1. 灯台守の恋
地味ではあるものの、映画的な魅力に溢れる愛すべき作品です。切ないストーリーもさることながら、灯台を望む海の風景や嵐の場面の迫力など秀逸で、上り坂の向こうに見える灯台の景色は小学生時代を灯台のある街で過ごした私にとって、特別思いいれのある場面でした。小物(アコーディオン、猫など)の使い方などのうまさには思わず「うまいなあ」と感心。大人の恋愛の話であるが、こういう作品を若い人にもどんどん見てもらいたいと感じました。 [映画館(字幕)] 9点(2006-05-07 09:25:53)(良:2票) |