映画ではありませんが、飽きる事無く最後まで見ることが出来ました。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-09-12 20:19:36) |
5. ジョニー・イングリッシュ
外出自粛で陰鬱としていた気持ちを笑いで吹き飛ばそうと期待して見ましたが、あまり笑えませんでした。キタナイ場面もあるので、カレーを食べながら見る事はお勧めしません。3部作の中ではこれが一番評価が低いです。 [DVD(字幕)] 5点(2020-04-26 23:02:40) |
6. マルホランド・ドライブ
《ネタバレ》 初見時は意味が分からなくて「不思議と惹きつけられる雰囲気はあるけど、面白いのか?これは」という感想でした。しかしあまりにわけが分からないので解説サイトを見て回った所、この映画の構造がある程度分かりました。それからもう一度見直すと、成程、面白さが見えてきました。このサイトでは分類はサスペンスになっていますが、ラブストーリーでもあるんですね。 あとナオミ・ワッツが良いですね。おっぱいも含めて魅力的でした。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-01-21 17:25:05) |
7. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 今までの人生で――と言ってもようやく折り返し地点が見えてきた程度の歳ですが――最高の作品でした。見終わってから思うと、この映画を見るのに最高のタイミングだったように思います。アルフレードとトトの友情が、いや、途中からはもう親子でしたね。素晴らしかったです。 トトが村から出て行く時の駅でのシーン、アルフレードは「戻って来るな」「手紙も書くな」「私達の事は忘れろ」と突き放します。トトは言葉の真意を汲み取って「ありがとう」と返します。それだけでも良いシーンなのですが、電車が走り出した所で神父が到着して「トトー!トトー!」と叫ぶのがね・・・もうね。あそこで神父が出てくる必要性は無いんですよ。なのに何故出したのか?あれがアルフレードの心の叫びを表現したものだと理解した瞬間、涙が止まらなくなりました。最高の友達を失ってでもその人の幸せを願う、そんな事が出来るのはもう親ですよ。 帰郷してからの、昔を懐かしむシーンも良いですね。朽ち果てた映画館を見て回るシーンや、アルフレードとの思い出が詰まったフィルムを見ているラストシーン、台詞は付けずに俳優さんの表情だけで表現しているのがまた沁みます。 音楽も素晴らしいです。サントラを聴きながらこのレビューを書き終わる所ですが、また涙が溢れて来て止まりません。あーもう!今日は選挙があるから出かけなきゃいけないのに~(泣き笑い [ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-10-22 14:19:01) |
8. 告発
《ネタバレ》 月並みな言葉になってしまうが、罪とは?罰とは?正義とは?と考えさせられる作品である。 作中のヘンリーの「飢えた妹のためにやった5ドルの窃盗」の罪に対して「懲役25年」の罰はあまりにも不当であろう。獄中での拷問も理解不能な程に酷いが、それに対してグレン副所長が受けた罰は十分だったとはとても思えない。 また、作中でのジェームズ弁護士の働きは正義と言えると思うが、現実には詭弁を弄して荒唐無稽な無罪主張をする自称人権派弁護士も居るわけだから難しい。 今一つスッキリしない部分もあるが、後味は意外と悪くない。もぎ取った勝利を携えて、背筋を伸ばして歩くヘンリーの姿が印象的だったからだろうか。緊迫感のある法廷のシーンも良かったし、映画としては十分に楽しませて貰えた。 なお、視聴後に本作のモデルとなったアンリ・ヤングのケースでは、罪状は人質を取った銀行強盗であり獄死もしていないと知り、少し気が楽になった事を付け加えておく。 [DVD(字幕)] 8点(2017-07-20 01:04:25) |
9. シティ・オブ・ゴッド
《ネタバレ》 これが実話って辛いですね・・日本に生まれて本当に良かったと思います。我々から見た非日常が日常として描かれている事に強い違和感を覚えます。最後も"これで終わったわけじゃない"ですし。 視野が広がって勉強にはなりましたが、映画として面白いか?と問われるとそこまでではなかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2016-04-09 16:48:14) |
10. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
何なんだこの映画は。アクション・コメディだと思って見たら、サスペンスであり少々のスプラッタでもあった。どうしよう、笑えばいいのか息を飲めばいいのか分からないぞ。こう言うのをブラックジョークと言うのだろうか。監督から「お前らは俺のセンスに付いて来られるか?」と言われているような気分だった。個人的にはコメディならコメディ、サスペンスならサスペンスで集中させて欲しいかな。 ユニークな映画だとは思うが絶賛する程ではない、そんな凡人の感想でした。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-03 20:43:27)(良:1票) |
11. 太陽(2005)
《ネタバレ》 ほとんど抑揚の無い間延びしたシーンが延々と続く。ラジオの音や虫の羽音は耳につくし、イッセー尾形の口の動きは生理的な嫌悪感を受ける。(何か意図があってそうしているのかも知れないが)肝心の人間宣言はエンドロールの音楽にかぶさって聞こえない。私は日本人であり日本が好きであるが、本作の映画としての評価は低くならざるを得ない。現人神ではない人間の昭和天皇を見ることが出来たという点だけが収穫だったように思う。 [映画館(字幕)] 3点(2006-10-01 01:16:03)(良:1票) |