4. ジャンヌ・ダルク(1999)
ジャンヌ・ダルクという聞きなれた題材をうまくまとめている。特にジャンヌを描く際の視点が良い。使い古された題材だけに、ある意味この切り口、見せ方が王道になりつつあるのかもしれないが、全体的によくまとまっている。映像も良い。ゆえに作品時間の長さも気にならなかった。後半が冗長との意見も多いが、演出はともかく、あの部分がなければ作品のクオリティははるかに落ちる。後半にこそ、リュック・ベッソンがこの作品を作るにいたったモチベーションがあるのではないだろうか。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-13 17:08:41)(良:1票) |