1. キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
大統領に恋した少女が、ノートに自分の名前と大統領の姓を合体させて「Mrs.Arlene Nixon(はあと)」なんて書くシーンがあって、この辺りの感覚は洋の東西を問わないんだなぁ、と妙に関心しました。 7点(2005-01-19 14:28:38) |
2. 白いカラス
こんなに豪華なキャスティングなのに、何でこんなにショボイ映画なの? 心に傷を負った者同士が理解しあう過程が大事だと思うのに、バイアグラ効果のようにしか見えなかったのが残念。 3点(2004-11-12 13:24:55) |
3. パンと植木鉢
《ネタバレ》 面白い! ずっとドキュメント風で行くのかと思ったら、監督が従姉妹の家を訪ねるあたりから急に「ドラマ」が割り込んでくる。そのスリリングなこと!「カンダハール」にもあったこの監督の虚実ないまぜな作風の虜になりそう... 8点(2004-11-12 13:19:45) |
4. バーバレラ
「オースティン・パワーズ」とか「CQ」とか、この作品に影響を受けたような作品は割りと好きなんですが、遡って見てみるとなぜか今ひとつ乗れません。音楽(これまたピチカートファイヴっぽい!)や美術は良いと思いましたが。ところで、ジェーン・フォンダ、今は何をなさってるのでしょうか? 10年位前にテレビでお見かけした時は、当時の旦那のテッド・ターナーがオーナーを勤めるアトランタ・ブレーブスのワールド・シリーズの応援を夫婦揃ってやってましたが... 3点(2004-03-25 01:50:41) |
5. 華氏451
《ネタバレ》 書物が「善」で映像等のイメージが「悪」、という単純な構造ではなく、大事なのは真実を求め、そして自分の頭で考え、行動する姿勢のこと。映画の中の人々は情報を与えられるだけで、自らそれを求めようとしない。壁面テレビの「いとこ」たちから与えられる意味のない映像は秀逸。だけど一方、Montagが熱中して読むのは内容的にはどーでもいい表紙の扉に書かれた出版社の住所だったり、百科事典の「犀」の欄だったりする。もちろんキーとなるシーンでは、ちゃんとした本のちゃんとしたフレーズを読むのだが、こういうシーンは要らないのではないか? ラストの森のシーンは見ていて辛い。「暗記」という手段を取らざるを得ないこと。本来、かすかな希望を抱くシーンであるはずなんだろうが、僕は絶望感に囚われた。余計なお世話だけど記憶は変わるよな… ところで、素朴な疑問だが、本を読んだことの無い人たちが、なぜ字を読めるのだろう? 徐々に禁止されていったのかな? 5点(2004-03-19 14:13:04) |
6. 007/ムーンレイカー
冒頭のスカイダイビング、かなり良かったので期待してたのに… 「二度死ぬ」同様、ツッコミを楽しむための作品。アマゾン(赤道直下)、イグアスの滝(ブラジルとアルゼンチン国境)マヤの遺跡(グアテマラ)と地理関係は無茶苦茶。とりあえずブラジル人は怒ったほうが良い。 6点(2004-03-17 12:05:26) |
7. 去年マリエンバートで
紙芝居...ビデオで5倍速サーチで見ると丁度良いです。 5点(2004-03-16 15:15:33) |
8. ロシュフォールの恋人たち
《ネタバレ》 ツッコミどころもいっぱいあるけど、コメディだと笑って許せてしまうのが不思議。「遅刻しそう!」といいながら、姉が歌いだすとそれにあわせて歌い踊る妹とか、新聞のトップ記事はそっちじゃないだろうとか、「Madam Dame(マダム・ダム)」になるのが嫌なくらいで婚約を破棄したということだが、それでは「オダ」姓や「ミズタ」姓に嫁ぐかもしれない全国の「マリ」さんの立場は(笑)とか。ジャック・ペランの爽やか好青年振りにもビックリ! 9点(2004-03-16 14:34:04) |
9. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 母親と宝石商のキャラゆえに、戦争と言う不条理によって、若い二人が引き裂かれてゆく悲しいお話のはずなのに感情移入できない。な~んにも知らないうちに「理想の女性」とかいう男は信用できない。猛烈に押すわけでもなく、何ヶ月かに1回、顔を出すだけ。僕にとってホントの不条理はこの二人だ。GuyがMadeleine には秘密で息子に「フランソワ」と名づけてしまうのも辛い。もし女の子だったら「フランソワーズ」になっていたんだろな。 6点(2004-03-16 14:27:12) |
10. 小さな中国のお針子
《ネタバレ》 少年二人は村に留まった後、下放政策から解放され、現在はともにそれぞれの分野で成功者として名を成している。彼らが与えた「自由」の魅力に取り憑かれたか、それとももう村にはいられないと感じたか、村を飛び出したお針子の行方はわからないまま。彼女が村を出た覚悟がどの程度のものだったのか、その後、どんな苦難が彼女を襲ったのかは一切描かれていない。却って村を出たことで不幸になっているような気がして、そこがとても皮肉のようにも思える。 8点(2004-03-15 16:46:21) |
11. 8人の女たち
「雪に閉ざされたお屋敷」+「殺人事件」で、「Wの悲劇」を連想したのは僕だけ? メイドが死体を見つけた時に、ヴェルディの「レクイエム」が流れれば完璧でした。 8点(2004-03-08 18:06:02) |
12. 恋するシャンソン
冒頭の歌は確かに面白かったけど、映画一本このアイデアで引っ張るのは無理があるような気が... ただ「あまい囁き」は久々に細川俊之と中村晃子のカバーバージョンが聴きたくなりました。 5点(2004-03-08 14:23:01) |
13. ジョニー・イングリッシュ
冒頭から「ロシアより愛をこめて」っぽくて思わず、ハートをわしづかみされてしまいました。あとは筋弛緩剤自分に打っちゃってヘロヘロになるシーンがお気に入り。 7点(2004-03-08 14:10:49) |